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幼少時のストレスが脳に変化を与えストレス耐性が低下する

幼少期のストレスが脳に影響を及ぼし、成人してからのストレス耐性が低下するということが現代医学によって明らかにされちます。

更新日: 2016年07月06日

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この記事は私がまとめました

現代はストレス社会

現代社会は、経済的に豊かになり、科学技術も高度に発達し、より便利で快適な生活が実現しているわけですが、「ストレス社会」ともいわれています。

ストレス社会とも呼ばれるこの社会で、現代人は多くのストレスを抱えて、こころの病に悩んでいます。その要因は、管理社会、競争社会、高齢社会化による孤独など、さまざまです。

ストレス疾患で悩む人が増え続けている

日本では、精神疾患を患う患者はここ数年で大幅に増加し、300万人以上といわれています

精神疾患で医療機関にかかる患者数は、320万人を超えました。その数はがん患者の2倍以上で、「現代の国民病」と言われる糖尿病の患者数よりも多いことになります

ストレス疾患を予防にはストレス耐性を向上させるのが鍵

セロトニンの機能が正常ならば、大抵のストレスは受け流せるようにできているのです。しかし、うつ病になる人は、このストレスに対抗する機能が低下する場合があります。

個人のメンタルヘルスの場合は、ストレス耐性(ストレスを受け流す柔軟性と受け止める強さ)を高めること、すなわちストレスマネジメントが最も重要な課題

そんなストレス疾患の急増に対し国も重い腰を上げた

昨年12月に施行された「ストレスチェック制度」。労働者のメンタル不調を早期に見つけ出し、自殺や就労困難を未然に防ぐのが目的だ

ストレスチェックは、労働安全衛生法の改正によって、従業員50人以上の事業所に対し全従業員への実施が義務づけられた。

ストレスチェックを実施して従業員のストレス状況を把握し、それを本人にフィードバックして自分のストレス状況について気づきを促すことでメンタルヘルス不調のリスクを減らす

職場改善につなげ、働きやすい職場づくりを進めることによって、労働者のメンタルヘルス不調を未然に防止する

▼成人してからのストレス耐性は幼少期の環境が大事になる

幼年期に非常に大きなストレスを受けると、扁桃体や脳の主要組織が変形し、歳をとってから精神面に影響が出る

人間が不安を感じるのは、脳の中の扁桃体という部位で、そこで感じる不安が強くなると自律神経の中枢を刺激し、発汗やふるえなどの身体症状を引き起こします。メンタルタフネスやストレス耐性の個人差は、扁桃体の感受性によって生まれる

▼脳に特異な変化がみられる

有害なストレスを抱えながら暮らすリスクに曝されていると脳細胞の結合が阻害され、子どもたちの認知的、社会的、身体的発達に、著しい長期的影響をもたらす

子どもの頃に受けたストレスが強い程、大人になって扁桃体が大きくなる傾向があることが分かりました。

ストレスがあまりにも大きい場合は、脳への情報フィードバックがうまくいかず、コルチゾールの分泌量が増え続ける。血中の濃度が一定以上になると、脳の重要な領域に毒性が発生し、記憶などにかかわる海馬などが萎縮する

▼扁桃体が拡大すると

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