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ダートのハンデ重賞 シリウスステークス レース情報

ダート路線に変更してきた馬の活躍が目立つダート重賞。これは芝スタートなのが大きいと思われます。レースはハンデ戦だけに人気薄はもちろん、重賞初挑戦となるような馬の激走も多く波乱が多いです。

更新日: 2016年10月01日

egawomsieteさん

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■ 現行のダート2000メートル戦になった07年以降の結果から傾向

☆前走 優勝馬全9頭は全て7月以降に走っていた。そのうち前走1着馬が5頭、2~4着馬が各1頭。休み明けは苦戦。

 ☆年齢 3歳が3勝、2着1回で連対率トップ。4歳が2勝、2着1回、5歳が3勝、2着1回で続く。7歳以上の優勝はない。

 ☆人気 1番人気は3勝、2着2回。7番人気以下の優勝はなく、極端な人気薄では厳しい。

 結論 ◎キョウエイギア ○ピオネロ ▲マスクゾロ

■レースの展望

重賞初挑戦となるような馬やダート路線に変更してきた馬の活躍が目立つシリウスS。しかもハンデ戦となりますから、実績重視では馬券が取れず、過去5年1番人気は(1、1、1)と安定さを欠いています。コース適性の高さと勢いがポイントと言えます。
11年ヤマニンキングリー、昨年のアウォーディーとダート替わりの馬が勝っている要因に芝スタートが挙げられるなど阪神ダート2000mはコース適性や過去に芝実績ある馬の好走が目立ちます。

そういった意味で見ると、ダート替わり2連勝中でアウォーディーと同じ厩舎の8ピオネロにまず注目が集まります。芝のころからも左回りの方が実績ありますが、右回りでも問題なくダートでは一変して決め手があるだけに56キロで、ここは試金石となる一戦です。

 同じく連勝馬なのが今年のジャパンダートダービーを制した4キョウエイギア。4馬身差の圧勝と3歳の大将格で古馬相手の重賞初挑戦でしかも56キロを背負わされますが、このメンバーでは問題ないか。
休み明けのため体に少し余裕がありますが、そこは成長分もありますからそれほどマイナス材料ではなし。鞍上デムーロ騎手騎手で3歳ダートレベルも問われる一戦に。

マクって逃げて連勝中とここに来て一皮むけた1マスクゾロ。阪神コースも問題なく展開も向きそうです。

 休養明けですが3連勝中の9アポロケンタッキー。同コースでも勝っており、ポイントは休み明けと57.5キロがどうかでしょう。

 1月川崎記念以来の出走となる7カゼノコは、58キロと背負いますが、重賞では安定勢力だけに侮れず。

 阪神ダート1800m3勝と勢いがある11ミツバは、重賞初挑戦となりますが54キロでどこまで。

■ダート連勝中の上がり馬多数。 フレッシュなメンバーが集結した激戦を制するのは?

ジャパンダートダービーと言えば、過去にはゴールドアリュールやカネヒキリなど、ダート史に残る名馬を輩出してきたレース。そのレースを4馬身差の圧勝で飾ったとあれば、注目されるのも当然である。 復帰戦は日本テレビ盃との両にらみだったが、陣営はシリウスSを選択。休み明けの分、少し体に余裕がある点は不安視されているが、調整過程は順調なようで「ひと夏越えて馬体も良くなった」と陣営も成長分と捉えているようだ。今回は古馬との初対戦となるが、鞍上はM.デムーロ騎手が務める予定。盤石の布陣でレースに臨む。

 続いて注目すべきはマスクゾロ(牡5 栗東・岡田厩舎)。

 桃山S、ジュライSと2連勝中で、それぞれ位置取りこそ違ったものの共に圧勝。 直線で追い出されると後続を一気に突き放す内容は圧巻だった。

 しかし、昨年始めて挑んだ重賞、アンタレスSでは、直線で失速し9着と惨敗。今回と同じ阪神コースだった事を考えれば、コース攻略がカギとなりそうだ。

現在3連勝中と勢いに乗るアポロケンタッキーも侮れない。

2走前に今回と同じコースである仁川Sを快勝。コース適性は問題ないと言えるだろう。以前は身体の弱さが問題視されていたが「丸みを帯びてしっかりしてきた。トモの踏みや前さばきは休み前より良くなってる」と陣営は状態面に確かな手応えを掴んでいるようだ。

 ただ、今回は重賞初挑戦な上、背負う斤量が57.5kg。前走のブリリアントSを57kgで勝利したとは言え、ハンデは若干見込まれた感がある。この斤量で重賞メンバー相手にどこまで戦えるのかに注目したい。

勢いなら、上記3頭にも劣らないのがピオネロ(牡5 栗東・松永厩舎)だ。

 ダート転向後、2連勝中で未だ負けなし。その2戦で共に2着だったモズライジンは、上記のアポロケンタッキーに対して2戦2勝。モズライジンを物差しとして考えれば、能力的に通用する下地はある。

 調整の方は順調で、26日はCウッドを軽快に流した。「リフレッシュしていい状態」と陣営も自信を伺わせている。斤量も56kgと比較的軽いハンデで済んだ感があり、3連勝での重賞制覇も十分あり得る......新星ピオネロにとって試金石の一戦と言えるだろう。

 その他、久々でも実績上位。みやこS(G3)で2着に入るなど、中央重賞でも結果は残してきたカゼノコを筆頭に、決め手上位のミツバなど、伏兵馬も虎視眈々と重賞獲りを狙っている。

