1. まとめトップ

世に最高の騎士ガラハッドが昇天に至るまで(アーサー王伝説)

「アーサー王伝説」最強の男ガラハッドの軌跡をダイジェストします。

更新日: 2018年12月30日

23 お気に入り 27959 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

来栖崇良さん

父は騎士のなかの騎士、母はアリマタヤのヨセフの末裔

ガラハッドは、カーボネックのエレインが魔法の薬の幻覚によって自分を王妃グィネヴィアと誤認させランスロットと一夜を共にしてできた子であった。

成長したガラハッドはアーサー王のもとに馳せ参じ、父ランスロットと対面する。


多くの武勇を誇った「円卓の騎士」は今なお最高の騎士集団ではあったが、主要メンバーの高齢化に伴い、最も輝かしい時期が過ぎていることは皆が感じていた。

ガラハッドは、そんな折に現れた過去の栄光ではない新しい可能性だった。

聖杯探求

聖杯の性質は多くの謎に包まれているのだが、病の治癒などの功徳が言い伝えられていた。



キャメロット城との縁も浅からぬペレス王(カーボネックのエレインの父)は、かつて受けた刃の傷に苦しみ、王が病むことによって、国の運営が不十分な状態になっていた。

そのため、肥沃だった国土は荒れ地が目立ち、治安は大きく乱れていた。



ガラハッドが「円卓の騎士」に加わると、アーサー王はペレス王を癒すために、悲願である聖杯探求の冒険に乗り出す。

その盾を手にする者は、それにふさわしい人物でない限り、三日以内に死ぬか一生ものの傷を負うと言われていた。

その盾を手にしてしまった者は、白い鎧を身にまとった騎士に打ち倒され、盾をガラハッドに渡すように命じられた。

その盾は、アリマタヤのヨセフの息子が作った「世に最高の騎士」のみが持てる盾であった。

その昔、その城は、屈強な7人の騎士が乗っ取り、近くに住む乙女達を、近くを通る乙女を、乙女という乙女を捕えて、閉じ込め続けているため、乙女の城と呼ばれるようになった。


乙女の城に向かおうとするガラハッドに、通りすがりの老人が、乙女の城に立ち寄る騎士は必ず殺されるので別の道を選ぶように勧められる。


ガラハッドが老人の忠告を無視すると、7人の屈強な騎士に襲われるが、ガラハッドは7人の騎士をこともなく打ち倒し、閉じ込められていた乙女達を解放した。

聖杯探求の冒険は、多くの挫折者、失敗者を生む

「円卓の騎士」の聖杯探求の冒険は多くの犠牲者を生んだ。

「円卓の騎士」を代表する存在であるガウェインですら自尊心を失い挫折した。



そして「騎士のなかの騎士」といわれた父ランスロットですら、神の意思によって拒絶されるのであった。





ガラハッドはパーシヴァル、ボールスと合流する。


そして、パーシヴァルの妹ディンドランとも少しのあいだ行動を共にした。

罪を知らない乙女ディンドラン

ガラハッドの剣の剣帯はボロボロになっていたが、ガラハッドの剣の剣帯は罪なき乙女が自身の最も大事なもので作ったものでなくてはならなかった。



ディンドランは罪なき乙女だったので、彼女は少年のように頭を刈ると大事な髪の毛でガラハッドの剣帯を編む。


ガラハッドはディンドランにひざまずくと「私はそなたの騎士です。永遠に。」と言った。



その後、呪われた老女を助ける為に自らの命を差し出したディンドランは、自分の墓は聖都サラスに作って欲しいと願いながら息をひきとる。

ガラハッド、パーシヴァル、ボールスの三人はコルベニクス城で聖杯の神秘を体験し、聖杯の功徳によってペレス王を癒した。




三人は、さらに聖杯を聖都サラスへと運ぶことになり、その道中でも様々な困難に見舞われるが、どうにか聖杯を聖都サラスまで持ち運ぶことに成功する。

聖杯は最後にガラハッドのみを選んだ

ガラハッドは神々しい光に包まれると、この世では見えない色彩に見とれ、この世では嗅げない芳香を嗅ぎ、この世では聴くことの出来ない旋律に酔いしれ、やがて魂は肉体の束縛から解放され、圧倒的な快感と歓喜と共に神々のもとに召された。

ガラハッドの遺体は、パーシヴァルによってディンドランの墓の隣に埋葬される。

わがよき刃は人の兜を割り

わが硬き槍はまっすぐに貫き

わが強さは10人の力にひとしい


それはわが心が純粋だから

【 関連まとめ 】

1