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ハンデ重賞小倉記念 レース情報

ハンデ戦ながらまずまずの安定感を見せている上位人気。12年以降人気サイドの決着が増えており、前G1や重賞好走馬が揃えば人気サイドの決着の可能性が高くなっているようです。

更新日: 2019年07月30日

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egawomsieteさん

4連勝中のメールドグラースが登場

メールドグラース(牡4、栗東・清水久詞厩舎)は今年に入ってからの成長が著しく、現在4連勝中。重賞の新潟大賞典と鳴尾記念も鋭い末脚を活かす強い内容で勝っており、今後さらに上のクラスでも期待できそうだ。さすがにハンデは背負わされそうだが、賞金を積み重ねたい。鞍上は3走ぶりとなる川田将雅騎手。

 アイスバブル(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)は前走の目黒記念を2着。メトロポリタンSが雹のため中止となっての仕切り直しの一戦だったが、初重賞挑戦としては非常に良い内容だったと言えるだろう。一叩きされたここも期待十分。鞍上は福永祐一騎手。

その他、2連勝中のアイスストーム(牡4、栗東・吉村圭司厩舎)、前走巴賞を3着したカデナ(牡5、栗東・中竹和也厩舎)、ウオッカの仔タニノフランケル(牡4、栗東・角居勝彦厩舎)、宝塚記念6着のノーブルマーズ(牡6、栗東・宮本博厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。

■18年出走馬情報

トリオンフ(セ4、栗東・須貝尚介厩舎)は2月の小倉大賞典を3連勝で制覇。続くGI・大阪杯では8着に敗れたものの、その後は新潟大賞典4着、鳴尾記念2着とGIIIで上位争いを演じている。得意の小倉、武豊騎手との新コンビで重賞2勝目を期待したい。

ストロングタイタン(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)はそのトリオンフを鳴尾記念で撃破。1分57秒2のコースレコードで重賞初制覇を果たした。続く宝塚記念では11着に終わったが、GIIIのここなら力上位だろう。鞍上は短期免許で初来日する豪州の若手ブレントン・アブドゥラ騎手。

 その他、天皇賞・春(12着)以来のサトノクロニクル(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)、都大路Sを勝ったサンマルティン(セ6、美浦・国枝栄厩舎)、七夕賞で2着のマイネルサージュ(牡6、美浦・鹿戸雄一厩舎)、垂水Sを勝ってオープンに戻ったキョウヘイ(牡4、栗東・宮本博厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。

■過去10年の傾向から

☆人気 1番人気は【0・3・2・5】。2番人気も1勝のみ。

 ☆前走 勝ち馬7頭までが前走も2000メートルを走っており、残る3頭のうち2頭はG1からの参戦。

 ☆年齢 5歳が最多4勝。6歳は未勝利。

 ☆ハンデ 勝ち馬は53〜57キロで、55キロが最多3勝。

 結論 ◎スピリッツミノル ○ヴォージュ ▲ストロングタイタン

■レース展望

過去5年でトップハンデ馬の勝利はなく、5頭中4頭がここで重賞初Vという小倉記念。そしてハンデ戦らしく53キロ~56キロまでのハンデ馬が4勝、2着4回と、重ハンデ馬は苦戦傾向にあります。また、前走からの巻き返しが多いのも、予想を難しくさせています。

 ただ勝ち馬を見れば、昨年の惨敗続きながら11番人気で波乱を演出した12クランモンタナを除けば、比較的人気サイドの馬が勝っており、相手も人気サイド。一方で1番人気は惨敗続きですので、これを除いた人気サイドで組み合わせるのがベストか。

今年の1番人気は10ストロングタイタンか。鞍上川田騎手はこのレースで1番人気になるケースは多いもどれも惨敗で信頼度はなし。(1番人気なれば消し対象?)
 ただ馬は調子を上げており前走の降級戦マレーシアCは落鉄をしながらレコード勝ちをしており、夏の小倉コースでは3戦3勝と得意。あとは前走の反動、他馬と比較での55キロ、このレースの傾向にはまらないかどうか。

 相性のいい和田騎手に替わる13バンドワゴンは鳴尾記念以来の出走。
ハンデ54キロは恵まれた感じがしますので、好位からではなく2走前のような中団からの差しに期待か。

