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パブリックコメントにデパス(エチゾラム)を含む三つの薬の向精神薬指定に関する省令がついに出た!

麻薬、麻薬原料植物、向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令の一部を改正する政令」(案)及び「麻薬及び向精神薬取締法施行規則の一部を改正する省令」(案)に関する意見募集について

案件番号 495160131

定めようとする命令等の題名

麻薬、麻薬原料植物、向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令の一部を改正する政令
麻薬及び向精神薬取締法施行規則の一部を改正する省令

根拠法令項 麻薬及び向精神薬取締法(昭和28年法律第14号)別表第3第11号
麻薬及び向精神薬取締法施行規則(昭和28年厚生労働省令第14号)第27条

行政手続法に基づく手続であるか否か 行政手続法に基づく手続

案の公示日 2016年07月19日 意見・情報受付開始日 2016年07月19日 意見・情報受付締切日 2016年08月18日

パブリックコメントとは?

国の行政機関は、政策を実施していくうえで、さまざまな政令や省令などを定めます。これら政令や省令等を決めようとする際に、あらかじめその案を公表し、広く国民の皆様から意見、情報を募集する手続が、パブリックコメント制度(意見公募手続)です。

目的及び根拠

パブリックコメントは、国の行政機関が政令や省令等を定めようとする際に、事前に、広く一般から意見を募り、その意見を考慮することにより、行政運営の公正さの確保と透明性の向上を図り、国民の権利利益の保護に役立てることを目的としています。

平成17年6月の行政手続法改正により法制化され、それまでの「規制の設定または改廃に係る意見提出手続(平成11年閣議決定)」に基づく意見提出手続に代わって導入されました。

つまりなんらかの法律を決める時に、決定前に国民に公表して、その意見を募集する制度である。
が、こんな制度知ってる人どれだけいるのだろうか。
人知れず公表されていつのまにか決定されているというのが大半ではないのか。
実際、今回の規制にしても、人によってはかなり重要な懸案にも関わらずこの記事を見て知ったという人はかなり多いと予想する。

そしてパブリックコメントに載ったということは、
「文句なければ○月からこの法律が決定します」ということである。
その省令の内容が以下である。

麻薬、麻薬原料植物、向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令
の一部を改正する政令の概要

1.改正の趣旨
麻薬及び向精神薬取締法(昭和28 年法律第14 号。以下「法」という。)において
は、麻薬及び向精神薬の濫用による保健衛生上の危害を防止し、公共の福祉の増進を
図ることを目的として、麻薬及び向精神薬の輸出、輸入、製造、譲渡等を規制してい
る。
具体的な規制対象物質については、法別表第1から第4まで及び「麻薬、麻薬原料
植物、向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令」(平成2年政令第238 号。以
下「指定政令」という。)により定めている。
今般、新たに3物質について、向精神薬と同種の濫用のおそれがあり、かつ、同種
の有害作用を有すると認められたことから、当該3物質を向精神薬として指定するた
め指定政令を改正する。
2.改正の概要
別紙に掲げる3物質について、新たに向精神薬として指定する。
3.公布日及び施行日
公 布 日:平成28 年9月(予定)
施行期日:公布の日から30 日を経過した日(平成28 年10 月(予定))

出典麻薬、麻薬原料植物、向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令 の一部を改正する政令の概要

上記の「別紙に掲げる3物質」のひとつに「エチゾラム(デパス)」とハッキリ明示されている!

下記がその「別紙」の一部

化 学 名:4-(2-Chlorophenyl)-2-ethyl-9-methyl-
6H-thieno[3,2-f][1,2,4]triazolo[4,3-a][1,4]diazepine

化学名字訳:4―(2―クロロフェニル)―2―エチル―9―メチル―6H―チエ
ノ[3,2―f][1,2,4]トリアゾロ[4,3―a][1,4]ジアゼピン

別 名:エチゾラム

物質の概要:本物質は、すでに向精神薬指定した物質と同様の中枢薬理
活性を有しており、濫用による保健衛生上の危害を及ぼす
恐れがあります。
注:向精神薬として指定する物には上記物質の塩類及びこれらを含有する物を
含む。

「向精神薬指定」の結果どうなる?→個人輸入は一切できなくなる!!!

向精神薬には第1種から第3種まであり、いずれも医師の処方箋が必要な処方薬であり、中枢神経に作用して、精神機能に影響を及ぼす物質(医薬品としては抗不安薬、催眠鎮静薬、鎮痛薬等が該当)であって、麻薬及び向精神薬取締法(麻向法)及び政令で定めるものを言う。

 向精神薬は、その乱用の危険性及び医療上の有用性の程度により種別される。

向精神薬の輸入・輸出などの区分としては

 第一種向精神薬については、その都度の地方厚生(支)局長の許可が必要

 第二種向精神薬については、地方厚生(支)局長に輸入届出書、輸出届出書の提出

 第三種向精神薬については、向精神薬輸入業者が行う輸入、向精神薬輸出業者が行う場合には手続は不要

 それ以外は第二種、第三種向精神薬ともその都度の地方厚生(支)局長の許可が必要

 なお、刑法における扱いとしては、向精神薬を他に不当に投与した者は傷害罪に問われる事になる。

長々とあるが、要するに特殊な許可・資格を持った人間以外は輸入不可ということである。
つまりこれまでのように一般人による海外サイトなどからの購入は今後一切出来なくなり、
もし違反した場合は「向精神薬および麻薬取締法」で厳しく罰せられる。

このまま問題なく改正されれば10月からデパスの個人輸入は一切できなくなる。 今後施行予定の10月までに駆け込み買い・高騰が予想される。

すでにいくつかの業者では売り切れ・9月までの入荷待ちなどの事態が起こっているようである。
オオサカ堂やkusuriya3などが有名な個人輸入業者である。
現在他に購入可能な業者があれば随時更新・紹介していく予定。

【追記】平成28年9月14日、正式に上記改正省令が公布されました

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