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この記事は私がまとめました

プール事故

俺の母に聞いたのだが。
当時女子高に在籍していた母の水泳授業中の話。

授業が始まり、一番最初の生徒が飛込んだ所、
中央近くでぷかりと仰向けで、浮かんできた。

驚いた教員がすぐさま飛び込み助けようとした
が、教員もまたその動きを止めて浮かび上がった。

その後、二人の生徒が飛込んだが、同じ様に浮かんで
来たので、あわてて駆け付けた他の教員により、制止がはいった。

原因は、なぜか高圧電線が切れてプールにたれていた為の感電であった。
4人が死亡。飛込もうとした母は間一髪命びろいをした。

留守番-

一人で留守番をしていると電話が鳴った。
「お母さんはいますか」
買い物に行ってます。と、ボクは答えた。

「お父さんは?」
会社に行ってます。とボクは答えた。

「そう、近くまで来たもんだから、預かってた荷物を返したいんだけど、
 どうしよう? 開けてくれるかな?」
わかりました。と、ボクは答えた。

程なく、チャイムが鳴った。
ドアを開けると、ダンボールを持った知らない人が立っていた。

「ありがとう、お留守番えらいね。ところで、ボク一人なの?」
「うん」
「それじゃあ、ぼうや、荷物を置きたいんだけど、お父さんの部屋はどこかな?」
「おとうさんの部屋は入っちゃいけないの」
「大丈夫。おじさんは、おとうさんの友達だから」
「でも、いけないの」
「でも、お父さんの部屋に置かないと、後で、ぼうやが怒られちゃうぞ」
「でも・・・」
「大丈夫、おじさんがお父さんに言っておいてあげるから」
ボクはしぶしぶ、お父さんの部屋を教えた。

「ありがとう、あとは、おじさんが自分でやるから、ぼうやはそこにいてね」
おじさんはダンボールを持って、お父さんの部屋に入っていった。

ボクは言われたとおりに待った。
お父さんの部屋のドアを見ながら待った。
でも、おじさんは出てこない。

ボクはお父さんの部屋の正面に腰掛けてじっと、ドアを見ていた。
物音一つしてこない。
ボクはドアを開けて、お父さんの部屋の中を見なきゃいけないと思った。

どうしてか、おじさんが帰ってこないことが、不安でならないのだ。
「おじさん?」
・・・返事は無かった。

恐る恐る、ノブに手をかけると、ドアは簡単に開いた。
「おじさん?」部屋の中を覗き込んでみる。
・・・誰も居ない。

窓も閉まったまま、机の下にも誰も居なかった。
ただ、机の上にさっきのダンボールが置いてあるだけだ。

ボクはこの箱の中身が気になった。
小さいダンボール箱。
ボクだって絶対入れない。

ボクは昨日読んだ怖い話を思い出した。
犯人が探偵に追われ、証拠を隠すために死体をバラバラに
刻んで、小さな箱に隠す話だ。
-
この箱は開けちゃいけない。
この箱は開けちゃいけない。
だって、この中には・・・・・・
そう思いながらも、僕は恐る恐る手を伸ばした。
この中に・・・・

そのとき、電話が鳴った。
ボクは息を忘れるくらい驚いた。
電話は、いつも出ちゃ駄目だ。って言われてる、
お父さんの部屋の電話だったからだ。

目の前の電話が鳴っている。
3回・・4回・・・・5回・・ここで電話は鳴り止んで、
留守番電話に変わった。

『部屋に箱があるだろ』おじさんの声だ。
『中身を見てみな』ボクは言われるままに箱を開けた。
・・・・・・中身は空だった。

『俺がどれだけ本気かわかるだろうよ。』
ボクは箱を押し戻した。
やっぱり、あのおじさんは悪者だったんだ。
ボクはふっと、気付いた。
 『もっとも、気が変わったから』
おじさんの声が、
 『中身が入るのはこれからだけどな』
後ろからも聞こえてる・・・・・

