1. まとめトップ

ロシア経済を理解するキーワード「オルガルヒ」とは何か?

ソ連崩壊後のロシアの経済を理解するために必須のキーワード「オリガルヒ」を簡単に説明してみました。

更新日: 2016年07月29日

2 お気に入り 9202 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

一般的に、ロシアにおいて様々な業種で寡占体制をしく新興資本家を意味する。オルガルヒがかかわる業種は、銀行を中心に石油企業から新聞、ラジオ、テレビ等のマスコミまで幅広い。

オリガルヒは、ソ連崩壊後、国営資産の民営化に乗じて巨額の資産を確保した。

さらに、資金不足に悩んでいたロシア政府を支援することで政治的な影響力を強めた。

しかし、2003年、石油大手ユコスの、M. ホドルコフスキー社長が拘束され、同社が解体、再国有化されることをきっかけにオリガルヒをとりまく情況が一変した。

ユコス解体後、ロシアの政権に従順なオリガルヒのみが生き残る情況となった。

この傾向は、2008年の世界金融恐慌で多くのロシアの富豪がロシア政府の救済を受けたことで一層強まった。

近年は、オリガルヒにかわってプーチン政権に近い新世代の富豪が台頭してきている。

近年、ロシア国内で10億ドル以上の資産を持つ資産家の人数は、2011年には96人、12年には110人、13年には111人、14年には88人となっている。これらは新世代の富豪である。

新世代富豪が台頭する背景には、資源開発や株式市場システムの改善が大きく関わっているが、政権による富豪の救済政策も大きく関与している。この意味で、ロシアでは政財界が一体化する傾向があるといえる。

1