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フリーミアム ~「フリー」と「プレミアム」をバランス良く配置することで利益をあげる。

「フリーミアム」とは、「フリー」と「プレミアム」を合わせた造語。フリーミアムの戦略・戦術のポイント。

更新日: 2016年07月18日

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mamekotoさん

フリーミアムとは

フリーミアム(Freemium)とは、基本的なサービスや製品は無料で提供し、さらに高度な機能や特別な機能については料金を課金する仕組みのビジネスモデルである。

「フリーミアム」という言葉は、「フリー(無料)」と「プレミアム(割増)」を合わせた造語であり、米国のベンチャー投資家フレッド・ウィルソンがジャリド・ルーキンの発案をもとに提唱しました。

フリーミアムのビジネスモデル

《フリーミアムのビジネスモデル例》

●有料アイテム課金型
…無料ゲームやアプリの中で有料のアイテムや機能を課金する。

●時間制限型サービス
…無料で利用できる日数を決めて、それ以降は有料プランへ移行しないと機能が 使えなくなるようにする。

●機能制限型サービス
…無料で利用できる機能は一部に限定して、フル機能を利用するのは有料とする。

●人数制限型サービス
…法人向けのサービスで、無料で利用できる人数を限定して、それよりも利用人 数が多くなれば有料プランへと移行させる。

フリーミアムには複数の収益モデルがあり、以下の6タイプに分類されます。

機能追加型
課金することで新たな機能を追加できるタイプ。
限定機能型
課金することで限定機能が解除されるタイプ。
容量追加型
課金することで容量を追加できるタイプ。
会員限定型
課金することで限定コンテンツが解除されるタイプ。
会員特典型
課金することでクーポンなどを受け取れるタイプ。
都度課金型
必要に応じて都度課金するタイプ

フリーミアムを進める上でのポイント

フリーミアムサービスで成功しているサービスの共通点として、どれも無料で使えるサービスの利便性が非常に高く、無料の範囲のみで多くのユーザーを囲うことができています。
そこから、もう少し詳細に検索できる機能が欲しい、もう少し容量を使いたいと思うようなヘビーユーザーに育てあげ有料会員に引きこむという、何かしらの「中毒性」を持って初めて成り立つモデルです。

例えばサービスを深く利用してみないとその面白さや便利さが理解されにくいようなサービスであれば、初めから有料モデルという選択肢もアリだと思います。

ユーザー課金モデルの成功例を見ていると、人間本来の欲求にスポットを当てたサービスは、ニーズが高く、収益化しやすいことがわかりましたね。「あったら便利」という程度のサービスでは、広告費で稼ぐことができても、ユーザーからは課金が難しいのでしょう。

ただ、最初から「なくてはならないモノ」を作るのは簡単ではないと思うので、「あったら便利」なサービスを無償で提供し、毎日使う中で「なくてはならないモノ」にしていければ良いと思います。

有償ユーザーへの移行を促すために、企業は
・無料部分でいかにユーザーを夢中にさせられるか
・有償版の付加価値をいかにスムーズに受け入れてもらうか
の仕組みづくりに工夫を凝らしています。

成功したにせよ、失敗したにせよ、その要因(=Why?)を検証する必要がありますよね。
私が思うポイントは以下の3つです。
1)無料機能を使用する際に、サービスのメリットがしっかり伝わる
2)無料機能と有料機能の明確な線引きがされている
3)有料移行への判断タイミング(きっかけ)が適切である

つまるところ、全ての機能を使い切って腹七分目のサービスを無料で提供していれば、おのずと有料で追加注文するユーザーが出てくるのではないでしょうか。元々小食なユーザー(95%と言われている層)は、何をやっても課金しないです。だって腹七分目に調整して盛ったご飯で満腹になっているのですから。

動画解説

口コミ情報

フリーミアム…フリーミアムとは、基本的なサービスや製品を無料で提供し、さらに高度な機能や特別な機能について料金を課金する仕組みのビジネスモデルである。

プレ民はお客だけど、無料垢はお客じゃなく商材だってこと、もうちょっと意識したほうが良いと思う。フリーミアムってそういうものよね。

【ARPU:Average Revenue Per User】携帯電話などの1加入者毎の平均売上高。解約率低下対策の値下げとARPUはトレードオフになりやすく、付加サービス増で収益改善が必要。無料がベースのフリーミアムのサービスではARPPU(課金会員毎の売上)という指標がある。

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