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「ハムレット」の名言 to be or not to be の名訳・迷訳・名解釈あれこれ

「生きるべきか、死ぬべきか」「復習を果たすべきか、やめるべきか」「このままでいいのか、いけないのか」・・・などなど、いろいろな訳や解釈の仕方がある「ハムレット」の to be or not to beですが、考えるほどに正しい解釈が何かわからなくなってきます。シェイクスピアの策略でしょうか・・・

更新日: 2018年08月28日

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lletee127さん

↓ おそらくもっとも多い、もっとも有名な訳

生きるべきか、死ぬべきか

↑ 僕としては、この訳し方も大いにあり、だと思いますよ。

to be or not to be の後にこのような部分があるからです。

To die: to sleep;
No more; and by a sleep to say we end
The heart-ache and the thousand natural shocks
That flesh is heir to, 'tis a consummation
Devoutly to be wish'd.
(死ぬことは眠ること
 それ以上ではない 眠ってしまえば
 心の痛みも肉体に付きまとう苦しみも
 終わらせることができる
 これこそ願ってもないことではないか)

下記にあるように、「復習を果たすべきか、やめるべきか。」という解釈の仕方もありますけどね。
「ハムレット」は何度も何度も何度も読みましたし、この部分についても、何度も何度も何度も考えてみましたが、どちらの解釈の仕方も正解ですよね。
それぞれの人の好みでしょうね。

前後の文脈を素直にたどれば、To be とは父の復讐を果たすことを意味し、 not to be とはそれをあきらめることをあらわしていることは明らかだ。彼はこの二つの選択肢の間で、迷っているのだ。


  いったいどうしたらよいのか 問題はそこだ
  荒れ狂う運命の矢先を
  心で受けて耐え忍ぶのがよいのか
  それとも敢然と立ち上がり寄せ来る苦難を跳ね除けて
  終わらせるべきなのか? 死ぬことは眠ること
  それ以上ではない 眠ってしまえば
  心の痛みも肉体に付きまとう苦しみも
  終わらせることができる
  これこそ願ってもないことではないか
  死ぬことは眠ることにほかならない
  眠ることは多分夢を見ることだ そこにつまづきがある
  この世のわずらいから開放されたあとで
  死の眠りの中に待っているものはどんな夢か
  それを思うと誰もが躊躇する
  だから苦しい人生をいつまでも長引かせるのだ
  でなければ誰が我慢するものか

To be, or not to be: that is the question:
  Whether 'tis nobler in the mind to suffer
  The slings and arrows of outrageous fortune,
  Or to take arms against a sea of troubles,
  And by opposing end them? To die: to sleep;
  No more; and by a sleep to say we end
  The heart-ache and the thousand natural shocks
  That flesh is heir to, 'tis a consummation
  Devoutly to be wish'd. To die, to sleep;

To sleep: perchance to dream: ay, there's the rub;
  For in that sleep of death what dreams may come
  When we have shuffled off this mortal coil,
  Must give us pause: there's the respect
  That makes calamity of so long life;
  For who would bear the whips and scorns of time,

質問
To be or not to be の意味を教えてください

回答
アメリカに35年半住んでいる者です。

私なりに書かせてくださいね。

シェイクスピアを知っている人はそれなりに訳を知っていることになりますね. しかし、今の時代にこれをいうことはシェイクスピアとは関係なく、~になるか(なり下がるか)ならないか、と言う意味にとります.

つまり、この中途半端な文章を使い、護身術では、To be or not to be,,,,,, a rape victim!!と言う言い方をして、レイプの犠牲者になりたいのかなりたくないのか、答えは出ているよね.と言う具合に使えるわけです.

また、シェイクスピアの事を知っている人なら、この後の、that is the question.を強調する為に使う言い方としても使います.

つまり、大学へ行くべきがそれとも好きな職につくべきか、と言う迷いがあるときに、相談された人は、To be or not to be.,,,,,,と考え込む、と言う使い方ですね.

最近ボーリングの質問がありましたが、10フレーム目で、この三つをストライクで決めればパーフェクトゲーム. この時点では誰もが感じるchokeの場面です. ボールを投げる前に、余裕のあるところを見せるために、Hamlet, you are not the only one to suffer. Me, too. To be or not to be!! This ball is the answer!! とみんなが聞こえるように言って、そして、みんなが見ている前で、胸に十字を切ってボールを投げる状況ですね. なかなかの役者だともいえますね。

と言う事で、どのように使われているかという視点で書かせてもらいました.