振り返るボクの前に、
おじさんは笑いながら立っていた。

黒尽くめの女

以前、嫌な者を見たことがある。
大学1年の秋、夜8時頃だったと思う。
大学から駅に向かうバスに乗っていた時のこと
駅に向かう途中に通る救急病院の前で停車した。

その時たまたま救急車で運ばれてきた人がいて
ちょうど搬入口から患者を病院に運びいれているところだった。
何気なくその光景を見ていると救急車と搬入口の間辺りに人がいることに気づいた。

そちらに視線を送ると突然鳥肌が立った。
その人は全身が黒い服装で、たぶん女性だったと思う。
地面にしゃがみ込んで、患者が搬入口から運び込まれる様子をただ見ているだけという感じだった。

最初は病院の患者かと思ったんだけど、緊急時に明らかに邪魔になる場所にいるというのに
その場にいる人間は誰も気にすることもなく、むしろ気づいてすらいない様子。
早くこの場から去りたいと思っていたらバスが発車した。

その人が何の為にそこにいるのか、なぜ誰もその人に視線を向けなかったのか。
オレにはわからない、ただ怖かった。

あの車が幽霊でありますように・・・

これは私達が山へ遊びにいったときの事です
山道は深く、奥に入れば入るほど道は狭くなっていきます

\車
   ̄\

こんな感じで車が走ってると思ってください

するとこんな山道なのに上のほうから車が来るじゃありませんか
こういう山道は対向車用にところどころ道にでっぱりが出ているので、
向こうの車がそこで待機するとばかり思っていたのに
対向車線の車はでっぱりで止まるどころかこっちに向かってきます
運転者を見ると初老の男性でした。

私達の車がでっぱりで待機しようと思ったら、後ろ数百メートルは下がらないといけません
どうしようかと思っているうちに車は私達の右隣を通過しようとします
「こいつバカか!」
と思っているうちに

初老の男性を乗せた車はバランスを崩しそのまま山の下へ転がっていきました。
圏外でしたので電話もできず、とりあえず山を降りて公衆電話を探して
「山の中で車が落ちるのを見ました」とだけ伝えました。
とても恐ろしかったです。
あの車が幽霊でありますように。

ストーカー事件

日本でも、ストーカー事件は急増している。
過去3年間で報告されている殺人及び未遂事件は17件、
傷害・暴行・脅迫などを含めると1000件に及ぶストーカー事件が起きているのだ。

そんな中でも、衝撃の結末を迎えたストーカー事件を紹介しよう。
この事件を担当した(株)ジャパン・プライベート・サービスの樋渡氏に話を聞いた。

1998年1月、都内に住む山本さん(仮名)が会社から帰宅すると、
彼のアパートの部屋の前に一人の女性が立っていた。
彼女は山本さんが以前に少しだけつきあったことのある慶子(仮名)という女性で、
半年前に山本さんから別れをきりだし、もう会うことはないはずだった。

ところが女性の方は山本さんを忘れることができず、毎日のようにアパートを訪れるようになっていた。
あまりにしつこく毎日のように姿を見せる女性を気味悪く思った山本さんは、樋渡さんの会社に相談に訪れた。

最初は樋渡さんも、悪質なものではないだろうということで、
様子を見るようにと山本さんにアドバイスをしたという。

ところが1ヶ月後、山本さんが家に戻ると部屋の前には彼女の姿がなかった。
安心してドアを開けて部屋に入った山本さんだったが、彼はそこで息をのむ。
彼女は部屋の中で待っていたのだった。

管理人にドアを開けてもらったという彼女に山本さんは、自分にはもう彼女ができたので、
いい加減彼女面をするなと思わず怒鳴ってしまった。
すると彼女は突然立ち上がり、片手に持っていた剃刀をゆっくりと持ち上げ、
何故か微笑みながら自分の手首におろした。

驚いた山本さんは彼女を病院に運び、一命を取り留めた慶子はそのまま入院することになった。
彼女のこの異常な行為が恐ろしくなった山本さんは、彼女が入院している間に
東京での仕事を辞めて実家のある長野県に引っ越した。
ところが引っ越してから3ヶ月後、彼は想像を絶する恐怖に襲われることになる。

