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明日は我が身。。「下流老人」30代でも笑ってはいられない理由

若い世代からの準備が「下流老人」にならないための必要条件となります。早い段階で老後に必要な資金を知っていただきたく、まとめさせていただきました。分かりやすく老後までの必要な貯蓄貯蓄金額を算出しました。必ず参考になるはずです。ぜひ一読していただければ幸いです。

更新日: 2016年08月04日

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この記事は私がまとめました

shiybuさん

▼下流老人とは?

下流老人(かりゅうろうじん)とは、生活困窮者支援を行うNPO法人ほっとプラス代表理事で、社会福祉士の藤田孝典がつくった造語。

▼「下流老人」造語の背景

71歳の老人による新幹線車内での自殺事件。ガソリンをかぶって焼身自殺を図った老人のために巻き添えで一人の女性が亡くなるという悲惨な結果を招いた。
 事件後の取材で、彼がちょうど6月から年金だけの生活になり、生活が苦しいことや年金受給額の少なさについて不満を漏らし、自殺をほのめかしていたことが明らかになった。

 その老人の年金受給額は月12万円。居住していた杉並区の生活保護基準は14万4430円だ。年金受給額が生活保護基準を下回っているそういう老人を前出の藤田さんは「下流老人」と名付けた。

平均的に収入を得ていたサラリーマン。前職は清掃業をしていた。

▼「下流老人」の事例

「彼女は60代後半まで、洋裁を生業にしていたんですが、体調を崩して働けなくなった。貯金を使い果たし、40年かけてきた国民年金は7万円足らず。空腹で、つい菓子パンを万引きした。泣きながら“ごめんなさい”と何度も謝っていました」

一生懸命、頑張って仕事をしても、こんな悲惨な老後が待っていることもある。

▼生活保護以下っておかしいでしょ!

現在、一般サラリーマンの平均年収は約400万円。その場合、国民年金と厚生年金を合わせた年金は夫婦で20万円をちょっと切るくらいです。その額で2人が生きていくのが、平均モデル。ということは、年金しか頼りにならないとすると、首都圏の生活保護基準とそれほど変わらないことになります。

▼下流老人の特徴は?

下流老人の特徴は、以下の3つの特性が、全て当てはまることです。
① 収入が著しく少ない
② 十分な貯蓄がない
③ 頼れる人間がいない

▼夫婦の平均寿命は?

現在60歳の女性の平均余命は28.68年、およそ89歳まで生きます。
現在60歳の男性の平均余命は23.36年、およそ83歳まで生きます。
女性が 83歳のとき 男性に先立たれ、さらに5年を生きます。

60歳もしくは65歳から計算すると、約30年間お金が必要な事になります。

▼そもそも老後に必要なお金はいくらなの?【超重要】

厚生労働省が発表した平成27年度の年金額についてご紹介します。国民年金から支給される老齢基礎年金は、20歳から60歳まで40年間保険料を支払った人で、1人1カ月6万5008円。また、厚生年金から夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額として22万1507円とのこと。

しかしこれは総収入であり、実際は保険やら税金やらでいろいろ引かれ更に現在の年金は昔より少なくなっています。

世帯主が60歳以上で無職である世帯(世帯員が2人以上)の家計をみると、実収入から非消費支出(税・社会保険料等)を差し引いた可処分所得約17.6万円に対して、消費支出は約24.7万円で、1ヵ月間に約7.1万円が不足しています。

平均収入:17.6万円
平均支出:24.7万円
不足分:17600-24700=-71000円

▲月に71000円が不足している!

30年間の生活の中で1ヶ月当たり7万円から8万円不足するという事は、1年で84万円から96万円不足する計算です。間を取って90万円と仮定すると、30年ですから2,700万円必要だという計算になります。

1年間の平均不足金額:90万円
60歳からの平均寿命:30年
90万円×30年=2700万円

▲うそだろ…60歳までに約3000万円の貯蓄が必要となる!

▼世代別の平均貯金額を見てみると

20代の平均貯金:220万円(ファミリー世帯)
30代の平均貯金:370万円(ファミリー世帯)
40代の平均貯金:444万円(ファミリー世帯)
50代の平均貯金:800万円(ファミリー世帯)
60代の平均貯金:1342万円(ファミリー世帯)
全世代:948万円(ファミリー世帯)

あれ?3000万円に全然足りていないぞ!!

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