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鈴虫の飼い方

鈴虫の飼い方(冬越し・食べ物・産卵・ふんの掃除)。まずは、飼育ケースと飼育マット、流木や炭などの止まり木を用意して下さい。ふんの掃除は特にしなくていいでしょう。秋に親虫がすべて死んだ後で、マットの上面の汚れをけずりとればいいのです。

更新日: 2019年08月18日

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lletee127さん

用意するもの

・飼育ケース(水槽など)【必需品】

・飼育マット【必需品】

・流木や炭などの止まり木(鈴虫は黒い物を好み、炭には消臭効果も有るのでオススメ)【必要品】

・素焼きの植木鉢の割れた物(鈴虫は暗い所を好むので隠れ場所を作ると良い。流木等でも代用可)

フタは外敵が入らない様な編目の物を使う。

野菜系のエサは、ナス、キュウリなどを出来れば毎日交換する。

粉末のエサはタンパク質の多い「市販の粉末のエサ」、カツオ節、煮干し等を使う。

スズムシマットは市販の物でも良い、なるべく厚めに敷く(5~6cm)。

マットが乾かないように、霧吹きで鈴虫に直接掛からないように噴霧する。

鈴虫は暗い所を好むので炭や流木、素焼きの植木鉢の割れた物で暗い場所を作る。

炭は、飼育ケース内の湿度調節や消臭効果、止まり木としても使用できるのでオススメです。

飼育ケース

昆虫飼育用に市販されているプラケースが最も適しています。

スズムシは密度が高くても飼育可能ですが、動物質の餌がないと共食いし易くなりますので、可能であれば大きめのケースでゆとりを持って飼育するのがよいでしょう。

えさ

人工飼料が最も手軽です。スズムシ・コオロギ専用として販売されています。

人工飼料のような粉末状の餌や鰹節などは、マット上に撒いたりするとすぐにカビが生えて腐りますので、必ず餌用の皿などの上に入れて与えてください。

ナスやキュウリも餌になりますが、マットに付かないように串に刺して与えます。

ただし、腐りやすいので小まめに交換する必要があり、飼育が面倒になりますので、人工飼料を与えているのであれば特に与えなくても大丈夫だと思います。

ケース内の湿度によっては、餌にカビが生えやすくなりますので、できるだけ通気をよくしてください。

飼育温度

日本の昆虫ですので、常温で構いませんが、出来るだけ風通しの良い場所がよいでしょう。直射日光が当たる場所は厳禁です。

飼育数について

多頭飼育も可能ですが、足場も無いほどの密度では傷付けあったり、体力を消耗し易く好ましくありません。

ペアリング

雌雄一緒に飼育しますので、ほっとけばいつの間にか交尾しています。

産卵

♀は長い産卵管をマットに突き刺して直径3mm程の黄色く細長い卵を産み付けます。

卵はケース側面から、見えることも多いので、よく観察してみてください。

卵はそのままにしておき、来年の5~6月に孵化します。

成虫は冬になると死んでしまいますので、死骸や餌を片付けた後に、乾燥を防止する為に、ケースと蓋の間に保湿シートや新聞紙などを挟んで乾燥を防ぐとよいでしょう。

越冬中はマットを凍らせないようにご注意ください。

飼育上のご注意

ペットショップで販売されているスズムシは元々、繁殖を重ねて血が濃くなっており、近親交配の為に孵化率が下がる可能性がありますので、交配用に種親を購入するのが最も安全であると言えます。

-(卵の)保管方法-

1.まず始めに、飼育ケースの中の死骸やゴミなどを取り除きます。

2.十分霧吹きをして、飼育ケース内の湿度を保つようにサランラップでフタをします。

3.飼育ケースを温度変化のあまり無い暗い所に保管します。

4.たまに飼育ケースの中を確認してマットが乾いている様であれば霧吹きをする。
産卵後約2ヶ月以降は自然にマットが乾きカラカラになってもそのままで大丈夫です。(卵は仮死状態)

5.(4月頃になると)スズムシが生まれてくるまで絶対に飼育マットが乾かない様に注意して霧吹きをします。

6.外気温が25℃を超える様になると孵化が始まります。
(5月~6月、気温によって変わります)

7.孵化が始まると、しばらくの間は、毎日の様に生まれてくるので、毎日欠かさずチェックしましょう。

産みたての卵はデリケートなので掘りおこしたりしないほうがいいです。

卵を掘りおこして別の容器に移さなければいけない必要がある時には、僕は真冬まで待ってから行うようにしています。

こういうことを行う場合に、産卵後どのくらいの期間待ってから行えばいいのか、正確にはわからないのですが・・・。

↓ 鈴虫はカビの生えたえさや、腐ったえさを食べてもお腹をこわさないし、健康状態にも問題がない?