■3歳ダート暫定王者キョウエイギア「風格」で勝負

阪神土曜の「第20回シリウスS」の追い切りが栗東トレセンで行われた。ジャパンダートダービーの覇者キョウエイギアは放牧を挟み、ここが今季初戦となる。追い切りは坂路単走。しまいしっかり反応して4F54秒0~1F12秒1で駆け上がった。

 矢作師は「ある程度できているし、そんなに速い時計はいらない。けさは短めをシャープに伸ばす感じでやった。動きは良かったよ」と納得の表情。「夏を越して風格が備わってきた感じがする。初の古馬相手でハンデ56キロは有利とは言えないけど、どこまでやれるか。チャレンジャーの気持ちで臨む」と意気込みを伝えた。

■新興勢力の台頭が目立つ注目の一戦

阪神・ダート2000mで行われるようになった2007年以降のシリウスSの優勝馬9頭中、JRAの重賞か地方のダートグレード競走で優勝経験があったのはヤマニンキングリー(2011年)、ケイアイレオーネ(2013年)、クリノスターオー(2014年)の3頭だけである。さらに、このうちJRAのダート重賞を制した経験があったのはクリノスターオーだけだ。

下半期のビッグレースにつながる重要な一戦だが、ダート重賞戦線で実績を残してきた馬だけでなく、ここが重賞初挑戦となるような馬にも注目しておくべきだろう。

■出走馬情報

今年は勢いのある連勝馬が多く顔をそろえた。その中で最も注目を集めるのが3歳王者のキョウエイギア(栗東・矢作芳人厩舎、牡)だ。デビューから9戦までは崩れない一方で勝ちみに遅い印象だったが、2走前の鳳雛Sで接戦をものにすると、前走の交流GIジャパンダートダービーではそれまでのイメージを覆す4馬身差の圧勝劇を演じた。それから2カ月半、レース間隔があいたが、仕上がりは上々。古馬と初対戦でハンデも56キロと条件は楽ではないが、ここを乗り切れば今後のGI戦線で楽しみがふくらむ。初めてコンビを組むミルコ・デムーロ騎手の手綱さばきも興味深い。

マスクゾロ(栗東・岡田稲男厩舎、牡5歳)は休み明けだった準オープン・桃山S、オープン特別・ジュライSとここ2戦が大楽勝。逃げ、差し自在の立ち回りができるタイプで、どの位置からでも速い上がりを使える。秋山真一郎騎手とも【2・1・0・0】と好相性。重賞初挑戦だった昨春のアンタレスSでは9着に敗れたが、ひと回り成長した今なら互角以上に戦えるだろう。ハンデも56キロなら問題なく、ひと雨降って脚抜きが良くなれば、2戦2勝の道悪(不良)適性がものを言う。

ピオネロ(栗東・松永幹夫厩舎、牡5歳)はダートに転向して、準オープン・白川郷S、オープン特別・BSN賞と2戦2勝。このあたりは、同じ厩舎で昨年の勝ち馬アウォーディーと重なるものがある。オープン特別の前走より1キロ重い56キロは微妙だが、ダートではまったく底を見せておらず、3連勝となれば、新たなスター候補として今後のダート界を盛り上げる存在になる。

 アポロケンタッキー(栗東・山内研二厩舎、牡4歳)は準オープン・金蹄S、オープン特別・仁川S、同・ブリリアントSと3連勝中。昨秋からダートで5戦4勝2着1回とパーフェクト連対だ。スタミナが豊富で、2000メートル以上のレースでは抜群の安定感を誇る。ただ、今回は重賞初挑戦にもかかわらず57.5キロの重いハンデが課された。乗り込みは順調ながら5カ月の休み明けでもあり、不安材料もある。

前走のオークランドレーシングクラブTを勝ってオープン入りしたミツバ(栗東・加用正厩舎、牡4歳)は、【3・3・1・2】という阪神ダート適性が光る。1900メートルを超える距離は初めてだが、祖母がゴールデンジャック(サンスポ賞4歳牝馬特別1着=現サンスポ賞フローラS、オークス2着)という血統背景なら、十分に守備範囲だろう。ハンデ54キロも想定内。上位争いが期待できる

カゼノコ(栗東・野中賢二厩舎、牡5歳)は2年前のジャパンダートダービー優勝馬。昨年の川崎記念で2着とメンバー最上位の実績馬だが、今回は8カ月の休み明けになる。久々は走らないタイプで、さらにトップハンデの58キロでは厳しいレースを強いられそうだ。同様に骨折休養を挟んで9カ月ぶりとなるランウェイワルツ(栗東・音無秀孝厩舎、牡5歳)も重賞で2着の実績はあるが、体調面がポイントとなる。ともに最終追い切りの動きに注目したい。

■キョウエイギア「ひと夏越えて馬体も良くなった」

注目馬最新情報:栗東】交流GIジャパンダートダービー制覇後は放牧へ出たキョウエイギア。復帰戦は交流GII日本テレビ盃(28日)と両にらみだったが、陣営はこのレースを選択。ここを足掛かりに古馬ダート戦線へ殴り込みをかける。

 渋田助手「今週は坂路でミルコ(デムーロ)に感触を確かめてもらったけど、52秒台の好時計が出たように順調そのもの。ひと夏越えて馬体も良くなっています。今回は古馬と初対戦だけど、どんな競馬をしてくれるか楽しみ」

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