仕事から戻って家族のくつろぐ居間に行くと、なんとそこには
ストーカーの彼女が楽しげに家族と話していたのだ。
驚きのあまり声の出ない山本さんに、母親は「あなたのお姉さんになるのよ」と言った。

慶子は立ち上がり、「はじめまして。慶子です。よろしくね、弘さん」と言った。
彼女は、山本さんの兄と結婚することになっていたのだ。

ストーカーが自分の兄と結婚するという、信じられないような結末。
彼女はその後、本当に結婚して子供までもうけたという。
これで2人は一生付き合い続けなけらばならないのだ。
これが、彼女の望んだ形だったのだろうか。

もういいじゃん、あいつで

夕方家の近くの土手をジョギングしてたら河川敷の鉄橋の下から声が聞こえてきた。男女が争うような声。
気になって斜面を下りて覗き込んでみたけど誰もいなかった。
おかしいなと思い橋の下まで行って辺りを見渡してもやっぱり無人。

絶対に空耳じゃない。まさか川に落ちたのかと川面を覗き込んだ。すると後ろから
「もういいじゃん、あいつで」
「まだだめだって」
「なんで」
「ねぇなんで」
囁き声が耳にまとわりつくように聞こえてきた。心臓がビクンとして振り返ったら、
橋の下部と土手の斜面の間の高さ50センチくらいの空間に人形が2つちょこんとこっち向きに立っていた。観た感じ雛人形ぽい。
ヤバいと思い走って逃げようとしたとき、
「いいかべつに」
野太い声が真後ろから聞こえてくると同時に足首を掴まれた。

思わずうわぁと叫び走り出したら意外にも足首を掴んだものはあっさり放した。そのまま斜面を駆け上がって家まで走った。帰ってから足首を見たらゴワゴワで黄ばんだ濡れた毛の束が絡みついていた。
ハサミでもカッターでも切れなくて包丁でゴリゴリやってやっと千切れた。
翌月、そこの近くで子供が溺れ助けに行った両親共々死んだ。近所の噂だと体の穴という穴に髪の毛が詰まっていたらしい。

以来ジョギングはやめた。

仕草を意識的に逆にする

いつも遊ぶ友人に違和感を覚えてさり気無く聞いてみた。
友人は妙に嬉しそう「マジかーww」っていうから問い詰めると
聞いた事がないジンクスを実践しているらしい。
その効果が出てきたのか?ってニコニコしてた。

「無意識に行う仕草を意識的に逆にする」

これをすると性格や人柄が変わる、と楽しそうに話してた。
例えば、
普段パスタを食べるとき、フォークを反時計回しにしているなら時計回しにする
とか
歯を磨くとき、いつもは奥歯からなら前歯から
とか
そういうパッとやっちゃうことをいちいち逆にしてやるんだと。
なんでそんな事をするのかと聞くと「変わってみたいじゃんwww」とだけいってた。
友人は別にイジメにあってたわけでも、人間性に問題があるわけでもない普通の良いやつだった。

それからしばらくして久しぶりに友人からの電話が掛かってきた。
しかし出た先は友人の母親。友人は交通事故で死んだ。
赤信号でアクセルを全開にして衝突し死んだ。
違和感を覚えたときに止めさせておけばよかった。

白い犬

厨房の頃兄貴の原付を借りて夜道を徘徊してた
街灯もない暗い道に入ってしまい凄く怖くなったので急いで帰ろうとスピードを上げた
視界の左隅に何だか白い物が付いくるように見えるが幻覚だと自分に言い聞かせた
白いのがあまりにしつこいので幻覚だと確認する為に左を見たら白い犬が並走してた
そして急に吠え始めた
ビビって転けて俺が血だらけになって原付壊して兄貴に怒られました

