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出産適齢期(初産適齢期)はいつなのか?

出産適齢期(第一子出産の適齢期)が何歳なのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの。

更新日: 2016年10月05日

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この記事は私がまとめました

3takuさん

◆現在の平均初産年齢は?

近年、初産の年齢が高齢化しているという話をよく聞きますが・・・

2015年時点での第一子出産の平均年齢は30.7歳

現在の平均初産年齢は30.7歳。
ずいぶん高年齢化している気がしますね・・・

1975年からの40年間の間にわが国の女性の第一子出産年齢は約5歳上昇している。

後述する医学の進歩もありますが、さすがに初産の平均年齢が40年で5歳も上がることはおかしいと思われます。
栄養状態の悪かった終戦直後ならまだしも、1975年から2015年までの40年間で人間(女性)の体が著しく変化することは考えられないため、平均年齢が5歳上がった理由のほとんどは社会的なものです。
つまり現在の日本では、身体的な理由が無視され、社会的な原因で妊娠・出産の年齢が上がっているわけです。
そしてこのような社会構造の変化に対して政府が対策を行ってもいない、もしくは積極的にこのような状況を作っているとも言えます。

1997年の日本産婦人科学会の報告では、平均初潮年齢は12.3歳とされている。統計上の日本における15~19歳の出産率は大韓民国とともに世界最低レベルである。

統計は古いですが、日本では10代での出産が少ないとのことです。
確かに近年の日本では、10代の結婚や出産に対しなんとなく偏見を持つ人が多いような気がします。

◆高齢出産のリスク

流産の確率は全妊娠の約15%であるのに対し、高齢出産の場合は約20~25%となり、この数値から見ても明らかに流産しやすいといえるでしょう。
主な原因は「卵子の老化」です。

高齢での妊娠は流産の可能性が高いようです。

自然死産率は出産千対で「20歳~24歳」が9.6、「25歳~29歳」が8.1と最低で、「30歳~34歳」が9.3、「35歳~39歳」が12.8、「40歳~44歳」が21.5、「45歳~49歳」が35.2 となり母体を考えると「25歳~29歳」が最も死産率が低く、35歳の高齢出産時には1.5倍に、40代では2倍以上に上昇する。

死産となる確率も高齢になると高まります。

妊産婦死亡は10万分娩につき8.6であったが、35-39歳で2.5倍、40歳以上で5.3倍と上昇していた。本邦での妊産婦死亡については、40歳を過ぎると20~24歳の妊婦の実に20倍以上にまで高まるとの報告がある。

高齢出産は、子供のリスクより母親側のリスクの方が顕著に現れるようです。

「高齢出産になるとダウン症候群の確率が高まる」ということになります。実際、20代の発生率が0.1%未満なのに対し35歳以降は0.3%、40歳以上になると1%にまで上がります。

高齢出産で生まれた子供に障害が出やすいという統計もあります。

◆出産適齢期を論じることはタブーなのか?

最近、妊娠や出産の適齢期を言うと、ネット上で物議になるケースよくありようです。

・高校の教科書に妊娠しやすい年齢を載せたときは・・・

先日、「妊娠しやすい年齢は22歳」という高校の教科書の内容に関して、ネットで議論がうまれました。

高校の教科書に妊娠しやすい年齢が22歳と掲載されると、様々な所から怒りの声が上がりました。

教科書に低賃金と書かれた介護業界もそういえば怒っていた。副教材に22歳が妊娠し易いと書くと怒る界隈もあるだろう。 事実だから構わないvs言わなくてもいいことを、の争い。

22歳妊娠云々も落ち着いてきたけど。他の科目じゃ教科書に載ってたからって忠実にそれを実行しようと思う人なんてそう多くないと思うのに、なんでこんな盛り上がった? 興味深い…

・物議をかもした浦安市の市長の発言

千葉県浦安市の松崎秀樹市長が11日の成人式で、「出産適齢期は18歳から26歳を指すそうだ」「若い皆さん方に大いに期待したい」などと語ったことがネットで物議を醸している。

この発言の際も様々な論争が起こり、日本産婦人科学会が出産適齢期を18歳から26歳と定義した事実はないと発表するに至りました。

浦安市長叩かれてんなぁ。でも出産適齢期は認識すべきだと思うよ。子供って年取ると簡単にできないし産む以前から大変。そんなの知らなかったし妊娠なめてた私は痛い目にあったもんね。それに二子欲しいなんて思った時にゃもう高齢、未だ二子おらず。24くらいで産んでる子は元気に続けて妊娠してる。

浦安市長が出産適齢期の発言して叩かれてるみたいやけど…何を言うてもみんな文句言うし、子供も産まんし、妊娠しにくい年齢になってから不妊治療に力入れろとか働く女性をもっと助けろとか文句言うよね。みんな自分のことばっかで自分大好きなんだから。

このように、妊娠や出産の適齢期を言うと、様々な場所から批判な声が上がってきます。
どうやら、若めに発言されることの多い妊娠・出産適齢期は、その年齢を過ぎた人の癇に障るようです。
しかし、妊娠・出産適齢期に対して議論もできないような状況は健全ではなく、このような状況自体が初産の平均年齢を上げる要因に繋がっているのかもしれません。

◆身体的な妊娠及び出産適齢期の諸説

妊娠や出産の適齢期に対する様々な考えをまとめます。

女性の健康を維持し、妊娠出産に不可欠な女性ホルモン分泌のピークは10代後半。とくにエストロゲン(女性ホルモン)は、17〜18歳がピーク。その後、20〜30歳位までは安定して分泌されていますが、30歳くらいから緩やかに下っていきます。

妊娠や出産に影響があるエストロゲンは、17歳~18歳ぐらいが1番分泌されるそうです。

10代のうちに妊娠を経験した場合では、母体の骨盤の発育が不完全だと、自然出産ができなくなります。その場合は母体への負担も考え、帝王切開が多く行われています。

出典http://ママ104.com/143/

エストロゲンの分泌は17歳から18歳がピークとのことでしたが、10代ではまだ体(骨格)が発育途中とのことで出産にはリスクも伴うとのことです。

低年齢ほど妊娠中毒症を起こしたり、胎児の成長が不完全で未熟児が生まれる可能性が出てきます。特に15歳以下の妊娠にはリスクが高いとされている

出典http://ママ104.com/143/

当然、15歳以下での妊娠や出産ではリスクが高くなります。

いくら見た目が若い女性でも卵子年齢は実年齢に比例するものです。妊娠率は、25歳を境に低下し始め、35歳でガクンと下がると言われています。

妊娠率についてですが、20代前半、20代後半、30代前半、30代後半のそれぞれの年代で、1ヶ月あたりの妊娠率は25%、15-20%、10%、8.3%と次第に低下し、一方妊娠するまでにかかる月数は4ヶ月、5ヶ月、10ヶ月、12ヶ月と次第に長くなっていきます。

妊娠のしやすさは、20代前半が高いようです。

一般的な妊娠適齢期は20代です。22歳が一番、妊娠しやすい年齢で、それ以降、妊娠力は徐々に低下します。

統計上は22歳が1番妊娠がしやすく、高校の教科書に載せようとして問題となった件も間違っていたわけではないようです。

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