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ピーター・F・ドラッカーの経営学 ~経営の考え方を学ぶ

ピーター・ファーディナンド・ドラッカーってどんな人。からドラッカーの「マネジメント」「マーケティング」と「イノベーション」「知識労働者」までをまとめてみました。

更新日: 2016年07月14日

mamekotoさん

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ピーター・F・ドラッカーってどんな人

ピーター・ファーディナンド・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker、ドイツ語名:ペーター・フェルディナント・ドルッカー 、1909年11月19日 - 2005年11月11日)は、オーストリア・ウィーン生まれのユダヤ系オーストリア人[1]経営学者。「現代経営学」あるいは「マネジメント」(management) の発明者。

企業の存在意義やマネジメントに関する世界的な権威であり、「現代経営学」や「マネジメント」の発明者とされ、彼の著書は”経営の教科書”として世界中の経営者が愛読している。

ドラッカーの「マネジメント」について

ドラッカーのマネジメントの定義は、「目的を果たす」、「人を生かす」、「社会貢献」、「未来を見据える」、「昨日を捨て、明日を創造する」、しかも「果たすべき役割」で変化するという柔軟性を主張する内容であり、まさに「戦略的」で、「人を生かし」、「能動的」に「変革」し、変化にも柔軟に対応するという包括的な意味を持つ。コッターが主張するリーダーシップの「動的に機能し」「変化に対処する」機能も併せ持つ。

マネジメントとは何か

組織は目的ではなく手段である。「その組織は何か」なのではなく「その組織は何をなすべきか、機能は何か」である。
組織の中核をなす機能がマネジメントであり、マネジメントには3つの機能がある。
(括弧内の2つは補足的な役割)

1.自らの組織に特有の使命を果たす ? その組織がもつ特有の使命、目的を果たす
2.仕事を通じて働く人を生かす ? 働き手にとっての自己実現の場をつくる
3.社会への貢献 ? 自らが社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題について貢献する
4.(時間を管理する ? 常に現在と未来、短期と長期を見ていく)
5.(起業家としての役割 ? 小さな分野から大きな分野へ資源を向ける)

「本当の挑戦は」巨大な「技術の変化や市場の変化」を前にして「自分たちがこの先何をするかを決めること」だとし、そうした世界でうまく対処していくための挑発的な処方箋を示した。

だが、例によって、ドラッカーは答えを与えただけではなく、次の問いを投げかけたのだ。「古さのなかにわれわれはどのようにして新しさを形成するのか?」「経営管理者の内なる起業家精神をあなたはどのようにして形成するか?」、いくつもの文化にまたがる広い地理的範囲で活動している多国籍企業では「どのようにして結束を維持するか?」。

ドラッカーの「マーケティング」と「イノベーション」について

「マーケティング」は既にある欲求に対するもので、一方の「イノベーション」は今までなかった顧客の欲求を創り出して、それを満足させます。

P.F.ドラッカーが残した言葉に、下記のものがあります。
・ 企業の目的は「顧客の創造」である
・ そのために2つの基本機能を持つ
・「マーケティング」と「イノベーション」である
・ マーケティングとは、「顧客は何を買いたいかを問う」ことである
・ イノベーションとは、「顧客の新しい満足を生み出す」ことである

マーケティングマネジメント

マーケティングとイノベーションの、双方のバランスとることがマネジメントの重要な課題となる訳です。従って、マーケティングは企業活動の中で独立して存在するものではなく、あくまでマネジメント活動の一部です。とりわけ、イノベーションと組み合わさった、マネジメントの両輪の一つです。マネジメントという大きな枠組みの中で、マーケティングをいかに位置づけるか、ドラッカーの指摘は非常に重要です。

「マーケティングの理想は、販売を不要にすることである」

 誰かが介して顧客のプッシュしなくとも、自然に「売れてしまう状態」をつくるのがマーケティングということだ。その製品なりサービスを目の当たりにした顧客に、「ああ、これが欲しかった」と思ってもらうことである。そうして始めて顧客は財布の口を開く。提示した顧客価値に対して対価を支払ってくれる。

ドラッカーは、まず、マーケティングがあくまでもマネジメント活動の一部であり、顧客を創造するために、「イノベーション」と合わせて企業が担う基本機能と位置付けました。そのうえで、マーケティングを「組織をして成果を上げさせるための道具・機能・機関」と定義しました。

つまり、真のマーケティングは「顧客」からスタートし、アプローチすることとなります。
  ・ 現実、欲求、価値を理解する
  ・ 「顧客は何を買いたいか」を問う
  ・ 顧客が価値ありとし、必要とし、求めている満足がこれであると言う

ドラッカーは、究極的には「マーケティングの理想は販売を不要にすること」とし、マーケティングの目的は、「顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすること」だとしたのです。
(出所)P.F.ドラッカー『マネジメント(エッセンシャル版)』,上田惇生編訳,ダイアモンド社,2001年。

「イノベーション」はより大きな価値、新たな価値や行動を生み出し、市場や社会に変化を与えます。

次の“7つの機会”は、ドラッカー教授が長年、さまざまな組織研究やコンサルティングによって得た知見から、イノベーションを見つける機会についてまとめたものです。
第1の機会 予期せぬ成功と失敗を利用する
第2の機会 ギャップを探す
第3の機会 ニーズを見つける
第4の機会 産業構造の変化を知る
第5の機会 人口構造の変化に着目する
第6の機会 認識の変化をとらえる
第7の機会 新しい知識を活用する

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