戸崎騎手が珍しく遠征してきますが、騎乗する8サンマルティンは、昨春に去勢手術を受けた後は6戦4勝と本格化。54キロならこの相手でも好勝負になるか。

 宝塚記念は7着でしたが、重賞では安定感を見せている1スピリッツミノル。小回りも問題なくこの相手に55キロなら大崩はなさそう。

 重賞初挑戦だった前走七夕賞では、もまれ弱さを見せて9着惨敗となった3ヴォージュ。今年5戦目となりますが小回り向きな先行力でどこまで。

 当レース2年連続2着の6ベルーフは近走不振も得意の季節で得意のコースだけに巻き返しがあってもおかしくはなさそうです。

■水曜最速タイ!タイタン11秒9に池江師太鼓判

日曜小倉のメイン「第53回小倉記念」の追い切りが栗東トレセン、小倉競馬場で行われた。

 上昇する気温と比例するように、グングンと調子を上げてきたストロングタイタンが、坂路での最終追い切りで活気あふれる動きを見せた。川田を背にして上がりだけサッと、4F53秒6、ラスト1Fはこの日の最速タイとなる11秒9をマークした。池江師が出来に太鼓判を押す。

 「良かったですね。(休み明けの)前走も仕上がりは良かったけど、使ったなりの上積みがありますよ」

昨年11月にオープン昇級を決めたが、その後の重賞2戦は中山金杯が9着、小倉大賞典が5着と人気を裏切った。休養を挟んだ仕切り直しの前走準オープン戦を制して、今回が再度の重賞挑戦。やはり力関係が鍵となるが、指揮官は得意の夏なら十分に通用すると見ている。

 「冬場は冬毛が伸びていたし、おなかも出て、熊みたいにモッサリと見せた。その点、汗をかいて代謝が良くなる夏場は調子が上がってくるからね」

 夏の小倉では3戦3勝と負け知らず。前走は首差の辛勝だったが、「左前脚と左後肢を落鉄していた」と聞けば、着差以上の完勝だったと分かる。夏に限れば、まだまだ底を見せていない米国生まれの4歳牡馬。実績では重賞ウイナーの僚馬ベルーフに一歩譲るが、レースの主役を譲るつもりはない。

■重賞初V好機!古豪ケイティープライド上昇気配

重賞初Vを狙う7歳の古豪ケイティープライド。函館記念(5着)から転戦するハードなローテだが、上昇ムードが漂う。角田師は「休み明けを叩いた上積みはある。ハンデも52キロだし、直線の短い小回りの方がいいからね」と期待を寄せる。

 昨年の函館記念2着、チャレンジC3着など重賞で惜しい競馬が続く。同師は「年齢的にも、そろそろ勝ってほしい。内枠が希望」と意気込んだ。

■17年出走馬情報

最有力視されるのはストロングタイタン(栗東・池江泰寿厩舎、牡4歳)か。重賞初挑戦となった今年の中山金杯(9着)、その後の小倉大賞典(5着)では苦杯をなめたが、降級戦の前走、マレーシアCはレース中に落鉄をしながらレコード勝ち。また、夏の小倉コースでは3戦3勝と完璧な戦歴を残している。休み明けを叩かれた上積みもあり、ハンデも前走から2キロ減の55キロ。重賞初勝利のチャンスは十分だ。

3歳時のきさらぎ賞(2着)以来の重賞挑戦だった鳴尾記念では7着に敗れたバンドワゴン(栗東・石坂正厩舎、牡6歳)も、いつ重賞Vを飾ってもおかしくない器だ。2歳時にはトゥザワールド(弥生賞)などの強豪に勝っており、潜在能力は重賞級といっていい。【2・1・0・0】と好相性の和田竜二騎手は、過去3年で当レース2勝。きさらぎ賞以来のコンビだけに手綱さばきにも注目だ。ハンデは54キロと少し恵まれた印象があり、メンバー的にも好勝負は可能だろう。

サンマルティン(美浦・国枝栄厩舎、セン5歳)は昨春に去勢手術を受けた後は6戦4勝と勝ち星を積み重ねている。前走のむらさき賞では、好位追走から上がり3ハロン33秒3の末脚を発揮してVと、ここにきての充実ぶりが目立つ一頭だ。血統的にも母ディアデラノビア(サンスポ賞フローラSなど重賞3勝)、半姉ディアデラマドレ(府中牝馬Sなど重賞3勝)など一族には重賞戦線で活躍した馬が多い。中間は小倉に移動して環境に慣らしながら調整中。今の勢いで54キロなら一気に重賞ウイナーになっても不思議はない。

