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切ない…アスファルトに残るミミズは必死に生きた姿だった。

夏になると雨が降った後にアスファルトの上で干からびたミミズをよく見かけます。なぜミミズはわざわざ地面に這い出てくるのでしょう...

更新日: 2016年07月15日

eps22fさん

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夏になるとよく見かけるミミズの干からびた姿…

真夏の路上を歩いていると必ず目にするのが、ミミズがひらかびている姿です。

ミミズは雨がふると土の中から出てくると言われています。

▼なぜミミズは雨が降ると這い出てくるのか

原因① 酸素不足

皮膚呼吸が原因で、地中から地上に逃れてしまうのだという。

”環形動物のミミズは、呼吸のための装置を持っていません。なので、からだの表面全体で呼吸をしているわけです。つまり“皮膚呼吸”です”

大雨が降ると土の中のバクテリアが爆発的に繁殖して活動が活発になり、土中の酸素量が減り炭酸ガス濃度が増えてミミズが呼吸困難になり苦しくなって逃げ出す

原因② 温度上昇

地中の温度と湿度が上がると未分解の有機物が急激に発酵します。
その結果、地中の温度は更に上昇し、酸欠になります。

”雨が降っても気温の低い日にはそうした現象は見られませんが、蒸し暑い夜はそうした状況になります。”

土が太陽光で熱くなった時、体温調節のできないミミズは必死で地上にはい出てしまいます。

原因③ モグラと勘違い

雨音の振動をモグラと間違えて逃げ出し、それでも地表全体が同じ振動をしていれば、逃げる方向を失っても仕方ないでしょう。

パニックになったミミズが、モグラにもっとも襲われ難い地上に飛び出してくる

『ミミズのはたらき』(創森社、大人向けの本)p18に「少しの振動でも地表に飛び出すのは外敵から逃避する行動と言われている」との記載がある

▼なぜアスファルトに

いざ土の中へ戻ろうにも、水分がどんどん乾いてゆくので、地面が固くなって戻れなくなる。

”そのうちに体の水分も乾いてしまい身動きが取れなくなってしまうのではないかと言われています。まさに「雨降って地固まる」です。”

都心などでは土よりもアスファルトの面積が圧倒的に多いので、移動している間にアスファルトの上に出てしまう。そして、土に戻る前に体が乾いてしまうという説が言われています。

▼必死に生きた姿だった…

いずれも目の無いミミズにとっては、最も危険な生きるための逃避。それで生命を落とすことになるというわけなのです

夏の路上で干からびているミミズ。それは、生きようと必死にあがいた彼らの軌跡ともいうべき姿なのかもしれない。

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