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板読みで株の売買タイミングを正確に知る技術

株は投資しているけど板はあまり見たことがない人のために板の見方について解説していきます

更新日: 2016年09月25日

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この記事は私がまとめました

240708さん

デイトレードの初心者の方は、チャートを用いて売買のタイミングを判断している方がほとんどだと思います。しかし、それだけでしばらく続けていると、たくさんの人が停滞期という壁にぶつかります。

板を読めるようになると、場の雰囲気だったり、株式の動きの強弱感などがわかるようになってきます。

つまり、板には市場参加者のその時の注文状況が詰まっているので、板の上の注文の動きや変化をいち早く察知することで株価の動きが予測しやすくなります。

板の読み方

実際の板はこのようになっており、真ん中の数字が指値注文をする株価、左側の数字がその株価に対する売り注文の数、右側がその株価に対する買い注文の数です

この例では、10750円に売り注文が20600株出ており、10730円に買い注文が100株出ているので、ここで成行で買い注文を入れた場合、10750円で買うことができます。

成行で売り注文を入れた場合、10730円で売ることができますが、買い注文が100株しかないので、自分より先に100株以上の売り注文が出てしまうと、10720円で売れてしまいます。

また、この板では10740円がありませんが、これは10740円には売りの注文も買いの注文も入っていないことを表します。このように株では買い板と売り板の間が空くことがあり、これが小さな開きであればいいのですが、まれに大きく開くことがあります。その時に板を見ずに成行注文をしてしまうと思わぬ高値で買ってしまったりする場合があるので、注文を出す際は板をしっかり確認しましょう。

真ん中の700円代の縦のラインに株価がならんでいます。右側の数字がそれぞれの価格に入っている買い注文の数で、左側の数字がそれぞれの価格に入っている売り注文の数です

具体的に見ると766円のところに188700株の売りたい人たちの注文が入っていて、765円のところに28100株の買いたい人たちの注文が入っているということです。

現在価格は766円なので、直前では766円で注文が約定しているということですね。

節目の770円のところに1054000株の売り注文が入っていますね。
それ以外のところと比べて、遥かに大きな注文数です。これは、769円や768円という中途半端な価格よりも、770円というキリの良い数字で株を売りたい人が多いことを表しています。

一般的にキリのいい数字や直近にあるチャート上の高値は節目として意識さやすく、注文が集まりやすいため上記のように板も厚くなります。

つまり、770円には節目としての大きな抵抗(その辺で株価の動きが一時ストップする)があるということを意味します。このことから、770円という分厚い壁を超えると、ブレイクしそうなことが分かります。

それは歩み値です

歩み値を読むことは「テープリーディング」などとも呼ばれる。
なぜ「テープ」か?

1870年代、アメリカでティッカーテープマシンなるものが発明された。
それは基本的にテレグラフマシンを改良したものだった。
銘柄コード、株価、出来高が連続で印字され、ロール状の用紙に印字されるというものだった。

当時、証券ブローカーでは、このティッカーテープの周りにトレーダーたちが集まるようにしてテープを読み、デイトレなりスイングトレードなりをしたそうだ。
このツールはトレーダーが入手できる情報の量、スピードを劇的にアップさせ、当時のトレード界に革命を起こした。

225mini先物を10000枚でスキャルピングしている機関投資家がいるとする。
彼らは重要なラインをすべて把握している。ピボット、移動平均、レジスタンスライン、サポートライン、フィボナッチライン。

そして彼らはどこに一般投資家の損切注文があるのかも把握している。
もしあなたがチャートだけを見てトレードしていたら、損切注文にかかってしまって初めて、機関投資家の罠にはまったことを知るだろう。

どんなに小さな時間軸のチャートを見ても、歩み値が与えてくれるのと同じ情報は得られない。

歩み値について語るとき、板情報は欠かすことができない。
歩み値を正しく読むには板情報の助けが必要なのだ。

どのように助けるのか?

板はチャートが決して表示することができない情報を表示できる。

板には、起きなかったことが表示されるのだ。

そう、書き間違えではない。「起きなかったこと」だ

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