カビの菌糸は栄養価が高く、カビの菌糸だけを食べて、鈴虫は成長し、生き続けることができます。

何年か前に、マルカンの鈴虫の卵を買いました。
いっせいに51匹生まれてきて、それを同じ大きさの二つの飼育ケースに25匹と26匹に分けて入れました。

一つの飼育ケースは、二日に一度、新鮮なえさと取り替えました。
もう一つの飼育ケースは、カビが生えようが、激しく腐ろうが、ほったらかしてみました。
(一ヶ月に一度だけ、新しいえさを与えました。)

成虫になってから、鈴虫の体の大きさ、健康状態(体の動き)、鳴き声の美しさなどを比べてみました。
非常に違う育て方をした、この二つの飼育ケースの鈴虫たちは、どれをとっても、全く差異がなかったのです。

もちろん、対照実験として成立するように、えさ以外の条件はすべて同じにしてありました。

カビの生えた飼育ケースを部屋においておくと、人間の体には悪いはずなので(たぶん僕は早死にするでしょう笑)、まったくおススメはしませんが、こういう事実があることだけ、ご参考までに。

こういう実験をすることだけでも、激しい批判がありそうですが・・・

↓ コバエ対策には「めんつゆトラップ」?!

Q.コバエが発生しなくなる、少なくなる、何か良い方法があればアドバイスをお願いします。

A.「めんつゆトラップ」もいいですよ~ ↓

http://kekesun.jp/4369.html

コバエは人体に影響を及ぼすような害はないそうですけどね~

↓ 飼っている鈴虫を野生化できるか?

「飼っている鈴虫を野生化できるか?」ということに関しては、多くの人が考えたことがあると思います。
つまり、飼育ケースで飼っている鈴虫を自宅の庭とか、近所の草むらに放して、そこで増えてくれないか、というような期待ですね。

鈴虫の野生化について、以前、「松井スズ虫研究所」の所長さんと、電話でお話させていただいたことがあるので、その内容について書いてみたいと思います。

松井スズ虫研究所では、販売のためにたくさんの鈴虫を育てていますが、足などが取れて販売することができなくなったものを、研究所近くの草むらに放っていたそうです。
すると、その場所で自力で繁殖するようになったそうです。
つまり、野生化に成功したわけですね。

所長さんから聞いた、庭などに鈴虫を放して、そこで生き延びさせるポイントを書いていきます。

①木の箱で隠れ家を作る。

雨よけとして、また天敵に食べられるのを防ぐため、これが重要なポイントとなる、ということでした。
庭や、自宅の家の建物の構造上、隠れ家になるようなものがあるなら、必要がない、ということでしたが、もしないのであれば、隠れ家を作ってやることは必須、だということでした。
ダンボール箱でもいいのですが、雨にさらされるとやがてくずれるので、木の箱のほうがいいそうです。

でも、木の箱ってどうやって手に入れたらいいんだろう。
自分で作るのかな・・・
犬小屋でも買いますか・・・

↑ 壊れた植木鉢をたくさん使うのもいいかもしれませんね。

②ある程度、たくさんの数を放す。

新しい野外の場所に鈴虫を放って、そこでちゃんと代々生きていけるようにするには、ある程度の数が必要です、ということでした。
そんなに広くない区画でも、最低でも100匹は必要だ、というように言っていたように記憶しています。
やはり、数が少なすぎると、(近親交尾を繰り返して)遺伝子的に近くなりすぎるのが問題らしいですね。

ということは、毎年違う血統のものを、同じ場所にどんどん足していくと、より良いわけですね、それもできるだけたくさん。

③野生の遺伝子を持っているものを野外に放す。

これは、所長さんと電話で話した時に出た話題ではないのですが、僕が感じていることです。
やはり、累代飼育を続けてきた個体と、野生個体とでは、敏捷さや生命力・繁殖力に大きな差があります。
野外に鈴虫を放って、そこに定着させて繁殖させるためには、野生の遺伝子を持つもののほうが、可能性が高くなるはずです。

野生の鈴虫を手に入れることは難しいですが、「松井スズ虫研究所」の鈴虫は、野外で生きていく力を十分に持っています(経験済み)ので、野外で鈴虫を増やしたい場合は、ここで買うといいと思います。

↓ 鈴虫飼育に使うマット、何がいい?

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