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「炉心溶融使うな」は官邸からの指示だった!?…メルトダウン問題の報告書が公表された

2011年3月の福島第1原子力発電所事故のとき、東京電力は社長の指示で、「炉心溶融」という言葉を使うのを意図的に避けていたことがわかった。ニュースをまとめ。

更新日: 2016年06月17日

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isaaccさん

○メルトダウン問題の報告書が公表された

2011年3月の福島第1原子力発電所事故のとき、東京電力は社長の指示で、「炉心溶融」という言葉を使うのを意図的に避けていたことがわかった。

「炉心溶融(メルトダウン)」が起きていることを公表しなかった問題を巡り、東電の第三者検証委員会は16日、検証結果を公表した。

当時の社長が“官邸からの指示”として『炉心溶融』という言葉を使わないよう指示していたとする報告書をまとめました。

○第三者検証委員会が東京電力に提出

事故を過小評価する「炉心損傷」との表現を続けた東電の隠蔽(いんぺい)体質が改めて浮き彫りになった。

炉心溶融への言及を避けたのは極めて不誠実な判断だった。

○「官邸の要請」で言葉を選んでいた

記者会見の映像には、東電社員が「官邸から、これとこの言葉は絶対に使うなと」と副社長に耳打ちする様子が残されている。

武藤副社長はこの後、記者の質問に対し、「ここはまだパラメーターとか周辺の放射線の量を見ないと判断できませんので…」と答えていた。

清水氏の指示は「官邸の要請」を背景とするが、検証委は当時の官邸側に接触もしていない。

東電が福島第一原発のメルトダウンを隠蔽してたってニュースで「官邸側からこれとこれの言葉は絶対に使うなと」と社長に耳打ちする瞬間が流れているけど、あのさ、何故それを当時は誰も突っ込まなかったの?声が録れてるんだから誰一人として気づかなかった訳が無いやんか。

○首相官邸の要請で炉心溶融などの言葉を使わなかった

報告書は、事故当時の社長が首相官邸の要請を受け、炉心溶融などの言葉を記者会見で使わないよう内部で指示したと指摘している。

報告書では、当時の清水正孝東電社長が“溶融隠し”を「指示した」と明記したものの、清水氏自身は検証委の聴取に対し「記憶が薄れている」と認めていない。

検証委は清水社長が官邸の誰からどんな指示を受けたのかを明らかにしていない。

○菅元首相や枝野幹事長は疑惑を否定

「当時首相であった私自身が東電や旧原子力安全・保安院に『メルトダウン』や『炉心溶融』という表現を使わないよう指示したことは一度もない」などと反論するコメントを発表した。

第三者委員会から菅氏本人への問い合わせも一切なかったと説明している。

枝野幹事長は、17日、国会内で記者会見し、「当時の菅総理大臣や私が、“炉心溶融”ということばを使わないよう指示や要請をした事実はない。著しく不適切で厳重に抗議する」と述べ、否定しました。

○公表が遅れた理由やその背景が明確になっていない

一方で、報告書は炉心溶融の発表が事故の2か月後になったことについて、「公表の遅れは意図的ではない」としました。

報告書は、肝心な部分が曖昧なままで、「炉心溶融(メルトダウン)」の公表が遅れた理由やその背景が明確になっていない。

官邸の誰が指示したのかなど未解明の部分もあり、今後の検証の課題となっています。

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