あらすじ

デンマーク王が急死する。王の弟クローディアスは王妃と結婚し、跡を継いでデンマーク王の座に就く。父王の死と母の早い再婚とで憂いに沈む王子ハムレットは、従臣から父の亡霊が夜な夜なエルシノアの城壁に現れるという話を聞き、自らも確かめる。亡霊に会ったハムレットは、実は父の死はクローディアスによる毒殺だったと告げられる。
復讐を誓ったハムレットは狂気を装う。王と王妃はその変貌ぶりに憂慮するが、宰相ポローニアスは、その原因を娘オフィーリアへの実らぬ恋ゆえだと察する。父の命令で探りを入れるオフィーリアを、ハムレットは無下に扱う。やがて、王が父を暗殺したという確かな証拠を掴んだハムレットだが、母である王妃と会話しているところを隠れて盗み聞きしていたポローニアスを、王と誤って刺殺してしまう(「ねずみかな」という台詞があるが、本当にねずみと思っていたわけではない)。オフィーリアは度重なる悲しみのあまり狂い、やがて溺死する。ポローニアスの息子レアティーズは、父と妹の仇をとろうと怒りを燃やす。

ハムレットの存在に危険を感じた王はレアティーズと結託し、毒剣と毒入りの酒を用意して、ハムレットを剣術試合に招き、秘かに殺そうとする。しかし試合のさなか、王妃が毒入りとは知らずに酒を飲んで死に、ハムレットとレアティーズ両者とも試合中に毒剣で傷を負う。死にゆくレアティーズから真相を聞かされたハムレットは、王を殺して復讐を果たした後、事の顛末を語り伝えてくれるよう親友ホレイショーに言い残し、死んでいく。

To be or not to be,that is the question.

亡霊は真実父だったのか、悪魔が見せた幻だったのか。

母は叔父の企みを知っていたのか、知らなかったのか。

自分は行動に出るべきか、沈黙を守るべきか。

安穏と、だが虚しく生きるべきか、義務を果たして死ぬべきか。

ここまで、こうじゃないか、ああではないかと、四百年後の読者をも永遠の謎に取り込んでしまうシェイクスピアは、まさに偉大としかいえないよ。

質問
“To be, or not to be : that is the question.” の名訳(or迷訳?)を教えて下さい。

シェイクスピア作「ハムレット」の有名な一節で、普通は「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。」と訳されていますが、
本当はもっと素晴らしい名訳(or笑ってしまう迷訳?)があるそうですね。

回答1
最初の日本語への訳は、「アリマス、アリマセン、アレワナンデスカ」、、、らしいです。

回答2
大阪弁での名訳があります。

━ やったろか~↗、あかんか~↘、ほな~、どないしょ~↗。 ━

ハムレットの台詞ですから、話し言葉らしく訳す必要があるのですが、
書き言葉では上手くニュアンスが伝わらないので、言い方・抑揚の感じを「~↗」「~↘」で示しました。

To be or not to be , that is a question. 

これを坪内逍遥が、
「存(ながら)ふるか、存(ながら)へぬか、それが疑問じゃ」
と歌舞伎風の名訳をつけて以来、近代日本では、人生の深淵をのぞきみた主人公の哲学的煩悶のセリフとして、あとにつづく多くの碩学の翻訳の基礎になってきたようだ。

「ながろうべきか、死すべきか...」「生くべきか、死すべきか...」「生きる、死ぬ...」など、このあと数々の名訳が生まれている。
日本の新劇の世界でも、ここは多くの名優の見せ場であり、その哲学的懊悩の表情がこのドラマのポイントになっている。

角川文庫『新訳 ハムレット』の「訳者あとがき」で、この部分の翻訳一覧がある。
●「生きるか、死ぬるか、そこが問題なのだ」(市川三喜・松浦嘉一、1949年)
●「生か、死か、それが疑問だ」(福田恆存、1955年)
●「このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ」(小田島雄志、1972年)
●「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」(河合祥一郎、2003年)
●「世に在る、在らぬ、それが疑問じゃ」(坪内逍遥、1909年)

意味とすれば、最悪ともとれる状況を運命と受け入れ耐え忍ぶか、
それとも困難な復讐を企て死をも覚悟し闘っていくか、という事でしょう。
後の文を見てもそう取れます。
復讐をするべきかするべきでないか?!と苦悩している台詞。
とんでもなく困難なので、復讐すなわち自分の死となる。
そこで、生か死か、生きるべきか死ぬべきか、という訳になるのかな。

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