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平気でネットにデマを流す!?知的クリーチャーとは?

他の人たちが傷つき心を痛めるような、または秩序を乱すデマを平気でツイートで流すなど、もはや犯罪とさえ言える行為を平気でする知的クリチャーは、熊本地震でも悪質なデマを流しても悪意を感じていないから発信者元を隠さない。SNSの自浄作用が働きすぐにデマとバレても何食わぬ顔だから厄介です。

更新日: 2017年03月22日

egawomsieteさん

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■地震直後「ライオン放たれた」 投稿の男性、不起訴処分

昨年4月の熊本地震直後に、「動物園からライオンが放たれた」とツイッターに投稿し、熊本市動植物園の職員の業務を妨げたとして偽計業務妨害の疑いで逮捕された神奈川県内の男性(21)について、熊本地検は22日、不起訴処分(起訴猶予)にしたと発表した。地検は「諸般の事情を考慮した」としている。処分は21日付。

 熊本県警によると、男性は昨年4月14日の前震の約25分後、インターネットで入手した街中を歩くライオンの画像とともに「地震のせいでうちの近くの動物園からライオン放たれたんだが 熊本」と投稿。これが拡散し、動植物園の職員に多数の電話対応をさせた業務妨害の疑いで、7月20日に逮捕された。

 男性は逮捕時に容疑を認め、「見た人をびっくりさせたかった」と話したという。7月22日に釈放後、地検が任意で捜査していた

■宮城・福島の津波警報でデマ 東日本大震災の写真使い「津波やべええええええ」

11月22日5時59分、福島県沖を震源とする地震があった。TwitterなどのSNSで共有される情報には、今回もデマが紛れている。【BuzzFeed Japan / 井指啓吾】

たとえば、7時41分、「津波やべええええええ!!!!」という文言とともに投稿された写真

実際には、東日本大震災時に撮影された福島第2原発1号機南側の様子だ。東京電力の提供写真として、過去に毎日新聞や日経新聞などに掲載されている。

災害時には、こうした過去の写真を使ったデマや、情報源の示されていない「憶測」「うわさ」が多く出回る。

4月に発生した熊本地震の際には、「動物園からライオンが放たれた」というデマが流れた。この情報を流した男性は、後に熊本県警に偽計業務妨害の疑いで逮捕されている。「冗談だった」では済まされないのだ。

SNSで目にした情報が正しいかどうかを判断するには、どうすべきか。

まずは、それが信頼できる情報源(行政、公共機関、報道機関など)に基づいたものかを確かめるとよい。

またTwitterであれば、情報を発信したアカウントが、普段どのような投稿をしているかを確かめることも判断の助けになる。

根拠のない情報は鵜呑みにせず、拡散しないことが大切だ。

■「ライオン脱走」「火事発生」震災時にTwitterで流れたデマ

動物園からライオンが逃げたというデマは丁寧にも写真つき。こちらはかなり拡散されましたが、「ヨハネスブルグの画像」だと指摘するツイートがありました。

熊本の動物園からライオンが逃げ出したというツイートが大量に拡散されてるけど、これは「ヨハネスブルグは世界一治安が悪い」というので使われていた外国の画像。熊本の人たちを混乱させてしまうから不謹慎なデマ広めるのはやめてほしいㅠㅠ

イオンモール熊本(通称クレア)が火事   過去の花火の写真を使い、ショッピングモールが火事だとする投

しかし現場にいたユーザーからの投稿でデマだと判明。




熊本イオン クレアは火災ではないようです。フジでテロップ流れてましたが大丈夫のようです。 #熊本

■悪意なき「知的クリーチャー」

他者が傷つくようなツイート、公の秩序を乱す様なデマを意図的に流すことにいささかの良心の咎めもない人たち。「これをやったら、結果としてどのような社会的制裁を受けるか」という想像力のない人々。このような人々が、特にネット社会の中で悪い意味で目立つようになってきた。

 今次震災のデマ以外でも、直近ではアルバイト店員による不適切な行為、違法行為の動画中継など、「自身の行為の因果」をまったく想像しない無軌道・刹那的な言説が氾濫する。もしかすると彼らには、前提的に悪意すら無いのかもしれない

なぜなら、悪意があるならば自身の行為が社会的制裁を受けるということを予め自覚しているので、自身の個人情報を秘匿するためのあらゆる欺瞞措置(IPの隠匿など)を講ずるはずだからである。

 ところが不思議なことに、このようなデマや刹那的違法行為の喧伝は、ご丁寧にすぐさま発信者が特定できるような無防備状態であることが多い。

 つまり、罪悪感すら自覚していないのである。愉快「犯」ですらない。「やりたいからやった」という動物的情動に突き動かされた何かによって支配されているのである。

■熊本地震でデマ撒き散らした知的クリーチャー(怪物)の特徴

先般発生した熊本大震災で「ライオンが檻から逃げた」「朝鮮人が井戸に毒を投げた」などの悪質なネット上のデマが大きな問題になった。

この手のデマは昨年9月の茨城県の豪雨災害でも「外国人が空き巣を働いている」などの流言となってネット空間に伝播した。ふつう、天変地異で同胞が苦しんでいるとき、ネット上でデマを拡散するという行為は異常な心理である。が、これを行う側は異常であるとは思わないのでこうした卑劣を平気でやる訳だ。

