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いつ見ても客がほとんどいないのに紳士服店はなぜ黒字なのか?

自分の近所の紳士服店は客が入っているのさえ見たことないです

更新日: 2016年07月22日

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tozainanbokuさん

いつ行ってもほとんど誰もいない

コナカに客が私とお母さんしかいないから、色々試着して買えた

お父さんの付き添いでコナカ来たけど客が私等しかいないよ笑笑完璧私がアウェー

久しぶりに紳士服店に行ったけど、あの品揃えで自分のサイズがない、週末なのに客はほとんどいない。なのにつぶれないのがいまだに不思議。

どうでもいい事だけど、紳士服の青山はあんなにデカイ店舗面積で、駐車場も大きくて、CMをバシバシやっていて、ほとんどいつもSALEをしているが、客は全然いないように見える。どういう事なんだろう??といつも考える。

@yumiharizuki12  紳士服専門店って いついっても すいているようにみえるのに 経営が成り立つのは どう解釈すればいいんでしょう?

しかし大手4社はどこも黒字

大手4社の2015年度業績を調べたところ、驚いた。どこもしっかり儲けているのだ。

・青山商事(洋服の青山):売上 2402億円、経常利益 216億円
・AOKI:売上 1838億円、経常利益 189億円
・はるやま商事:売上 543億円、経常利益 26億円
・コナカ:売上 691億円、経常利益 27億円

答えは商品企画から販売までを一貫していることにあった!

もともと紳士服専門店は1970年代に誕生し、急成長した業態だ。当時、紳士服は主に百貨店で売られていたが、1着で給与1カ月分と高価だった。

そこで「給与1カ月分でなく、小遣い1カ月分で買えるようにしよう」と考えた洋服の青山創業者は、自社で開発・生産し、自社の店頭で売ることで低価格を実現した。

つまり有名ブランド品以外の紳士服はユニクロ製みたいな話

2着目半額でなぜ利益が出るか

大手の紳士服チェーンが都心での出店攻勢を続けている。そんな紳士服店で行われている「2着目半額」など、2着買うと価格が安くなるセールは儲かっているのだろうか?

「紳士服の場合、仕入れ原価は12~13%程度で、2万9800円のスーツだと3600円程度。そこに約1万430円の人件費、1万2665円の家賃・光熱費・宣伝費が加わると1着の利益は3105円程度と推定できます。

2着目を半額の1万4900円で販売しても、原価3600円を引いた1万1300円がそのまま利益になるのです。1着だけなら利益は3105円ですが、2着売ることで店側の利益は1万4405円に跳ね上がるのです」

おまけのもう1着が重要

経済学の「追加コスト」の考え方で、そのことを説明できる。追加コストとは商品を余分に作ったり、売ったりするときに追加で必要となるコストのことだ。専門的には「限界費用」と呼ばれている。

例えば、ディナーの平均単価が3000円というちょっとおしゃれなレストランが、980円でランチを始めるとしよう。ディナーと同じ質の食材を使い、家賃、人件費、光熱費、宣伝費などの「平均コスト」を計算すると、980円では赤字になる。

家賃や光熱費の基本料金などランチの営業をしなくてもかかってくる費用は差し引くべきだからだ。また、人件費もアルバイトを除き、朝から仕込みで働くシェフの給与は含まれない。すると、ランチでも十分な利益が出る。

材料費は増えますが、ディナーで営業する分のコストでランチも提供できているという話です。

さらに立地を駅から離れた場所にすることで、人件費もカット

都会の店では、立ち寄るお客さんは多いものの一見客も多いので、必ず買うとは限らない。販売員の手間がかかる割になかなか売上につながらない。しかしロードサイド店舗の場合、お客さんはわざわざ店に車で来る。一見客はおらず、「スーツを買う」という目的が明確だ。

販売員は実際に買うお客さんに対応できる人数でOK。さらに販売員は紳士服の専門知識だけを持っていればよい。販売員一人当たりでカバーできる店舗面積は、他業態と比べて格段に広くなる。だから店員はまばらに見えたのだ。

人件費も抑えられ、さらに幹線道路沿いの土地代は安いため、販売コストも抑えられる。

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