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【図解】よく分かる「豊洲市場 盛土問題」 市場関係者からも怒りの声

豊洲移転、盛土問題のニュース、図解解説。ネットの声・感想・画像・石原慎太郎の発言などのまとめ。

更新日: 2017年01月18日

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game7lさん

築地市場協会・伊藤裕康会長

「これだけの規模の大きな工事の変更をやるには、あまりにもお粗末。ひどすぎる」と話した。

移転の延期が決まっている東京・築地市場をめぐる問題で、移転先の豊洲市場で、都が「行った」としてきた土壌汚染対策の「盛り土(もりど)」が、実際には行われていなかったことが明らかになった。

移転を前に、新たに浮上した、この新事実を受けて、予定通りの移転を求めてきた市場関係者からも、怒りの声が上がっている。

築地市場協会・伊藤裕康会長は「われわれを、いったい何だと思っているんだと」と話した。

地下に空洞があると判明した豊洲市場設備

東京都中央卸売市場ページ内、「築地市場移転整備 疑問解消BOOK(平成21年発行)」
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/qanda/redirect/qa02_01_pdf.html

これまでの都の説明

「きれいな土を盛ります」。築地市場の移転を解説する都ホームページの「疑問解消ブック」には、建物の下も含め豊洲の市場用地全体に四・五メートルの盛り土をする図柄がカラーで描かれている。都は都議会などへも、全体に盛り土をしてきたと説明してきたが、実態は違った。

 盛り土がないのは、水産卸売場棟など五棟の地下。敷地面積約四十万平方メートルの三分の一を占める。代わりにあるのはコンクリートで囲まれた、がらんどうの空間だ。

水産卸売場棟の地下

都は毎日新聞の取材に、「3棟の下が空間になっているのは事実。ホームページで公表している図面は盛り土の上に建物があるようになっているが、誤解を招く図面だった」としている。

▼東京都「配管を通すなどの設計上の理由」→しかし専門家会議に伝えられず

東京都は、「配管を通すなどの設計上の理由」としたうえで、「厚いコンクリートで遮断すれば、盛り土をしなくても、安全上問題はないと考えた」などと説明している。

しかも、この方針の変更は、「盛り土」を提言した専門家会議に伝えられていなかったばかりか、都は、ウェブサイトに「盛り土」を行うと掲載し続け、都議会でも、同様の説明をしてきた。

▼建築エコノミスト「土壌から揮発成分が出てくる可能性もあるのでは」と懸念

建築エコノミストの森山高至さんは「配管にあれだけ大きな空間が必要なのか」と疑問を呈す。土壌汚染対策の点からも「地下のコンクリートがどうなっているか。時間がたてば重さで沈み、ひびが入ることも考えられる。土壌から揮発成分が出てくる可能性もあるのでは」と懸念する。

▼5月を軸に調整していた移転は、さらにあとにずれ込む可能性

今回の問題を受け、当初は、5月を軸に調整していた移転は、さらにあとにずれ込む可能性も出てきた。

▼地下空洞にたまる水からヒ素検出

共産党都議団は16日、豊洲市場(江東区)の主要施設の地下空洞にたまる水から有害物質ベンゼンは検出されず、環境基準値を下回る微量のヒ素が検出されたなどとする独自の分析結果を発表した。

 尾崎あや子都議は記者会見で「ヒ素は雨水に含まれないので、たまり水が地下水由来であることを示すものだ」との見解を示した。

地下の水から微量のヒ素 豊洲市場青果棟、地下水の可能性 都議団によると、ヒ素の環境基準は1リットル当たり0.01ミリグラムで、検出されたのは同0.004ミリグラム。 pic.twitter.com/jsKC1pxWei

▼豊洲市場 公明党の独自調査でシアン化合物検出

水産卸売場棟から、環境基準を上回る、1リットル当たり0.1ミリグラムのシアン化合物が検出されたということです。シアン化合物については、先週、発表された東京都や共産党都議団による調査結果では、3つの建物のいずれからも検出されなかったとしています。
公明党は、「今回の調査結果はあくまで参考値ではあるが、新たな疑義であり、都に再調査を求めたい」と話しています。

▼豊洲市場 地下水から基準値超すベンゼンなどが検出

東京都は、築地市場から移転した豊洲市場で行われている地下水のモニタリングで基準値を超える「ベンゼン」と「ヒ素」が三ヶ所から検出されたと発表した。これらが検出されたのは青果棟がある5街区の敷地の地下水。

ベンゼンの基準値は1リットルあたり0・01ミリグラムだが、今回は2ヶ所で0・014ミリグラムと0・011ミリグラムのベンゼンが検出された。基準値以上のベンゼンが検出されたのは初めてのことだ。豊洲市場ではリスク管理の一環として2年間の地下水モニタリングが行われており、検出された地下水はいずれも8月末に採取されたものだという。

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