重賞初挑戦だった前走の七夕賞では、ペースに戸惑い、もまれ弱い部分を見せて9着に敗れたヴォージュ(栗東・西村真幸厩舎、牡4歳)。前走は芝2000メートル8戦目にして初めて馬券対象外となったが、中間も熱心に乗り込まれ、今年5戦目でも馬は元気一杯だ。前走と同じ55キロのハンデ克服が鍵となる。

 当レース2年連続2着のベルーフ(栗東・池江泰寿厩舎、牡5歳)は近走不振だが、過去2年は前走12、9着から巻き返している。トップハンデ57キロは少し見込まれた印象も受けるが、昨年同様、ダグラス・ホワイト騎手が鞍上だけに、まだ見限れない。決め手が生きる展開になれば浮上しそうだ。

障害帰りの昨年覇者クランモンタナ(栗東・音無秀孝厩舎、牡8歳)=56キロ=や、52キロが魅力のケイティープライド(栗東・角田晃一厩舎、牡7歳)、6歳になってからの充実ぶりが目立つフェルメッツァ(栗東・松永幹夫厩舎、牡6歳)=55キロ、斤量が5戦ぶりに55キロとなるスピリッツミノル(栗東・本田優厩舎、牡5歳)、昨年の神戸新聞杯ではサトノダイヤモンドと0秒5差の4着になったカフジプリンス(栗東・矢作芳人厩舎、牡4歳)=55キロ=など伏兵となりうる馬は多数いる。3年連続で6番人気以下の馬が連対しているだけに、穴馬の台頭には注意を払いたい。

■遅咲きのディープ産駒クランモンタナが重賞初V

8月7日の小倉11Rで行われた第52回小倉記念(3歳以上オープン、GIII、芝2000メートル、12頭立て、1着賞金=4100万円)は、和田竜二騎手騎乗の11番人気クランモンタナ(牡7歳、栗東・音無秀孝厩舎)が2番手追走から直線で先頭に立ち、後続を完封した。タイムは2分0秒0(良)。クビ差の2着に大外から追い込んだベルーフ(4番人気)、さらに半馬身遅れた3着に馬群を割って追い込んだエキストラエンド(6番人気)が入線した。1番人気のダコールは4コーナーで中団まで押し上げて直線もよく伸びたが、3着とクビ差の4着に敗れた。

「成績は出てないけど、馬はいい馬なので。調教で乗って、やってやろうかと思ってました」とクランモンタナを初重賞制覇に導いた和田竜二騎手。「先生からは、行けるとこで競馬してくれという指示だったので、行けるだけ行ってやろうと思っていました。思った通りの位置がとれました。2コーナーで手応えがなくて、どうしようかな、と思っていました。長かったですね(笑)。直線に入れば頑張ってくれんじゃないかと思っていたので、4コーナーまでもたせようと思っていました。何とか頑張ってくれましたね。直線も余裕なかったですね。これだけやったんだから勝たせてくれ、と思って追っていました」。ズブさを逆手に取った和田騎手の、2番手からの早め先頭&粘り込みが見事に決まった形だ。

クランモンタナは、父ディープインパクト、母エアトゥーレ、母の父トニービンという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、社台レースホースの所有馬。通算成績は40戦6勝。重賞初勝利。音無秀孝調教師は小倉記念は初優勝。和田竜二騎手は2014年のサトノノブレスに次いで小倉記念2勝目。

■過去10年の傾向から

☆人気 1番人気が0勝とハンデ戦らしく波乱の傾向。7勝を3~6番人気の馬が挙げている。09年は16番人気の馬がV。

 ☆年齢 3歳【0・2・0・1】、4歳【3・2・0・16】、5歳【5・2・8・33】、6歳【0・3・2・34】、7歳以上【2・1・0・37】。4、5歳馬が中心。

 ☆ハンデ 55~56キロの馬が勝率(10・5%)トップ。また57キロ以上の馬が3着内率(29%)首位と重量の重い馬の活躍が目立つ。

 結論 ◎サトノラーゼン ○ベルーフ ▲アングライフェン

■レースの展望&見解

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