ボクのだよ・・・

去年の夏に起きた話を聞いてください。
当方普通の30代サラリーマンで、家族は妻と小学生の子供2人です。

丁度1年前の8月初旬に、仲良くしてる家族とキャンプに行ったんです。
相手家族もうちと同じっく、夫婦に子供2人の4人。合計8人でのキャンプでした。


そのキャンプ場では、テント2張と山小屋1件を借りました。
テントはそれぞれの夫婦で1張ずつ使い、子供たちは山小屋で寝る事にしました。
山小屋は普通のベッドが2つと、ロフトベッドが2つありました。
夜は山小屋で8人で遊んで、子供が寝たら親たちはテントに引き上げて寝るということにしました。

子供たちを山小屋に連れて行くと、どちらの家族の子供たちも珍しいロフトベッドに寝たがりました。
無理もありません、子供は珍しいものが大好きですからね。

そこで、ジャンケンをして勝った2人がロフトベッドを使い、負けた2人は普通のベッドで寝ることにしてジャンケンをさせました。
何回かのジャンケンの後、うちの長男と友人家族の下の子がロフトベッドを使うことにきまりました。

その後は特に問題もなく、川遊びやバーベキュー、花火や山小屋に帰ってのトランプなどで、11時近くまで8人で過ごしました。
11時近くなり、さすがに子供たちも眠そうになってきたので、入浴や着替えをさせて、11時半頃に子供たちは床に着きました。
その後我々大人たちは酒を飲み続けた後シャワーを使い、12時半頃にそれぞれのテントに引き上げて寝ました。

翌朝7時半頃、起きて山小屋の子供たちのところへ行きました。するとうちの長男が、不思議なことを言うのです。

長男「昨日の夜、寝てるとき、何度もふとんを足元から引っ張られたんだ。」

えっ?と思いました。するとやはりロフトベッドで寝ていた友達の下の子供も言うのです。
わたしは眠ってるときに、何度も「ボクのだよ・・・ボクのだよ・・・」って声が聞こえた、と。

不思議に思いました。下に寝ていた子たちか?それとも部外者?
しかし、下の普通のベッドに寝ていた他の2人の子供は、何事もなく朝まで熟睡していたそうです。

何か奇妙な気もしましたが、特に実害があったわけでもないので、そのまま朝食をみんなで食べて、
その後の予定をこなすうちに、その子供たちの奇妙な話は忘れていました。

しかし、旅行から帰った翌日、友人から電話を受けたのです。
「おい、変な事があったから、うちに来てくれ!」と。

友達の家に行くと、「これを見てくれよ」と、ビデオを見せられました。
友達はキャンプ中、ホームビデオをずっと撮っていたのです。それを再生していました。

すると、山小屋に入って、子供たちがベッドを決める場面が映っていました。
4人の子供たちが「よーし、じゃあジャンケンで決めるよ!最初はグー、ジャンケン、ポン!!!」
とジャンケンをした場面です。もちろん4人でのジャンケンですから、最初の1回目は全員がチョキを出したので
あいこになり、2回目、3回目とジャンケンが続いていく様子が映っていました。

友達「おい、分かったか?」

私「うん?よく分からないけど・・・?」

友達「じゃあ、もう1回巻き戻すから、画面の右下をよーっく見てろよ?」


そこで、もう一度巻き戻して再生された画面の右下を注意深く見つめました。すると・・・



356:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/31(木)02:35:04.96ID:xQE2aCPq0.net
よーく画面を見ると、右下にうっすらと霞むようにですが、白い手がグーを出しているのです。
4人の手のはずですが、その1回目のジャンケンだけ、手が5本あったのです。


おそらくですが、ふとんを引っ張ったり、「ボクのだよ・・・」とつぶやいたのは、
その白い手のジャンケンで勝った子供が、自分の場所だと主張したのではなかったかな、と思いました。


その後は特に何もなかったのですが、1年経って友達と今年の夏の予定を話していたときに
この話を思い出したので、カキコミしてみました。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。お粗末さまでした。

