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これでなんとなく分かった「アーサー王伝説」

アーサーのブリテン統一から円卓の騎士の冒険、聖杯探求、カムランの戦い、を一つの流れにして「アーサー王伝説」をまとめました。

更新日: 2018年12月30日

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この記事は私がまとめました

来栖崇良さん

元イギリス首相ウィンストン・チャーチルは言った。

「それは全て真実だ。 もしくは、真実でなければならない。」

ブリテン統一

そう刻まれた岩に突き刺さった剣カリブルヌスをアーサーが引き抜いてみせる。




ブリテン王になったアーサーは、キャメロット城を拠点に、破竹の勢いで領土を拡大した。



しかし、11人の王が同盟を結んでアーサーに反旗をひるがえす。

11人の王の中の一人ロット王の妻モルゴースが、スパイとしてキャメロット城に現れ、モルゴースの美しさに惹かれたアーサーは、父違いの姉とは知らずに一夜をともにする。



これがもとで、後にキャメロット城を滅ぼすモルドレッドが誕生することになる。

ペリノア王は街道わきにテントを張って、通行するものに片っ端から一騎討ちを強要して、人々を困らせていた。

アーサーはペリノア王と戦いに行くが、王の証である剣カリブルヌスを折られて完敗する。



魔術師マーリンはアーサーをアヴァロンに連れていき、そこでアーサーは湖の乙女ヴィヴィアンから聖剣エクスカリバーを授かる。

ブリテンの国境を侵してくる敵は絶えなかったが、特にロット王は困難な敵で、なかなか勝ち切ることが出来ないでいた。


そこへ、一騎討ちを通じてアーサーを粋に感じていたペリノア王が応援に駆け付ける。



勇猛なペリノア王はロット王を戦死させ、アーサーに勝利をもたらした。




一方で、ペリノア王(パーシヴァル達の父)がロット王(ガウェイン達の父)を殺した事は、後々キャメロットの軋轢の種となる。

円卓の騎士

ブリテンを統一したアーサー王のもとには、各方面から武勇に優れた12人の騎士が馳せ参じ、その後もアーサー王の騎士団は増えていく。



グィネヴィアがアーサー王に嫁入りする際、王と騎士達が共に囲むための円卓が持ち込まれる。


以降、アーサーに仕えるキャメロットの騎士達は「円卓の騎士」と呼ばれることになった。

全身を神々しい緑色の衣装に身を包んだ巨体の騎士が、手にしていた大きな戦斧を自分の首に振りおろし、一年と一日後に今度は自分に同じことをさせると誓える挑戦者を求めた。



名乗り出たガウェインが戦斧を緑の騎士の首に振ると、緑の騎士の頭は胴体から離れるが、胴体は離れた頭を拾い上げ「一年と一日後に待っている。」と言い残して去って行く。



約束の日の3日前から、ガウェインは約束の場所まで2時間ほどの館で過ごすが……

やがて、王国を分裂させるキッカケになる王妃グィネヴィアとの不倫。

カーボネックのエレインには、魔法の薬の幻覚によって一夜を共にさせられ、ガラハッドが誕生することになり。

アストラットのエレインは、ランスロットを想うあまり……

パーシヴァルは、騎士同士の争いや因縁に息子が巻き込まれるのを嫌う母の手で、田舎でひっそりと育てられた。



パーシヴァルが15歳の頃、家の近くを騎士達が通る。



キラキラと光る鎧、優雅な馬の足跡、騎士達の逞しいシルエット、そして、その中にいたランスロットの放つ言葉にならない存在感に、身震いするほどの憧れを抱く……

トリスタンとイゾルデ

コーンウォールのマルク王に仕えるトリスタンは、主君マルク王のために探し出した金髪のイゾルデとお互いに恋に落ちてしまう。

金髪のイゾルデが予定通りにマルク王の妻となっても、二人の想いは冷めず、二人は逢瀬を重ねるようになる。

その結果、トリスタンはコーンウォールを追われて、流浪のの末、キャメロット城に辿り着く。

しばらくアーサー王に仕え「円卓の騎士」に名を連ねるが、ブルターニュのホエル王に協力した縁で、その娘である白い手のイゾルデと結婚するが……

聖杯探求

聖杯の性質は多くの謎に包まれているが、病の治癒などの功徳が言い伝えられていた。

キャメロット城との縁も浅からぬペレス王(カーボネックのエレインの父)は、かつて受けた刃の傷に苦しみ、王が病むことによって、国の運営が不十分な状態になっていた。そのため、肥沃だった国土は荒れ地が目立ち、治安は大きく乱れていた。


アーサー王はペレス王を癒すために、悲願である聖杯探求の冒険に乗り出す。

ガラハッド、パーシヴァル、ボールスの三人はコルベニクス城で聖杯の神秘を体験し、聖杯の功徳によってペレス王を癒した。



三人は、さらに聖杯を聖都サラスへと運ぶことになり、その道中でも様々な困難に見舞われるが、どうにか聖杯を聖都サラスまで持ち運ぶことに成功する。

ガラハッドは神々しい光に包まれると、この世では見えない色彩に見とれ、この世では嗅げない芳香を嗅ぎ、この世では聴くことの出来ない旋律に酔いしれ、やがて魂は肉体の束縛から解放され、圧倒的な快感と歓喜と共に神々のもとに召された。

カムランの戦い

アーサー王の息子モルドレッドは、王妃グィネヴィアとランスロットの不倫関係に気付き、密会の現場を取り押さえる。



ランスロットは命からがら逃亡するも、グィネヴィアは捕えられる。




そして、グィネヴィアは法に従い死刑が宣告された。

ランスロットは処刑場に現れ、圧倒的な武勇と超人的な馬術でグィネヴィアを救出する。




この時、ランスロットは親友ガウェインの弟達を殺害してしまう。



アーサー王はすぐにランスロット討伐に乗り出す。

そうして、モルドレッド軍とアーサー軍はカムランの地で衝突する。



「カムランの戦い」は、これまでこの地上で起こったいかなる戦いよりも凄惨なものとなり、最後はアーサーと息子モルドレッドが直接対峙した。


アーサーの槍がモルドレッドの腹を貫通した刹那、モルドレッドの剣は渾身の力でアーサーの脳天を叩き割った。


モルドレッドは即死し、アーサーは虫の息となる。

虫の息となったアーサーを、数少ない生存者であるベディヴィエールが近くの湖まで運ぶ。


「私はアヴァロンに行って、このひどい傷を癒さなければならない。しかし、いつの日か、この世界が窮地に立ったとき、私は戻ってくる。それがいつなのかは私にも分からない。ただ、それが遠い先であることは間違いない。」


そう言うとアーサーは、小舟に乗って去っていった。

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