1. まとめトップ

精神的な体調不良である自律神経失調症の恐ろしさ

寝汗や冷や汗などの異常な汗、慢性的な頭痛や肩こり、下痢、めまい、不眠症、疲労感などの体調不良といった症状が現れてくるが自律神経失調症。その原因には眼精疲労やカルシウム不足、呼吸の浅い胸式呼吸という意外なところからくるケースも多いのですが、どれもストレスが起因であることに違いはありません。

更新日: 2016年08月05日

18 お気に入り 25669 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

egawomsieteさん

■生まれつき敏感で緊張しやすい人がなりやすい病気

はっきりした身体の病気がないのに、精神的な影響で、自律神経症状がからだに出る状態です。たとえば、ストレスが続いたりすると自律神経症状が出てきます。全身倦怠、めまい、頭痛、動悸(どうき)、血圧の上下、下痢(げり)、不安感、緊張、イライラ、発汗、ふるえ、肩こり、吐き気、食欲不振、不眠といったさまざまな症状があり、数えきれません。ただ、これらの症状から安易に自律神経失調症と自己診断してはいけません。うつ病やパニック障害などの可能性もあるからです。

■自律神経失調症の症状

慢性的な疲労、だるさ、めまい、偏頭痛、動悸、ほてり、不眠、便秘、 下痢、微熱、耳鳴り、手足のしびれ、口やのどの不快感、頻尿、残尿感

イライラ、不安感、疎外感、落ち込み、やる気が出ない、ゆううつになる、感情の起伏が激しい、あせりを感じる

自律神経の乱れによって引き起こされる症状は、多岐にわたります。最大の特徴は、自覚症状があるにも関わらず、病院で検査をするも、異常が見当たらないということ。原因として考えられているのは、 ストレス、生活リズムの乱れ、環境の変化、女性ホルモンの影響などといわれています。

自律神経のバランスが崩れることで起こる

学問的には自律神経失調症は交感神経と副交感神経の2つから成り立つ自律神経のバランスが崩れることで起こる症状だと言われています。

交感神経は危険な状況に置かれたりすると副腎髄質よりアドレナリンなど神経伝達物質が分泌され活発になり脈拍や呼吸数の増加、体温の上昇などの反応が起きてきます。

これに対してリラックスした状態の時には副交感神経が活発になり脈拍や呼吸数の低下、身体の弛緩などの反応が起きてきます。

健康な時は、この相反する2つの神経活動のバランスが保たれているために、身体は問題なく休息と活動のそれぞれに適した状態に移行できると言われています。

しかし、不安や怒りなど、なんらかの理由により、この神経活動の調和が崩れてしまうことがあるのです。

そして、こうなると、休息し眠りたいのに交感神経が活発になり、異常な興奮や発汗で眠れない入眠障害とか、また全く正反対に、副交感神経が活発化し、活動が必要な状況で極端な無気力や無反応になるなどの症状が現れてくるものなのです。

つまり、こういう状態になったものが自律神経失調症であると医学的には言われています。

■自律神経失調症は全身の色々な所に不調が起こる

自律神経失調症の症状には、次のような体の不調があります。

「肩こり、腰痛、頭痛、目の疲れ、耳鳴り、動悸、のぼせ、手足の痺れなどの症状が起こることが多い。」
「毎日のように倦怠感がある。」
「喉が詰まるような感じがする。」
「便秘や下痢が頻繁に起こったり、尿が近かったりする。」
「イライラしたり、妙に不安になったりして精神的に不安定になりやすい。」

自律神経失調症ではこれら全ての症状が起こる訳ではなく、全身の色々な場所のうちの一部で症状が起こることも多いものです。

私たちの自律神経は「活動中に交感神経が、安静中に副交感神経が優位になる。」といったように、生活リズムに応じて柔軟に切り替わるようになっています。
だからこそ、肩こりや動悸などの自律神経失調症の不快な症状は無く、健康的な体を維持できているのです。

ただ、体質や性格、生活習慣などによっては、心身の調子が崩れて自律神経のバランスにまで支障が出てしまうことがあります。
心身の疲労が溜まりやすい体質の方、神経質でストレスを溜め込みやすい性格の方、十分な休息が取れない生活や偏食で栄養バランスが崩れた食生活を送っている方などは注意が必要です。

症状が変わることが多い

自律神経失調症の症状は数え切れないくらいあります。
また1つの症状があらわれるのではなく、同時にいくつもの症状があらわれることもあるのです。

そして自律神経失調症の特徴といってよいのが、同じ症状がずっと続くわけではなく変わっていくということです。

たとえば、頭痛やめまいの症状で悩まされていた人がいるとしますね。
その人が、頭痛が解消されたと思っていたら、今度は急にじんましんが出て悩まされるといった状況です。