車窓を叩く音

おっさんです。体験したので記念に書き込みます。
つい最近、ある僻地系観光地の駐車場で単身車中泊をした時の事です。

駐車場は午後8時頃にはすっかり暗くなり、やることも無いので考え事をしながら眠りにおちました。

やがて、私は閉じている車窓を叩く音で目が覚めました。
助手席側の窓をギャルっぽい若い女が必死の形相で叩いています。男に追われている、助けて、ドアを開けて、と彼女は訴えています。
私には彼女が幽霊に見えませんでしたし、ナンパか拉致のトラブルに遭ったのだなと思い、慌ててドアロックを外そうとしたのですが、違和感を覚えて躊躇いました。

彼女の髪型、メイク、服装が整い過ぎているし、必死な表情の中にもどこか余裕が感じられる。訴えかける喋り口もちょっと演技くさい。
周りを見渡しても駐車場内に人影も車の影も見えません。近くの駐車場とはそれなりに距離があるはず。ふと怖くなった。

私はエンジンをかけ、比較的緩やかに移動しながらライトを点け、身をよじってバックミラーで後方を覗き込みました。
突っ立っている彼女の他に、そのすぐそばには数名の男らしき人影がしゃがんでいました。私はそのままアクセルを踏んで逃げ出しました。
寝るためにシート位置を変えていたので、とても運転し難かった。時刻を確かめたら午前2時前でした。

思うに、男たちは私の車の死角に身を潜めていたのでしょう。
ドアロックを解除したらおそらく強盗被害に遭っただろうし、殺されたかもしれない。用心して、駐車場のど真ん中に駐車しておいて良かった。
それに、曲がりながら発進したら轢いていたかもしれない。ついてた。

これからは道の駅で車中泊しよう。自販機もきれいなトイレもあるし。
ともかく、拉致被害にあった女性がいなくて良かった。

電車で異変

おかしな所にいったことならあるな。車でも体験あるし電車でも。
体験する奴は結構するし、割といるんじゃなかろうか。
前に電車で異変に気が付いた時が結構怖かった。

うたた寝から覚めると何か違和感がある。景色は結構な田舎なんだ。レトロな気もする。
電車は名古屋駅から米原へ向かう最中で、一瞬、関ヶ原辺りかと思う程の田舎な景色が広がる。
が、こんな景色は見た事がない。どの辺りなのか見当も付かない。
強い違和感に窓の外を見つめていているとやはり変だ。

側道がさっぱり見当たら無い。普通線路の脇には公道があるような気がするが、そうとも限らんか・・。
それにしても線路のでき方が強引だ。子供の玩具を床に置いたみたいに。
しかしそんな事をゆっくり考える余裕の無い異常を見つけてしまった。
高架が無い、電線が無い。
普通列車なのに、いったいどうやって疾走ってるんだこの電車は。
状況を理解しようとしたが、まともな答えが見つからない。

まるで土地の上に突然現れたレールの上を電車が無理やり走ってる、そんな感じ。
電車から見える風景は例えば、田畑の中のあぜ道を散歩している時にぼんやり見る風景。
窓からは見えない、見えてはいけない違和感だらけの風景。やはり視点が低すぎる。
このまま乗っていて良い訳がない、それだけは直感でわかる。直感でなくても誰でも判るに違いない。

皆揃いも揃って寝ている、気の抜けた顔だ。
全く動きがない。何やら異形な物を見ているようで怖ろしい。

いつのまにか電車は停止していた。駅らしいがドアが開かない、慌てて隣の車両へ移ってみた。
ドアが開いてる・・・というより普通だ、日常の光景だ。元居た車両も普通になってる。
元居た席に戻りたい衝動に駆られた。どう見ても普通だ。どうしよう。
居眠りで追突事故起こしたばかりの俺はこのまま電車で目的地に向かいたかった。

思考が混乱しているうちにドアが閉じてしまった。日常の光景も消えた。
車内にまばらにいる乗客は皆死んでる様にしか見えない。だめだ失敗した。
咄嗟に、まだ間に合う、何処か窓から飛び降り出来ないか走ろうと窓を見て固まった。

