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【円形脱毛症】発見したその日から役に立つまとめ【10円ハゲ】

昔から10円ハゲと呼ばれる円形脱毛症。見つけた時のショックは大きいし落ち込むけれど、この病気をよく理解して前に進んでいくために必要な事をまとめました。

更新日: 2016年10月06日

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この記事は私がまとめました

▼やっぱりストレスのせい?

昔から、円形脱毛症=ストレス、と言われています。
毛周期(毛の生え変わりのタイミング)が過度のストレスで影響を受ける場合もあります。
毛周期だけの問題ならば、数か月もすれば治癒するでしょう。

脱毛症は以前はストレスが原因と言われていましたが、今では自己免疫疾患が原因であると考えられています。

リンパ球が毛根を攻撃することで脱毛する

病的毛がある脱毛病巣では、成長期毛根の毛母や毛乳頭の中、その周囲に多数のリンパ球が集まって、毛根を攻撃しています。リンパ球は、通常、免疫、つまり体を守る働きを果たすものですが、それが自己の体の一部である毛根を攻撃してしまいます。

自分の体の免疫に攻撃されてしまうという点で、アレルギーに似ています。
自己免疫が正常に働かなくなるキッカケとしてストレスが作用した可能性はあります。

▼円形脱毛症とAGA(男性型脱毛症)の違い

AGAの症状の現れ方

思春期以降、額の生え際や頭頂部のどちらか一方、あるいは両方から抜け毛が徐々に進行し、薄毛が目立つようになる

男性型とありますが、女性でもAGAになる場合もあります。
一般的には遺伝的性質やホルモンの影響が大きいと言われています。段々と薄くなっていくのは悩ましいことですが、毛根は死なずに残っています。

プロペシアやミノキシジルという薬が効くので通院治療で良くなる可能性も残っています。

円形脱毛症の症状の現れ方

気づいたらごっそり10円玉大・あるいは徐々に範囲が拡大して500円玉大の髪の毛が抜けている

子どもから大人、男女に関わりなく発生します。

後頭部など、発生した箇所によっては、自分では気づかず他人から指摘を受けて判明するときもあります。
脱毛部の縁がキレイにごっそり抜けているのが円形脱毛症です。

脱毛部の大きさは10円玉~500玉くらいが一般的。一か所のみに発生する場合と、数か所同時に発生する場合があります。

▼円形脱毛症は様々な症状を見せる

円形脱毛症の症状にもグループ分けがあります。

発生した当初は一か所のみの「単発型」が数か所の「多発型」に進行し、頭部全体が脱毛してしまう「全頭型」に移行する例もあります。
体の体毛すべてが抜け落ちてしまう「汎発型」という症状もあります。

ですが、「単発型」のおよそ60%の患者が自然治癒しますので、あまり深刻に考えてしまうのは精神と頭皮に良くないから止めましょう。

▼ではどうするか?皮膚科に行きましょう

円形脱毛症になったら、
「何が原因だろう」とか深刻に考えずに、まずは皮膚科に行きましょう。

皮膚科にも脱毛症に詳しい皮膚科とそうでない皮膚科がいます。
脱毛部を見て、進行中なのか治りかけなのか、頭皮の状態、抜けた毛の状態をしっかり見てくれて親身になって治療方針を進めてくれる医者が安心です。
相談しにくい医師だな、と思ったら迷わず別の皮膚科を探しましょう。
進行が早く重度の場合、脱毛外来のある大学病院を紹介されたりします。

根本的な治療法は無く、対処療法がメイン

ステロイド
軽度の単発型では通常は外用ステロイド剤(塗り薬)が処方される。しかし、炎症が起こっているのは皮膚内部の毛包であり、外用ステロイドの病巣レベルまでの浸透性はさして高くないため、塗り薬の効果はいまひとつの観がある。

効果のある治療法としてはステロイドの局所注射や内服ステロイド剤の投与が行われており、内服ステロイド剤は重度の汎発型であっても大幅な改善が見られる 。

局所免疫療法
局所免疫療法(かぶれ療法)は、スクアレン酸ジブチルエステル(SADBE)、ジフェニルシクロプロペノン(DPCP)などを用いて人工的にかぶれさせ、毛根を攻撃するリンパ球などの免疫反応を変化させる治療法。比較的副作用が少なく小児にも適応となる治療として日本でも徐々に普及してきている。ただしアトピー皮膚炎が併発している場合、悪化する可能性があるほか、ステロイド療法やPUVA療法など他の多くの治療法との併用は出来ない。

免疫抑制剤
免疫抑制剤には、毛根を攻撃するリンパ球を減らす効果が期待されるが、シクロスポリンの効果は有効であるとの報告と無効であるとの報告があり、効果は定まっていない。またタクロリムスの外用は無効である。よって免疫抑制剤の円形脱毛症に対する効果は確立しておらず、円形脱毛症治療ガイドラインでは推奨されていない。

PUVA療法
PUVA療法は紫外線を使った治療方法で、病巣部分にあてる事によって過剰化したリンパ球の抑制に効果がある。入院治療ではステロイドを内服の上、オクソラレン(メトキサレン、8-MOP)を内服し2時間後に紫外線を全身に照射させる方法がメインの治療法としてよく使われており、外来では難しい全身治療で効果を発揮する。

セファランチン
セファランチンが健保適用であり、内服ないし静注が行われる。効果の機序は各種報告されているが、はっきりしていないこともおおい。本邦独自の治療法であり(推奨度C1:治療に併用してもいい[6])、海外ではほとんど採用されていない。

その他の治療法
液体窒素療法、ドライアイス療法、塩化カルプロニウム外用などがある。これらは欧米ではほとんど行われておらず、またエビデンスレベルも低いため、ガイドラインでの推奨度は高くない。
精神安定剤、漢方薬療法などは用いないほうがいい。

通院前に確認したいこと

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