■目の疲れが原因に!?自律神経が乱れる意外な原因3つ

日々の生活の中で溜まっていく仕事や人間関係でのストレス……。気がつけば自律神経が乱れて不眠症や神経性胃炎など、心身に不調がでてしまった、なんてこともあるかもしれません。自律神経を失調すると、体にさまざまな悪影響がでるので、未然に防ぎましょう。

心身の不調や不眠の原因になる恐ろしい自律神経の乱れ

自律神経とは循環器や消化器、呼吸器といった体内の器官を調整するために24時間休むことなく働き続けている神経のこと。自律神経は、身体の活動している時や日中に優位になる「交感神経」と、リラックス時や夜に優位になる「副交感神経」の2つあり、バランスを保つことで心地の良い生活ができるのです。
しかし、ストレスや昼夜逆転生活などの影響により、2つのバランスが崩れて自律神経が乱れてしまいます。自律神経を失調すると不安や緊張、抑うつや肩こり、不眠といった様々な不調を招くおそれがあります。

自律神経が乱れる原因3つ

(1)眼精疲労


目の焦点を合わせる筋肉である毛様体筋は自律神経が司っています。したがって目を酷使することで毛様体筋が疲弊すると、自律神経のバランスが崩れてしまい、目だけではなく、全身への影響があるとされています。

(2)カルシウム不足


カルシウムは緊張した神経を落ち着けて、苛立ちを抑える働きがあります。そのため、自律神経を乱さないための予防として有益であるとされています。その分カルシウムが不足するとイライラしてしまう可能性もありますので、自律神経のバランスを崩さないよう、牛乳やチーズ、ヨーグルトといった乳製品をはじめとし、小魚やほうれん草といったカルシウムが豊富な食品を積極的に摂りましょう。

(3)呼吸を意識していない


呼吸法には大きく分けると「胸式」と「腹式」の2つになるのですが、私たちは呼吸の浅い胸式呼吸をしていることが多いようです。この短い呼吸が交感神経が優位になることで、自律神経失調症を招く原因になります。反対に腹式呼吸でゆっくりと息をすれば自律神経を刺激して副交感神経が優位になります。交感神経が優位になっていると感じた時は腹式呼吸を意識して自律神経のバランスを取るのがおすすめ。

■十分な休息と栄養バランスの良い食事は自律神経失調症対策の基本!

自律神経失調症には体質や性格だけではなく、生活習慣が大きく関係しています。
ですので、自律神経失調症による肩こりや動悸などを対策するには、まずは十分な休息を心掛けることです。

1日6時間以上の睡眠時間を確保することも大切なのですが、睡眠時間よりも大切なのは質の良い睡眠です。
就寝時間に寝付けるように、寝る直前のパソコンやスマホの使用を控えたり、寝る30分前から暗い部屋でリラックスして過ごすのが良いでしょう。

食事に関しては、極端な食事制限によるダイエットはストレスになりやすく良くありません。
脂肪分、糖分、塩分の多い食品は控えめにして、野菜中心のバランスの良い食事を心掛けましょう。

■自律神経失調症のひとつ「過敏性腸症候群」に注意!

この自律神経の乱れともっとも密接な関係にある臓器が胃腸。
本来、胃腸というのは副交感神経が優位なときに強く働きます。つまり、体の機能が正常であれば胃や腸が活発になるのは、睡眠中など安静にしているときということ。
ところが、強いストレスを受けると、安静時ではなく活動中(本来交感神経が優位でなくてはならないとき)に副交感神経が優位になってしまうことがあるのです。それが、胃腸の不調に繋がっているといわれています。

例えば、出勤時の電車の中や会議、といった心理的ストレスがかかると腹痛や下痢になる……といった話をよく耳にすると思います。それは、ストレスにより自律神経の機能が乱れたことで、引き起こされているのです。

この状態が、慢性的に続いてしまったケースが近年増加傾向にある「過敏性超症候群」。特徴は、精密検査をしても、身体的にはまったく異常が見当たらないのに、下痢や便秘といった不快な症状が1ヶ月以上も続くことです。
治療としては、習慣や食生活、心理的な治療を組み合わせた、総合的な対処が必要になります。最近では内服薬などもありますが、大切なのは一人ひとりの事情を鑑みた総合的なケア。その中でも特に重視されているのが、心理的ストレスを和らげること。趣味や運動などを通して、日常の中でこまめに気分転換するようにしましょう。

過敏性腸症候群と似たような症状は、他の病気でも現れます。下痢や便秘が続く、という人はまずは精密検査を行いましょう。自己診断はせず、医師の診断のもと適切なケアを行ってください。

■治療

ストレスの軽減や、夜ふかしなどの生活習慣の改善などを図ることが第一です。ストレスの軽減療法としては、自己催眠による自律訓練法などがあります。自覚症状がひどい場合には、症状を抑えるために抗不安薬やホルモン薬を服用することもあります。

1 2