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一度発症するとなかなか治らない…大人のフードアレルギーとは?

食べ物が原因となって現れるフードアレルギーは、大人になってから発症し、それまで口にしても何でもなかった食べ物が突然アレルゲンとなり発症します。この大人のフードアレルギーには即時型と遅延型があり、一度発症すると治らないケースが多いのも特徴です。

更新日: 2016年10月01日

egawomsieteさん

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■突然発症するフードアレルギー

日本人の2人に1人は何らかのアレルギーにかかっていると言われ、アレルギーを発症する人は年々増えています。中でも注目されているのが、大人になってから発症する「フードアレルギー」。それまで口にしてもなんともなかった食べ物が、ある日突然アレルゲンとなり、アレルギー症状を引き起こします。

フードアレルギーには、食べてすぐ症状が現れる「即時型アレルギー」と、数時間~数週間後に症状が出る「遅延型(遅発型)アレルギー」があります。「即時型アレルギー」の症状は、皮膚のかゆみや口の中のイガイガ、くしゃみや鼻水、呼吸困難、腹痛や下痢など。一方、「遅延型アレルギー」は頭痛やめまい、倦怠感、肌荒れ、情緒不安定などがあります。「遅延型」の場合、症状が多岐にわたることと発症が遅いことから、食物との因果関係に気付かない人が多いのです。また、好物だったり、健康や美容のために毎日食べているものがアレルギーを引き起こすケースも多いので要注意。成長したら治ることも多い乳幼児のアレルギーに比べ、大人のフードアレルギーは一度発症すると治らないケースが多いことも特徴。原因不明の不調が続いたら、その不調の前に食べたものをチェックしてみることも大切です。

■突然発症、誰にでも…大人の食物アレルギーはこんなに危険

「大人の食物アレルギー」が急増している。原因は「アレルギー体質の人が増えているから」という説もあるが、アレルギー体質でなくても発症する人は少なくなく、はっきりしたことは分かっていない。

 発症は突然だ。子供の時にアレルギーと無縁だった人も、アレルギー体質でない人も、例外ではない。いわば、だれにでも起こる可能性があるのだ

大人の食物アレルギーは、子供のそれとは原因が違う。

「子供の場合は鶏卵、乳製品、小麦などが圧倒的多数を占めます。一方、2009年から2011年の当院での統計では、大人は果物・野菜(リンゴ、サクランボ、大豆、メロン)、加水分解小麦、小麦(食べるだけでは平気だが、その後すぐに運動して起こる運動誘発アナフィラキシーショック)が非常に多かった。それ以外では甲殻類、スパイス、ナッツ、アニサキス、ダニなどです」

加水分解小麦は、小麦のタンパク質を分解したもの。数年前、大人気のせっけん「茶のしずく(旧茶のしずく)」に含まれていたグルパール19Sという加水分解小麦でアレルギーを発症する人が続出し、これが原因の患者が増えた。

■食物アレルギーの種類

即時型アレルギー

食べ物を食べてから、30分以内に症状がでるものです。
アナフィラキシーショックもこちらに含まれます。


遅延型アレルギー

食べ物を摂取してから、数時間から数日後に症状が現れるものです。
症状が多岐にわたることや、すぐに発症しないので
体の不調が、食物アレルギーによるとは気づかないことも多いといいます。

・食べてすぐに症状が出る「即時型アレルギー」

アレルゲンとなる食べ物を取ってから数分~30分以内、遅くても2時間以内に症状が出ます。多くの場合、症状は半日で消失します。

即時型アレルギーの主な症状

じんま疹、紅斑(赤く腫れること)、痒み、ノドや口内のイガイガ、くしゃみ、鼻水、咳、ぜん息、呼吸困難、嘔吐、腹痛、下痢、目の充血など

このほか、即時型アレルギーには「アナフィラキシーショック」と呼ばれる全身症状も含まれます。心拍数が急に上がったり、血圧が低下して意識を失って倒れることも。場合によっては命にかかわる危険な症状です。

アナフィラキシーショックを発症したら安静にして、すぐに医療機関を受診しましょう。重度の場合は救急車を呼んでください。

・数時間~数日後に症状が出る「遅延型アレルギー」

アレルゲンとなる食べ物を取ってから数時間から数日後に症状が出ます。症状は多様で、ゆっくりとあらわれて長く持続する場合があります。そのため、体調不良と間違って食物アレルギーだと気づかないことも。

