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バーバリーが日本独自展開で三陽商会が大赤字!マッキントッシュ・ロンドンが売れず危機的状況

2015年にバーバリーが三陽商会との契約を打ち切って、日本国内で直接販売に切り替えました。それによって三陽商会は、大ダメージを受けて売り上げが半分になり、利益も大幅に減少・赤字を出すまでになっています。後続ブランドにしたマッキントッシュ・ロンドンが全く売れませんでした。

更新日: 2017年08月17日

misukiruさん

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◆三陽商会のバーバリーロス

主力ブランドだった「バーバリー」のライセンス契約が終了したのは15年6月。英バーバリーと提携して1965年に輸入販売を開始、70年には日本国内においてバーバリーブランドのアパレル商品の企画・製造・販売についてのライセンス供与を受けた。

バーバリーブランドがなくなることによる売り上げ減は当然に想定されていたが、誤算だったのは、新たに立ち上げたマッキントッシュ事業が不振に陥ったことだろう。

◆2016年に大赤字を出した三陽商会

アパレル大手の三陽商会は、7月29日、2016年12月期の業績予想を修正し、最終的なもうけである純損益を2月時点の3億円の黒字から95億円の赤字に引き下げた。

業績不振のため、全社員の2割弱に当たる約250人の希望退職者を募り、不採算ブランドを休廃止すると発表した。

三陽商会の2017年1〜6月期連結決算は、売上高が前年同期比6.6%減の318億円、営業損益は16億円の赤字(前年同期は58億円の赤字)、最終損益は2億円の赤字(同54億円の赤字)となった。

◆1000億円を超えるバーバリーブランド

三陽商会にとっては、派生ブランドを含めるバーバリー関連で売上の5割を占めているので、「脱バーバリー」は社運をかけた展開になってくるでしょう。

◆バーバリー社の契約打ち切り

もともと2009年に、当初は2020年までだった契約期間を5年短縮し、2015年6月末までとすることで合意されていたので、サプライズはなく、そのとおりになったということでしょう。

◆バーバリー社と三陽商会のすれ違い

バーバリー・ブルーレーベルは、歌手の安室奈美恵が97年の結婚会見で同ブランドのミニスカートを着用したのを機に大ブレイクした。

ブラックレーベルやブルーレーベルの中には、バーバリー社の許可を取らずに作られて店頭に並んだ商品もあるという。

数カ月ごとに、バーバリー社の店頭チェックが入るんです。その時、会社から『〇〇と〇〇を店頭から外せ』と指示があって、その商品をストック(倉庫)の見えない場所に隠すんです。ラ

◆国内の三陽商会・バーバリー店舗の閉鎖

2017年上期に実施した主な構造改革は不採算ブランドの中止と不採算売場の撤退、在庫の適正化など。

根本的な問題は解決されていない。そのひとつが百貨店に依存したブランド展開にある。クレストブリッジやマッキントッシュ、エポカなどを展開する売り場の多くは、百貨店にある。

◆売り上げを伸ばせなかった三陽商会

三陽商会はこの数年1000億円をすこし超えるところで売上が横ばい状態となっています。営業利益は好転していますが。

バーバリーの改革というか、進化、あるいは成長パワーに三陽商会がついていけなかったことが、バーバリーと三陽商会の間の溝を広げたのではないかということです。

成長戦略としては、アパレルから非アパレルへ事業領域の拡大、そして百貨店から直営や海外への展開チャネルの拡大を図っている。

◆要因となった富裕層の急増

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