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【君の名は。考察】おばあちゃんの重要セリフ※ネタバレ注意

この物語の核である「むすび」や、キーとなる「口噛み酒」「組紐」、さらには「糸守の歴史」について色々と話してくれる重要人物、一葉おばあちゃん。映画を一回観ただけでは頭に入ってこなかったと思うので、おさらいしてみましょう。そして三葉と瀧の入れ替わりが一体どういう意味を持っていたのかを考察していきます。

更新日: 2019年02月28日

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mangofarmmさん

「入れ替わりって何だ?」っていう話

詳しい考察をこちらに書き直しました。

一葉おばあちゃんのセリフから「入れ替わりの意味」について考えてみたいと思います。

まず宮水家の関係を整理しておきましょう

三葉のお父さん(トシキ)が54歳。
(作中に出てくる週刊誌の記事から)

三葉のお母さん(二葉)はトシキより12歳年下
(Wikipediaより)
生きていたら現在42歳。

一葉おばあちゃんは40歳の時に二葉を産んだ。

三葉(17歳)は父37歳&母25歳の時に生まれ
四葉(9歳)は父45歳&母33歳の時に生まれた。

彗星と宮水家の物語は千年以上前から始まっていた

「わしらの組紐にはな、糸守千年の歴史が刻まれとる」

一葉「遡ること200年前... 草履屋の、山崎繭五郎の風呂場から火が出て、この辺は丸焼けんなってまった。お宮も古文書もみな焼け。これが俗に言う...」

三葉「繭五郎の大火」

四葉「え?名前ついとるの?繭五郎さんかわいそう...」

「おかげで祭りの意味もわからんくなってまって、残ったのはかたちだけ」

「せやけど文字は消えても伝統は消しちゃいかん」

「それがわしら宮水神社の大切なお役目」

糸守の「むすびの神様」は三葉と入れ替える人間を探していた?

一葉「三葉、四葉、むすびって知っとるか?」

三葉(の中の瀧)「むすび?」

一葉「土地の氏神様をな、古い言葉でむすびって呼ぶんやさ」

「この言葉には深ーい意味がある」

「糸を繋げることもむすび」

「人を繋げることもむすび」

「時間が流れることもむすび。全部神様の力や」

組紐で「時間」が繋がった二人

「わしらのつくる組紐もせやから、神様の技。時間の流れそのものを表しとる」

「縒り集まってかたちを作り、捻れて、絡まって、時には戻って、途切れて、また繋がり...」

「それがむすび。それが時間」

【ポイント①】瀧の役目は現代に残された「死んだ三葉の魂」を拾うこと

「水でも米でも酒でも、人の身体に入ったもんが、魂と結びつくこともまたむすび」

「だから今日のご奉納は、神様と人間を繋ぐための大切なしきたりなんやよ」

「ここから先は隠り世(かくりよ)...あの世のことやわ」

「戻るには、あんたらのいっとう大切なもんを引き換えにせにゃあかんよ」

「口噛み酒やさ」

一葉「御神体にお供えするんやさ。それはあんたらの、半分だからな」

(三葉の中の)瀧「三葉の、半分...」

【ポイント②】二人の入れ替わりは「糸守を救うため」

過去の三葉と現在の瀧。

ふたりの最後の入れ替わりによって「彗星が落ちる前の三葉の肉体」に
「御神体に残っていた三葉の魂(彗星が落ちることを知っている)」を戻すことができたのです。

瀧は「現代に生き残った御神体から三葉の魂を拾って過去の三葉に届ける」という役目をしっかり果たしました。

すべては糸守を救うための運命だった。母の死も。

「おはよう三葉。...おや、あんた、三葉やないな?」

「わしも少女の頃、不思議な夢を見とった覚えがある」

「夢で誰になっとんたんか、今では記憶はもう消えてまった」

「大事にしないよ(しなさいよ)」

「夢は目覚めればいつか消える」

「わしにも、あんたのかあさんにも、そんな時期があったで」

2013年の「彗星落下」から人々を救うために、宮水家では代々「入れ替わり」が起きてきた。と、劇中で瀧も言っていました。

小説アナザーサイドストーリーには二葉とトシキが過去に入れ替わっていたという描写があります。二人が出会って結婚し、二葉が死に、トシキが町長になることも、すべてに意味があったのです。

だからお父さんは三葉の顔を見てすぐに悟り、町民を避難させたのでした。

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