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え?こんなに違うの・・・日本と海外の「奨学金制度」の違い

奨学金制度の話。日本と海外がこんなに違うなんて知らなかった。意外にこういった当たり前が、世界単位で見ると違うことがたくさんありそう。

更新日: 2016年05月27日

mongorian346さん

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OECD(経済開発協力機構)という国際機関ご存知ですか?

加盟している国は日本も含め、北米、ヨーロッパなど先進国が多く、そのため「先進国クラブ」などとも呼ばれています。

OECDでは毎年「OECD:education at a glance」という各国の教育の実態に関する本を発刊している。

下にあるのがデータ。

4つのグループに分けることが出来るわけですが、一つだけポツンとしているのが日本でであり、大学の学費という点において、世界の中でもとりわけ過酷な状況に位置しているのが日本

授業料が安く、奨学金も充実しているグループ・・・・北欧⇒ノルウェー、デンマーク、フィンランド、スウェーデン

授業料が安く、奨学金が充実していないグループ・・・大陸ヨーロッパ⇒スペイン、イタリア、スイス、メキシコ、フランス、ベルギー

授業料が高いが、奨学金が充実しているグループ・・・アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド

日本は、授業料が高く、奨学金も充実していないグループに属する

日本は教育費の公的支出が少ない

OECD各国で2番目に低いもの

日本では国が教育にカネを出さない、ということですね。

赤の棒グラフ(公的支出、すなわち国)

私費支出の割合(家庭)

国がまともに大学学費への援助を出さないから、親が苦労して子供の学費を捻出しているということです。

もう少し硬い言い方をすると、
日本では国家による高等教育(大学教育)への支援が極めて貧弱で、学費は各家庭への負担が大きいということ

世界基準では奨学金とは「返済不要であり給付されるもの」のことを指します

日本のように返済しなくてはならないものは「学生ローン」と呼ばれます。

日本において
純粋な「奨学金」が全体に占める割合は0.6パーセントにすぎません。

日本での「奨学金」の用法は世界基準にさらせば、詐欺です。

日本のような学費が高くそれでいて奨学金制度も脆弱な国は、世界ではマイナーであり、異質な存在である

大事な大事な条約をずっと留保し続けている

国連総会で採択された規約として国際人権規約というものがあり、
日本は1979年にこの条約に加わりました。

その中に「高校と大の学費を段階的に無償化すること」を定めたA規約(社会権規約)第13条というものがありますが、日本は未だ留保している

同条項を留保している国は、条約加盟国160カ国のうち、日本とマダガスカルの2カ国だけです。

何やら裏がありそう、と考えてしまう。笑

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「海外の話」、「あるあるネタ」、「言葉集め」についてまとめていきたいです。