遅延型アレルギーの主な症状

頭痛、めまい、下痢、倦怠感、肌荒れ、便秘、アトピー性皮膚炎、関節痛、むくみ、長引く湿疹など

遅延型アレルギーの多くは、特定の食品を食べ過ぎることで起こります。例えば、以前は食べなかったのに、ある時期からやたらと食べるようになったり、毎日欠かさずとっている食品があると発症する場合があります。

特に日本人は、卵や乳製品にアレルギー反応が出やすい特徴があります。卵や乳製品を多く食べるようになって体調が悪くなったなら、遅延型アレルギーの可能性があります。

■花粉の季節要注意

専門医を受診し、症状を引き起こす食品は特定できたものの、発症の詳しい原因は分からないまま。「今後、別の食べ物にも反応してしまうのではないかと考えると怖い」。スギ花粉の飛散が多くなる2~3月はアレルギー反応が激しくなることが多く、2~3週間に1回通院し、症状を抑えるための薬を処方してもらっている。

 食物アレルギーは、身体が食べ物に含まれるたんぱく質を異物と認識し、防御のために過剰な反応を示すことで起きる。

厚生労働省は「表れる症状によって、皮膚疾患や呼吸器障害などに分類されており、患者数の統計は取りにくい」としているが、専門医の多くは「生活環境の変化に伴い、乳幼児とともに、大人の患者が増えているのは間違いない」とみる。

 公益財団法人日本アレルギー協会(東京・千代田)の宮本昭正理事長は10年ほど前から成人の患者が急増し、20代では1%程度の人が症状をもっているとしたうえで、「成人患者の10人に1人は原因となる食べ物を口にすると、ショック症状などの重篤な症状を引き起こしている」と指摘する。

ほかのアレルギーとの関連も

子どもの3大アレルゲンが「卵・牛乳・小麦」であるのに対し、大人の主なアレルゲンは果物や小麦、甲殻類が多いと言われています。果物のアレルギーは花粉症と合併することが多いです。イネ科の植物やブタクサなどにアレルギーのある人はメロンやスイカなどのアレルギー、ハンノキやシラカバにアレルギーのある人はリンゴ、桃、サクランボなどのアレルギーが出やすいことがわかっています。また、ゴム手袋をはめると皮膚が赤くなる「ラテックスアレルギー」の人は、アボカド、栗、バナナなどのアレルギーを起こしやすくなります。

・乳幼児と成人の食物アレルギーは原因となる食べ物の傾向が大きく異なる

厚労省研究班が2011年にまとめた「診療の手引き」によると、乳幼児を中心とした2478人に対する調査では、鶏卵が38.7%で最も多く、牛乳(20.9%)、小麦(12.1%)などが上位を占めた。

■食物アレルギーが大人になって発症する原因とは?

大人になった後は、一人暮らしを始めたり、結婚をしたりと食生活が変わることが多いですよね。今まで食べていなかった食べ物を食べる機会が増えたり、食事のバランスも変わってくるわけです。そうすると、今までなかった食物アレルギーが発症するというメカニズムです。

ただし、食物アレルギーの起こりやすさや原因となる食べ物は人によって完全に異なります。

■食物アレルギーの原因とは?

食べ物を摂取したときに、私たちの体はそれが有害なものかそうでないかを判断します。有害だと判断された場合には、抗体を作って次に同じものを完治した際には、抗体がそれを攻撃して排除しようとします。

これが免疫反応というものです。免疫反応によって異物を攻撃することで、体のどこかしらの部分を侵害し、アレルギー反応として症状が出てきます。

その結果、じんましん・くしゃみ・喉のイガイガなどの症状が現れるのです。

アレルギー反応の起こりやすさはコップに例えるとわかりやすいです。

アレルギーを起こしやすい人は”小さいコップ”、アレルギーを起こしにくい人は”大きいコップ”となるわけです。特定の食べ物を摂取していき、そのコップがいっぱいになると、その食べ物に対して食物アレルギーを発症するのです。

コップの大きさは人によって大きく異なるので、同じ食べ物を食べて食物アレルギーになる人ならない人が出てくるわけです。

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