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都会でホタル!蛍が登場する映画まとめ

古来より日本人に馴染み深いホタル。詩歌をはじめ、さまざまな表現に取り入れられた蛍(ほたる)。映画も例外ではなく、有村架純主演で現在公開中の『夏美のホタル』もその一本。都会ではなかなか実物のホタルは見られないだけに、映画館や自宅で鑑賞するホタルが登場する映画をまとめた。

更新日: 2016年09月02日

aku1215さん

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■古来より日本人に馴染みのある蛍

古来より、日本人はホタルの神秘性に引かれ、人生を投影してきました。「蛍」は「火垂る」「星垂る」とも書き、俳句では伝統的な夏の季語です。

蛍と日本文化とのかかわりは古く、蛍が登場する最も古い文献は、720年に作られた「日本書記」です。

そのはかない輝きに「もののあはれ」を感じ取り、恋の歌にもホタルは数多く詠まれています。

古来、日本人は闇夜に輝くホタルの光を人間の魂と重ねてきた。〈物思へば沢のほたるも我が身よりあくがれ出づる魂かとぞ見る〉。和泉式部はその幻想的な光を体を離れてさまよい出た魂に例えた 。

『源氏物語-蛍』
玉鬘の部屋に入った源氏は、隠しておいた蛍を放ち、二人を驚かせる。蛍の光に照らされた玉鬘の横顔は世にも美しく、兵部卿の宮の心を魅了した。

■ホタル舞う初夏 都会ではなかなか難しい

その幻想的な光 を愛でる習慣は、初夏から夏にかけて日本の風物詩となっています。

初夏、ホタルが光を放ちながら飛び回る姿は大変幻想的です。しかし最近では、どこででもホタルを見る事は大変難しくなってきました。

日本人に馴染みの深いホタルは自然環境の破壊とともに減少の一途をたどっており、各地でホタルへの感心が高まるとともに、保護活動なども行われている。

ホタルは里山環境の結晶であり、また生態系の一員であるから、養殖放流に頼るのではなく、生態系の維持・回復が最優先であり、基本である。

■映画館でホタル!有村架純主演『夏美のホタル』

『夏美のホタル』(2016)

写真家を目指す主人公が自然豊かな静かな町で暮らす中で、1人の女性として成長する、ひと夏の物語です。等身大の女性の揺れ動く心情を繊細に表現した、有村さんの新境地ともいえる作品です。

『余命1ヶ月の花嫁』『100回泣くこと』などヒューマンドラマの名手として知られる廣木隆一監督が、『ストロボ・エッジ』以来再び有村とタッグ。

『ストロボ・エッジ』(2015)

福士蒼汰と有村架純のW主演

「津軽百年食堂」「ふしぎな岬の物語」などの著者・森沢明夫の同名小説を原作。

写真家を目指す夏美は、亡父の形見であるバイクに乗り、かつて父と一緒に見たホタルを探しに森にやってくる。そこで老親子と知り合った夏美は、自然の中での暮らしを教わり、楽しいひと夏を過ごす。

夏美を有村が演じ、その他出演者には工藤阿須加、村上虹郎、小林薫、光石研、吉行和子らが名を連ねる。

■自宅でもホタル 不朽のジブリ名作アニメ

『火垂るの墓』(1988)

暗闇を無数の蛍が飛び交う中、幼い兄妹が佇む幻想的なシーンなどはアニメだからこそ描けるもの。その美しくも儚い蛍の光が、壮大な叙事詩のように物語を包み込んでくれる。

アニメ映画「火垂るの墓」の監督を務めた高畑氏は「野坂昭如さんの『火垂るの墓』は、戦争に巻き込まれた弱者の悲劇を描ききった不朽の名作です。アニメ映画化できて本当によかった」としのんだ。

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aku1215さん

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