既に物凄いスピードで逆走していて、今まで微動だにしなかった乗客が皆一点を見ている。
服装が、格好が変わっている。皆薄汚れ、作業着のようなかっこうをしていて、
今まで進行方向だった方角をじっと見ている。

程なく視点の先が黒ずんで、真っ黒いモノに侵食されていく。逃げようと後部車両へ走るが
襲う振動がすごく、足はぬかるんだように遅々として動かない。
皆は写真のように表情も変えず口だけを動かしずっと何か言っている。
無我夢中で吠えながら何とか最後尾までたどり着いたものの状況は全く変わらず
迫る闇に吠え続けた。
闇に飲まれる一瞬「くずれるくずれる」という声を聞いた気がした。

目が覚めたらまた異様な空間を走る電車の中だった。ここを抜け出すのは本当苦労した。

計画

年前くらいでパート先での体験。
北の方住みなんだけど、東北大震災での影響は大きくてさ。
うちも結構な被害にあったのよ。
そんで職場の中にも家族が無くなった人がちらほら居る。
そんなの皆分ってるはずなのにキチがうるさいのよ。
キチ「うちは皆助かって良かった。信心深いからね~」
みたいなことを平気で言うの。もううんざりよ。
キチ「あなたも定例会来てみない?紹介してあげるわよ」
なんか宗教みたいのにも入ってるらしくて、勧誘もウザかった。
そんな中、職場内から数名入信する人が出た。
あんな災害の後だし、そういう気になるものなのかな・・・とも思った。その時はね。

それからパートもしばらくして辞めて、今は違う仕事してる。
なんで2年も前の話を思い出したかって言うと、例のキチが逮捕されたって聞いたから。飲み会で。
なんでも夫を殺したらしい。
そん時はパートで仲良かった人と久しぶりに会って飲んでたんだ。
そしたら笑い話みたいに言うからさ。若干ひいたね。キチは嫌な奴だとは私も思ってたけどさ。
笑ってる理由があったみたいでさ。酔いにまかせて勝手に語りだしたのよ。
実は今回の事件は私がまだパートしてた2年前に計画されてたんだって。

あの時入信した人。全員家族の誰かしら亡くなってて、その人らが結託してキチを夫殺人に追いやったんだそうな。
そんな陰謀論じゃないの?って思ったけど出るわ出るわ証拠が・・・
キチを狂わせる日程が細かく決められたエクセルの日程表もあるとか言って出してきてさ・・・
夫の不倫をねつ造して・・・とかさ。そんなんあたしに言われても・・・
もしかしてこの人も共犯なの?って思い始めてた。

でも違うのよ。なんか途中で泣きだしてさ。
止めようとしたんだって。でも、計画知った時点で半分は進行してて手遅れだったんだって。
でもその人はその人なりに頑張ったらしくて・・・
で、最近見つけたらしいのよ。
自分のためのエクセル日程表。

肝試し

高校生の頃、いっつもつるんでいた友達Aの誕生日を祝おうってことになった。
当日、その友達を含む仲の良かった連中と、いつもの広場に集まって、
そっからしばらくゲーセン行ったり卓球したりと楽しんでいた。
気づけばあたりは薄暗く、いつも通りの遊びのままで終わりそうになったその時。
「肝試しにでもいかない?」と、Bが言い出した。

私はその類の話は苦手ではなかったが、正直言ってつまらなく思えた。
何より、友達に早くプレゼントを渡したかった。
しかし、このままではいつも通りのままで、サプライズになりそうな要素もプレゼントくらいしかなかった。

他の子たちは怖がる子もいれば好奇心をむき出しにして賛成する子もいた。
私は前述から想像できる通り、可もなく不可もなくといった感じで黙っていた。
Aが行きたいと言うグループの一人だったということもあり、
怖がっていた子たちも渋々ではあるが参加してくれた。

近所には廃墟とかはなかったが、学校内で、あるアパートは、
人が引っ越してきては一週間も経たないうちに出て行ってしまうという噂があった。
所謂、いわくつき物件というやつだ。
そこで、肝試しをやることになった。

