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自然と街の魅力がぎっしり!北海道が舞台の小説まとめ

まだまだたくさんある中の、ほんの一部をご紹介します。(泥流地帯、向田理髪店、極北クレイマー、静かな大地、カシオペアの丘で、櫻子さんの足下には死体が埋まっている、黒髪、笑う警官、物語のおわり)

更新日: 2017年10月23日

sryamaさん

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●『泥流地帯』 三浦綾子

大正15年5月、十勝岳大噴火。貧しさにも親の不在にも耐えて明るく誠実に生きている拓一、耕作兄弟の上にも、泥流は容赦なく襲いかかる。真面目に生きても無意味なのか?

三浦綾子さんの「泥流地帯」を読了。北海道の田舎を舞台に私の爺さんの頃の話。後の方の噴火の話より、貧しい生活ぶりに自分の子供時代を重ね合わせる。私は貧しくはなかったけど、何もなかった幼少期は今考えればこの小説の生活感に近かった。北海道の山の中で生まれた私にとって。

火山の融雪泥流の怖さは三浦綾子『泥流地帯』でしみ込むようにわかった。大雪山旭岳山麓、富良野の近辺だったかと。

北海道に行くので三浦綾子の本を....と何も考えずに泥流地帯を選び、読了。そして涙が止まらない....。休憩時間に読むものではなかった、家で読めばよかったw 富良野を訪れる際には、これまでとは見る目も意識もガラリと変わりそう。引き続き、続泥流地帯へ突入....

●『向田理髪店』 奥田英朗

北海道の寂れてしまった炭鉱町。息子の将来のこと。年老いた親のこと。通りにひと気はないけれど、中ではみんな、侃々諤々。心配性の理髪店主人の住む町で起こる出来事は、他人事ではありません。

奥田英朗『向田理髪店』読了。北海道の過疎の町に暮らす人々の悲喜こもごもな連作短編集。少しずつ寂れていくだけの町に暮らす人たちの心情や、都会へのコンプレックス、閉塞感など、田舎ならではのリアリティがある。だけども、温かい読後感になるのは奥田さんマジックだろうなあ。 #感想部

奥田英朗「向田理髪店」読了。北海道の寂れた小さな町にある理髪店。町で起きたことは町の人みんなの知る事となり、逃げ場もなく窮屈な思いをすることもあるが、困った時の助け合いは家族のごとく温かい。跡継ぎ問題あり嫁さん問題あり、映画の舞台になったりと小さな町にも話題は豊富。面白かった!

【向田理髪店/奥田 英朗】読了。この作家さんにハズレはないです。過疎の町の小さなお話がほのぼのと書かれホッとしたりドキッとしたり最後はホロッ。 面白かった。

●『極北クレイマー』 海堂尊

赤字5つ星の極北市民病院に赴任した外科医・今中を数々の難局が待っていた。日本全国各地で起きている地域医療の破綻を救えるのは誰か?

『極北クレイマー 上・下』読破。最後の方は結構強めの論調だったな。作品に出てきている病院と似たような境遇に立たされているところ、北海道だったら最低6件は思い当たるな。

【極北クレイマー】読了。北海道夕張市をモチーフにしたらしい財政破綻寸前の極北市の物語。 海堂尊だからこそ描けるリアルな医療現場。現在の医療に関する問題を知るには最高の教科書だと思う。 地域医療の問題は、田舎者の僕にも他人事ではない。勉強させていただきました。

『極北クレイマー』面白かったなー。別にオチとかなかったけど、登場人物全員面白かったし、姫宮はじめちょこちょこスッキリするところもあって。

●『静かな大地』 池澤夏樹

明治初年、淡路島から北海道の静内に入植した宗形三郎と四郎。牧場を開いた宗形兄弟と、アイヌの人々の努力と敗退をえがく壮大な叙事詩。

池澤夏樹『静かな大地』(2003年)読了。静内、二風谷、荷負などの地名に懐かしくなり、アイヌと和人との後戻り不能な歴史に苦しくなる長編。池澤の小説では個人的には一番かも。

池澤夏樹「静かな大地」読了。 愛知トリエンナーレ、芸術センター8階で出会いました。Amazonがすぐに届けてくれました。 ほんとうに面白かった。アイヌの人たちの世界観死生観に打たれました。私たちが奪い滅ぼしてしまったかずかずのことを思いました。

「静かな大地」池澤夏樹(朝日新聞社)読了。読むのが辛く感じたけど物語に引き込まれるように一気に読んだ。まだ感想がまとまらない。胸が締め付けられるようです。この本に出合えてよかったです。

●『カシオペアの丘で』 重松清

余命を告げられた病院の待合室で見たテレビに映った風景が、4人の幼なじみを30年ぶりの再会へと導いた。北海道を舞台に描く、重松清の最高傑作!

『カシオペアの丘で』読了。北海道ではないが旧産炭地に暮らしたことがあるだけに、そして主人公たちに年齢が近いだけに、そして重松清さんの作品だけに、電車の中で泣けて困った。

「カシオペアの丘で」重松清 読了。こんなに心が痛くなって、それでもって温まることってなかなかない。多分歴代一位で泣いとる時間が長かった。

学校のオススメ本にカシオペアの丘でって本があって、上だけ借りて読み始めたらすごい勢いで下まで読んで読み終わった

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sryamaさん

漫画や小説、映画など「エンタメ・カルチャー」をメインにまとめています。