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幻の楼蘭王国とは?シルクロードのオアシス都市

シルクロードの幻の都市とされる楼蘭王国についてまとめました。

更新日: 2016年07月30日

misukiruさん

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◆シルク・ロードの要所として栄える

楼蘭王国は紀元前の古代西域地区36ヶ国中の一つであり、新疆のロプ・ノールの北西岸に位置し、古代シルクロードの要衝でした。楼蘭は紀元前から5世紀ごろまでオアシス都市国家として栄えました。

漢の繁栄による東西貿易の発展は西域の経済を大いに潤した。26ないし36国といわれた西域諸国は前漢末には55国に増加している。

楼蘭は少なくとも紀元前176年以前に形成され、月氏の勢力圏にあったこと。そして紀元前176年頃匈奴の支配下に入ったことが推定されうる。

その国力の増大によって政治的地位は上昇したが、漢や匈奴に比して弱小であることには代わりはなかった。やがて漢の介入が本格化すると、鄯善国はその覇権を認めざるをえなくなった。

◆人口2~3万人ほどか

人口の激減期であった後漢~三国時代の影響で7割と仮定して、1家(戸)6.5人として、4000家で26000人となります。西域の地方国家、それも、逃亡国家であることを考慮すれば、とりあえず国家としての体裁は整っていたのではないでしょうか。

◆モンゴル系の匈奴(Xiongnu)と関係

漢と匈奴の西域を巡る争いは長く続き、楼蘭の政治はその動きに激しく左右された。やがて再び漢の軍事介入を招く事件が発生した。

楼蘭王はそれに答えて「小国は大国の間にあり、両属せねば安んずることは出来ない」と答え、両属を認めないならば漢の領土に土地を与え移住させて欲しい旨を伝えたという。

◆王国として発達

税は物納が基本であり、穀物、ワイン、ラクダ、ウマゴヤシ、バター、羊、フェルト、カーペットなど様々な種類の物品が徴収された。こうした税として集められる物品は20種類を超える。最も主要な税は穀物とワインであり、それぞれ都市の役所などに一旦集められた後、機を見て中央へと送付された。

徴税の処理において最も問題となるのが、役人による横領や着服、未納、そして輸送中の略奪被害などであった。

◆やがて衰退して消失

4世紀頃からロプノールが干上がるのとほぼ時を同じくして国力も衰え、やがて砂漠に呑み込まれたが、1900年にスウェーデンの探検家ヘディンによって遺跡が発見された。

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