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近秋公開される実話を映画化した「ハドソン川の奇跡」が本当に奇跡過ぎる

08/05 日本語版予告動画が公開されたので追加。厳冬のニューヨーク、約160万人が暮らすマンハッタンで起きたハドソン川への飛行機不時着事故の映画化。2016年9月24日公開。

更新日: 2016年09月23日

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この記事は私がまとめました

2016年09月24日に公開される「ハドソン川の奇跡」の予告動画が公開

主演はトム・ハンクス、監督はクリント・イーストウッド

厳冬のニューヨーク、約160万人が暮らすマンハッタンの上空1000メートル付近で、シアトル行きのUSエアウェイズ1549便は全エンジンが停止し、制御不能に陥った。約70トンの機体が高速で下降し始めるなか、サレンバーガー機長らはあらゆる技術を駆使し、ハドソン川に不時着させることに成功。乗員・乗客155人全員が、無事に救助された。未曾有(みぞう)の大惨事を回避した30秒間で何があったのか、“奇跡の真実”に迫る。

この映画は実話を元に作品化される

チェズレイ・サレンバーガー機長による手記「機長、究極の決断 『ハドソン川』の奇跡』」(静山社文庫刊)を基に映画化。

大都市ニューヨークのど真ん中で起きた飛行機事故

USエアウェイズ1549便不時着水事故は、2009年1月15日午後3時30分頃(東部標準時(UTC-5))に、ニューヨーク発シャーロット経由シアトル行きのUSエアウェイズ1549便が、ニューヨーク市マンハッタン区付近のハドソン川に不時着水した航空事故である。

2009年1月15日、ニューヨーク州ラガーディア空港からノースカロライナ州シャーロット空港へ約2時間のフライトを行う予定だったUSエアウェイズ1549便、エアバスA320

事故当時は真冬であり、氷点下6度の気温・水温2度の中で着水

この様な状況下で死者数0の奇跡

乗客数150人
乗員数5人
負傷者数
(死者除く)5人(重症)
死者数0人
生存者数155人(全員)

事故の原因はバードストライク

バードストライク(英語:bird strike)とは鳥が人工構造物に衝突する事故をいう。主に航空機と鳥が衝突する事例を指すことが多い。

両エンジンが爆発!!

離陸から95秒後、高度約900mで、両方のエンジンに翼長1.5mにもなる大型の鳥カナダガン数羽を吸い込み、エンジンが爆発。左右両方にバードストライクを起こすのは極めて稀なケース

機体は片方のエンジンが破損しても飛行できる設計。鳥との衝突によって両方の動力装置が壊れたことが連邦運輸当局の調査で事実と確認されれば、米航空史上では初めての事例

ちなみに

国土交通省の統計によると、国内では2014年に1976件、2015年に1769件のバードストライクが起きている。

エンジン停止から不時着までの時間はたった5分

エンジン停止から墜落までのリミットは3~4分、速度と高度を出来るだけ維持しながら、管制のアドバイスに従い、進行方向にあるテターボロ空港への着陸を検討しますがそれも無理だと判断、充分な広さと長さのあるハドソン川への不時着水の決断

不時着水も一歩間違えれば大惨事に

過去には同じケースで不時着水を試みた航空機が着水に失敗し、大惨事となった例もあるなか、見事着水に成功。それも着水後の救助のことを考えて船着き場の近くを選んでの着水

そして、ハドソン川以外への不時着は大惨事が決定的だった

事故調査の過程で同じ状況のシミュレーションを行なった際、エンジン停止後、すぐに空港へ引き返していた場合、ギリギリではあったが緊急着陸は可能だったことが判明している。
しかし、事故機のパイロットたちは訓練通りにエンジンの再始動を試みたため、引き返す時間がなくなった。
シミュレーションに参加したパイロット達も同じようにエンジンの再始動を試みたが、結局は空港へ引き返す前に機体が墜落する結果に終わっていた(その場合、市街地などに墜落し、より大惨事になっていた可能性もあった)。
そのため、不時着水の決断は結果的に正しかったことが立証された。

まさに奇跡

乗員・乗客全員が助かったことから、ニューヨーク州知事のデビッド・パターソンは、この件を「ハドソン川の奇跡」(Miracle on the Hudson) と呼んで褒め称えた。

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