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防衛省が新型潜水艦建造へ、燃料電池や新型ソナー、新型長魚雷で高性能化か

防衛省がそうりゅう型潜水艦に続く新型3000トン潜水艦29SSを建造するを決定しました。新型潜水艦は燃料電池や新型ソナー、新型長魚雷などを搭載し、静粛性やソナー能力などを向上させると見られています。

更新日: 2019年04月16日

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次期潜水艦について防衛省資料やニュース情報をまとめました。

Parabellumさん

防衛省、海上自衛隊の次世代潜水艦建造へ

防衛省が、海上自衛隊の最新鋭潜水艦「そうりゅう型」の後継となる新型潜水艦を建造することが20日、分かった。

平成29年度予算案概算要求に1隻分の建造費として約760億円を計上し、33年度末までに導入する。

新型艦ではソナー能力や静粛性を向上させる

海自に導入する新型潜水艦は、敵の潜水艦や水上艦の位置や艦種を探る音波探知機(ソナー)の能力を強化させるのが特徴で、敵に見つかりにくくするため静粛性も高める。

ソーナーからの信号を処理し、目標運動解析や戦闘指揮のリコメンドを行うシステムを開発中です。

次世代潜水艦用ソナー・システムは、将来的な潜水艦の水中捜索能力の向上や静粛化・音響ステルス化に対処するため、あるいは沿岸海域の浅海での自艦の行動能力を高めるため、探知能力と情報処理能力を発達させたシステムの開発が求められている。

簡単に言えば、敵潜水艦を出し抜いて先制探知できる遠距離探知ソナーである。次世代潜水艦には、艦首アレイ・ソナー、側面アレイ・ソナー、曳航アレイ・ソナー、逆探アレイ・ソナー(敵ソナー探信音の捕捉)に加え、浅海域の行動を助けるための障害物監脱アレイ・ソナー(機雷の探知)、広帯域送波アレイ・ソナーが搭硯され、全周の正確な測的可能な統合型水測システムを構築する。

側面アレイーソナーには、従来の圧電素子のハイドロフォン・アレイではなく、光ファイバー・ハイドロフォン・アレイが採用される。これは音波の圧力でなく、光の干渉効果により音を感知するアレイで、圧電素子に比べて、小型軽量化、低電力化が可能であり、しかも電磁ノイズ(潜水艦内の電子機器から出る電磁波の干渉)の彫響も受けない。アレイを船体横に長く配置すれば、非常に精度が高く探知距離の人きな側面ソナーが開発できると言うことだ。

新型の曳航アレイ・ソナーに期待するのは、より遠距離目標の先制探知を極吸周波領域で図るためのソナーで、そのためには音響測定艦以上に長い曳航アレイが求められ「そうりゅう」型の積むZQQ‐7ソナー・システムの側面アレイと曳航アレイは、能力的に従前のものから進歩していないと言われており、次世代潜水艦用ソナー・システムでは、将来に向けた新技術への挑戦が必要であろう。

将来の情勢に潜水艦が適正に対処するため、隠密性、残存性及び運用性の向上を企図し、小型・高出力化、静粛化を図ったスノーケル発電システムを開発中です。

この開発では、低椎音化を図ったプロペラ推進器も造られるという。未だに日本では、プロペラをシユランウドで囲んだ潜水檻用ボンプージェット(プロパルサー方式推進器)を実用化していないが、この方式は、推進効率を増進するだけでなく、静粛性の向上にも大きな効袈が期侍できる。一三枚ブレードのポンプージェットは、「そうりゅう」型などが使う七枚ブレードのスキユード・ブロペーフよりも二〇デシベルの騒音軽減になるとされている。

次世代潜水艦には燃料電池搭載か

平成28年予算においてポストそうりゅう型次期潜水艦28SSが計画されている。そうりゅう型と28SSの最大の相違点はスターリングエンジンを廃してディーゼル+リチウムイオン電池+燃料電池となることだ。

新型長魚雷も搭載か

89式長魚雷の後継となる潜水艦用新魚雷(G-RX6長魚雷)が、次世代潜水艦の主武器として開発される。狙いは、魚雷防御手段(音響デコイやジャマー)に馴されず、静粛化・音響ステルス化した潜水艦、あるいは深海域から浅海域に潜む日原でも精確に探知可能な、水上艦/潜水艦を一発で破壊できる、高速・長距離胱走長魚雷である。

G-RX6新長魚雷は89式長魚雷の超強化版で、89式よりも魚雷自体のステルス強化、各種センサーの機能向上と自立攻撃能力の向上、またジャミング、欺瞞に対する無効化機能および敵艦の最適攻撃部署選択画像機能等、魚雷として爆発してしまうのがもったいないほどの機能満載です。

東シナ海に進出する中国への抑止力を高めるが目的

尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の海空域で威嚇と挑発を強める中国への抑止力と対処力を強化する狙いがある。

中国は潜水艦を約60隻保有し、能力向上も急ピッチで進めている。有事の際、空母など米軍艦艇が東シナ海に進出することを阻む接近阻止戦略を追求する上で、隠密性に優れた潜水艦が周辺海域で待ち受けることがカギを握るためだ。

それに対抗し、日米の抑止力を強化するには海自潜水艦の増強が喫緊の課題となっている。

海自は潜水艦の退役時期を延ばして従来の16隻から22隻態勢に増強中だが、新型の導入でさらなる質の向上を図る。

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