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2014年10月頃、生後2ヶ月でポーランドの地方都市ブィドゴシュチュの動物保護施設に保護された黒猫のRadmenes(ラドミンス)くん。

瀕死の状態で施設に運び込まれたラドミンスくんは重度の気管支炎を発症していて、一時は寝たきりになる程危険な状態になり、生死の境を彷徨いましたが、施設の看護師さんたちによる懸命な看病のお陰で奇跡的に回復しました。

身寄りがなかったラドミンスくんはこの保護施設に残ることになるわけですが、日々運び込まれ、治療を施される傷ついた動物たちに対して、彼は驚きの行動をとるのです。

なんと彼は傷ついた動物たちに寄り添い、グルーミング(体を舐めてあげる行動)をするなど、まるで看病しているような行動をとったそうです。自分も同じ苦しみを味わったからこそ、彼らの痛みがわかるのかもしれません。

その思いやり溢れる仕草をみた獣医師のルーシーさんは、「彼の存在は傷ついた動物たちの癒しとなるでしょう」と、この施設の看護師の一員として、ラドミンスを迎え入れたのでした。

グルーミングをしてあげているラドミンスくん。

術後の患者さんにも優しく寄り添います。

2番と同一猫ちゃんのように見受けられるので、顔にも生気が戻っているし、回復の兆しが見られますね。「術後も順調ですよ~」って言ってあげているのかな?

犬の患者さんにもそっと寄り添います。

ときには複数の患者さんを一手に引き受けることも。

自分よりだいぶ大きな患者さんでも、臆することなく、耳を舐めたりしてそばにいるそうですよ。

人間だって動物だって、弱っている時は誰かがそばに寄り添ってくれているだけでも安心できますよね。特に猫が喉を鳴らすあのゴロゴロ音には、自然治癒力をアップする力があることも科学的に証明されています。

人間だって動物だって、弱っている時は誰かがそばに寄り添ってくれているだけでも安心できますよね。特に猫が喉を鳴らすあのゴロゴロ音には、自然治癒力をアップする力があることも科学的に証明されています。

一度消えかけた命をふたたび与えてもらった恩を彼なりに感じ取っての行動なのでしょうか。まるで『猫の恩返し』ともいうべきお話でしたね。

欧米では、かつて黒猫を「不吉の象徴」とするひどい迷信があり、イタリアの一部の地域では黒猫だというだけで忌み嫌われ、殺害される痛ましい事件もありました。でもそのまた一方では、「幸運の象徴」として黒猫が愛されている国も多く存在し、現にこのラドミンスくんも、「幸運をもたらす黒猫」として可愛がられています。

きっと今日も彼は誰かのそばに寄り添って、命を絆いでいることでしょう…。

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