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この音、懐かしい…21年ぶりに○○を作った男が話題になっている

好きなことに熱中できるって良いですね。

更新日: 2016年09月09日

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blue_tigerさん

21年ぶりに新作ファミコンソフトが発売される?!

新作ソフトを作った、埼玉県在住のRIKI(りき)さんは、2誌で連載を持つ漫画家です。趣味で集めたファミコンは新旧モデル計20台。ゲームのプレー用、画面の録画用、さらにゲーム音楽再生用などに使い分けていて、部屋のあちこちにディスプレーにつながれたファミコンがあります。

音楽鑑賞用ソフト「8BIT MUSIC POWER」

ファミコン向けソフトの新作は、1994年6月発売の「高橋名人の冒険島IV」以来、実に21年ぶりだそうです。

内容は、操作できる音楽アルバムのような作りです。「ゼビウス」や「スターソルジャー」など往年の名作ゲームをてがけた作曲家たちに、オリジナル曲の制作を依頼。12曲をミュージックビデオのようなド派手な映像とともに聞くことができます。

アルバム本体はファミコンのゲームカセットと同じ外観をしており、ファミコンにカセットを差し込むだけで楽曲が再生される。

また、ファミコンのコントローラーを操作することで、再生楽曲を変更することも可能。

ソフトの容量は当時と同じ728キロバイト

「8BIT MUSIC POWER」は、ファミコンの実機で動かせるようにするため、ソフトのデータ量は728キロバイト。1993年発売の「星のカービィ 夢の泉の物語」と同じで、フロッピーディスクに入る程度のデータ量しかありません。

音楽鑑賞に特化することでテータ量を節約

RIKIさんは「音楽鑑賞に特化したソフトにすることで、一枚絵の大容量データを豪勢に詰め込む、当時ならありえない表現ができました」。

音楽再生中の画面には大量のボールが、複雑な軌跡を描いて舞います。これも表示性能に限界があるファミコンでは、あまり見られない表現で工夫が必要でした。

「『縦2倍モード』と呼んでいるファミコンの特殊な機能を使って、通常の2倍量のボールを出しています。さらに最大時にはボールの表示・非表示を高速で繰り返すことで、4倍量のボールをできる限り違和感なく表示させています」。

発売までの道のりは山あり谷あり

ファミコンソフトの製作を始めたのは5年前から。プログラマーや作曲家に手伝ってもらいながら、内容の発案からビジュアルデザインまで、ほかの部分は自身で担当して開発を進めました。

2年間の作業を経て、目標にしていたファミコン発売30周年にあたる2013年、アクションゲーム「キラキラスターナイト」が完成。しかし、悲願だったカセットでの発売はかないませんでした。

理由は、すでに廃盤となったカセットを再現するにあたり、原価が予想以上に高くなってしまったため。販売価格が1万円を超えることがわかり「とても、買ってもらえる値段には抑えられなかった」。

結局、作ったゲームをパソコンでも遊べるようにして、CD-ROMに収録。製作記録や裏技、54人の作家によるイラストをまとめた同人誌として販売しましたが、小規模に販売するだけで終わってしまいました。製作費や人件費が大きく、RIKIさんは「漫画家として儲かった数百万円を使うなんて、結婚してたらできなかったと思いますね」と振り返ります。

メーカーの協力のおかげで、価格を抑えることができた

そのときRIKIさんの活動を知り、声をかけてきたのがゲーム周辺機器メーカーの「コロンバスサークル」(東京・文京区)でした。

アジアの工場でまとめて生産することで原価を下げ、定価3800円で発売することができました。しかし、RIKIさんは「発売前は、売れなくて在庫が積み上がるんじゃないかとびくびくしてました」。

時代の変化も追い風に

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