このようなデマの発信者には、大きな特徴がある。彼らは愉快犯ではない。愉快犯とは自らの行為が犯罪であるという自覚があるから、身元を秘匿する。

 しかしこうしたネットデマの発信者の多くは、自らの身元を堂々と開陳する一方、IPアドレスを偽装するという手間をかけないので、すぐに官憲の御用になる。学校や市役所のネット掲示板上の爆破予告などがその典型で、IPを欺瞞していないのですぐに逮捕される。

 要するに、自らの行為に罪悪感を持たず、さりとてその結果、自らの行為がどのような形の社会的制裁を受けるかも想像できない。このような同じ人間種族とは到底思えない、異形の精神構造を持った人々のことを私は「知的クリーチャー(怪物)」と呼ぶ。

 知的クリーチャーたちは、性別・年代・職業を問わず、私たちのすぐ隣に何食わぬ顔で潜伏している。彼らがなぜ知的なのかといえば、相応の社会生活を営んでいるからだ。

冒頭の「朝鮮人が……」は1923年の関東大震災の基礎知識が必要だし、「ライオンが…」は一応の画像探査能力を要求される事案だった。ネットを使いこなしているわけだから、知能そのものに問題があるわけではない。知的クリーチャーがわりと多く生息するのは、たとえば動画生放送の分野である。

 堂々と自らの犯罪を、顔を出して全国に生放送する人々(生主)が後を絶たない。大幅な速度超過の運転模様をアップロードしたり、浅草の三社祭にドローンを飛ばすと宣言したり……。官憲が黙っているとでも思ったのだろうか。

 案の定彼らは逮捕され社会的生命を失う。彼らが計画性のある愉快犯なら、巧妙に自らの身元を欺瞞するはずだが、それが無い。罪悪感がなく、すぐ先の未来を想像することもできない垂直的な思考。これが「知的クリーチャー」の持つ世界観である。

ふつう人間は、自らの行動の結果を、その行動の前に想像してみる。それは将棋の手を読む事に似ていて、100手先を考えて行動する智将もいれば、2手先までしか想像しない者もいようが、とりあえず想像する。

しかし「知的クリーチャー」にはこの想像力が欠如している。次が王手になることがわかりきっているのに、いきなり自分の王将を相手の飛車の前面に差し出す。

 将棋のルールがわからないのではない。相手の1手先、相手の心理、ごく近い未来の自分と他者の関係性すら想像することができないのだ。彼らの動機はシンプルである。「やりたいから」。デマを流して何を目指したいのだろうか。社会の変革か。あるいは特定の誰かへの経済的ダメージであろうか。いや何も無い。ただ「やりたいから」やる。

 この垂直性こそが彼らがクリーチャーである由縁である。こうなってくると彼らクリーチャーと対話することは不可能である。

 罪悪感の無い人間に、それが悪であると教える方法は対話ではなく法による強制力しかない。逮捕され身柄が拘束されれば、当然「やりたいから」という理由でデマを流すことはできない。それ以外に防ぎようが無い。怪物を倒すのは法と物理的制裁である。

リスク高い馴れ合い空間

少し前、コンビニや飲食店のバイト店員が、冷凍ケースに寝そべったり、食器洗い機に足を突っ込んだりする写真がSNS上に流布されて大きな問題となった。

 彼らは当然、法的にも社会的にも制裁を受けたが、取り調べに際し異口同音に「何が問題であるのか、指摘されるまでわからなかった」というニュアンスの受け答えをした。閉鎖的で同質的な人間関係の中で、批判精神が欠如した馴れ合いの空間には「知的クリーチャー」が発生しやすい。

 有名な「スタンフォード監獄実験」はその典型である。閉鎖空間の中にいると、人間は異常を異常とも思わなくなり、想像力を失っていく。知的クリーチャーは先天的なものなのか、それとも後天的に発生するのかは今後の研究の進捗しだいであろう。

 ネット空間こそ、もっとも閉鎖的空間である。見かけは自由に開放されていながら、実際に人々はSNSで自分と同質な人としか会話をせず、交流しない。極左は極左同士、極右は極右同士のコミュニティを囲い込むのがSNSの人間空間である。この空間こそ、まさに「知的クリーチャー」を培養する腐葉土だ。

■「知的クリーチャー」は常に単独行動である

悪意なき犯罪、故意なき流言飛語ほど、対処に困難なものはない。相手が悪意ある正規軍ならどんな手段でも戦えるが、民間人と同じTシャツを着て、一瞥して避難民の中に紛れている「知的クリーチャー」を効果的に根絶することは不可能だ。

相手側からすれば何時でも銃弾を浴びせられる。彼らはいつでもゲリラ戦を展開できるが、受けて立つ防御側は常に不利だ。これが「知的クリーチャー」を巡る現状だ。

 だが、「知的クリーチャー」は決してヨコに連携することはない。よって常に「知的クリーチャー」は個別事案として出現する。「知的クリーチャー」はなぜ常に、単独でデマを流したり誹謗中傷を行っているのかといえば、それは罪悪感が無いためである。

 故意はなく動物的感情が出発点だから、徒党を組んで結託し、何かを欺瞞したり反撃に対処するという発想がゼロだし、その必要性も感じていないからだ。だから常に、「知的クリーチャー」はネット世界の中で単独行動なのだ。

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