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【出禁】!?飲食店などでよく聞く【出入禁止】って、どういうこと?

飲食店・遊戯施設等で、場の秩序を著しく乱した場合や債権回収が困難になった場合等、該当するお客様を【出入禁止】【出禁】にする判断を施設管理者が行うことがあります。その状況や思いを纏めます。

更新日: 2016年06月20日

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yuujiokumuraさん

「出入禁止」いわゆる「出禁」(できん)って聞きますよね?

筆者も飲食店を経営していますので、当然無縁ではありません。店内の秩序を著しく乱すお客様を「出禁」にしたことは何度もありますし、他店や遊戯施設などでも、そのような話を見聞きします。

では、一体「出禁」というのはどういう状態なのでしょうか?そして、どうなったら「出禁」なのでしょうか?更には「出禁」は法的効力があったり、そもそも合法なのでしょうか?等、「出禁」に関する疑問点などを考えていきたいと思います。

読者の皆様の役に立つ情報かどうかは微妙なテーマですが、知っていて損は無い情報ですので、是非最後まで宜しくどうぞお付き合い下さい。

「俺さぁ、あの店、出禁でさぁ…」という話って残念なことなのに、多くは自慢気ですよね(笑)

筆者の「出禁」のイメージには、武勇伝というか、ワル自慢というか、そういう風に言う人が多いというものがあります。

しかし、実際お店を経営し、お客様に「出禁」というのは、言ってみれば断腸の思いであります。再三に渡る注意を無視され営業を妨害されての最終手段なわけです。

例えば筆者の店舗で言うと、バーなので、酔っぱらって来て歌ったり踊ったりするお客様は、他のお客様の迷惑なので止めて頂いていますが、それも一度や二度ならば店のルールを知ってもらうということで御協力頂くことになりますが、それ以上繰り返したり、御来店の度にということになると、やはり店の秩序を乱すことですので、「出禁」という判断になります。

自分の店と、そこに集う多くのちゃんとした方々の利益の為に、重大な決断をするわけです。

話を戻しますが、「俺さぁ、あの店に出禁にされちゃったんだよ…」と深刻に話す人を見ません。それどころか、実際は「出禁」と言われてないのに、「あの店、出禁だからさぁ…」等と、「出禁」がむしろ格好良いかのような口調で話す人々が殆どじゃないでしょうか?

「出禁」は、お店の人や他のお客様へ、ストレスを反復継続して与え続けた末の最終通告ですので、本当は猛省して頂きたいですし、兎に角どうしても縁を切りたいというような、人として言われたら恥ずかしいことな筈です。

どうして、そうなっちゃったんでしょうね…

「出禁」とは、どういう状態なのでしょう?

「出禁」は、「出入禁止」ですので、その場所に「NO」と言われた状態です。当然ですが、「二度と来ないで下さい」ということです。

お店の営業妨害をしたとか、遊戯施設内で立小便したとか、喧嘩をしたとか、未収金の回収が困難だったとか…色々あるのかも知れませんが、兎に角「NO」なのです。

どうなったら「出禁」になるのでしょうか?

お店ならば店長やオーナーが多いでしょうし、大きな施設等でも管理的な立場の人によって判断された場合は「出禁」が決定されます。

再三に渡って、お店や施設等のルールを破られたり、トラブルを起こしたりした場合で注意を聞かず、今後も改善の見込みが無いと判断される場合かと思われます。

それを決める方は、繰り返しますが「断腸の思い」です。本当は「出禁」にしたい人もされたい人もいないと思います。とても残念なことです。

「出禁」は合法?法的効力は?

「出禁」は、正当な根拠が無くては出来ません。従って、それが正当かどうかによって、「出禁」が合法かどうか疑わしい場合も出てきます。例えば営業そのものに重大な影響がなく、名誉棄損が視野になる「俺の嫌いな顔だから出禁!」のようなことはしてはならないということです。

お店や施設が民間ならば、入店させるお客様を選ぶ権利もありますし、独自の張り紙などでルールを決めて訴えることは可能です。

そして法的効力ですが、差別や違憲等の疑いが無く、お店や施設等を守る目的が明らかな場合は、「出禁」が一定の効力のようなものを持つものと思われます。筆者の調べでは、紹介するに相応しい良い判例が無く、断言はしにくいのですが、そのように考えています。

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