しかし所詮は噂であり、ただの誰かの口から出たでまかせである確率は高い。
大したこともないだろうと言いながら私たちはそのアパートへ向かった。
外観は噂が流れるのが想像できないほどにきれいで、問題はなく思えた。
まず廊下を歩いてみるが、特に変わった様子はない。
しばらくしてBが、「ちょっと待って。」と私を含むほかの子を呼び戻した。

見ると、空家であるはずのドアをBがいとも簡単に開けていた。
試しに他の部屋も試してみたが鍵がかかっていないようで、簡単に開いてしまう。
とうとう我慢できなくなった友達の一人が、震えながらアパートを出て行ってしまった。
私たちは急いで追いかけたけど、どこにもその姿はなかった。
私やB、肝試しを提案したAも、さっきまで意気揚々としていた子たちも、
危険そうだからもう今日は帰ろうってことになって、
プレゼントも渡せないまま最初に集まった広場で別れた。

私は帰宅するなり、逃げてしまったこの家に電話をかけた。彼女の母親が出た。
「もしもし、○○です」

「あの、○○ちゃんってもう家に帰ってますか?」

「はい、うちにいますけど・・・。でも、なんだか様子がおかしくて・・・。」

「えっ」

「帰ってきたらシューズを脱ぎ捨てて、何の用意もしないままお風呂に入っていって、
どうしたのかと思って覗いてみたら、悲鳴を上げながら全身を手で擦っているんです・・・。
落ち着かせようとして声をかけても、全く聞こえてないみたいで・・・。」

電話越しに、彼女の悲鳴のような甲高い声が聞こえてくる。
怯えているのか、息も荒い。

わけが分からなくなった。肝試しに行った結果だとしか思えなくなり、
すぐにこのことを他の友達にも話した。
その後、血で染まった浴槽で、溺死しているその友達の姿があったという。

翌朝、私はとんでもないものをみた。
無数の真っ赤な鮮血の手形が、部屋の壁を這うようにしてびっしりついていた。
朝食も食べずに、私は家を飛び出し、学校へ走りこんだ。

それからは特に何も起きていないが、今年で4歳になるBの娘さんが、
部屋のいたるところを指さしながら、奇妙なことを毎日いうようになったという。

「おっきなおててがいっぱいだよ。りんごみたいにまっかっか。」

バス停に佇む女子高生

ちょっと吐き出したいのでカキコ
朝出勤時に高校の横を通るんだが、校舎周りの塀側にある
学校向けのバス停にいつも女子高生が佇んでいる
通りすがりに見掛けるだけで特に気に止めて無かったんだが、ある日おかしい事に気付いた

その子一人きりでバス停にいる時はバスが留まらないんだ
気になって見るようにしたらや一度や二度とじゃない、そういう状況を何度も見掛けた
彼女はいつも空を見上げてバス停で佇んでいる
俺は通りすがりでしかないので、ただ見掛けているだけだ
人間不思議なもんで気になってくると興味が出てくる

なるべくその子を見られるように少し早めに出勤したりしてみた
単なる好奇心であって、下心ではない…つもりだ
数日間、数週間と見ている内さらに気付いた

バス停の女子高生は服装が変わらない
いつも空を見上げている
そしてバスが留まらない
これが全く変わらないんだ

他の待ち合い人が居てバスが留まると彼女もつられるようにバスに乗る
乗ると言ったが、これは滅多に見れなかった
まるでヒッチコックの裏窓みたいな感じだが、そんな観察を何ヵ月か繰り返した
そんなある日の事、いつも通りにバス停を通りかけると、女子高生の後ろに変な爺さんがいた
俺はいつもの待ち合いだなと思いながら通りすがった
ふと爺さんが変な動きをしたなと思った次の瞬間、
女子高生が折り畳まれるように爺さんに吸い込まれてしまった
余りにも訳の分からない様子で、えー?! と声を出してしまった

そしたら爺さんはさっと足早にその場を去って行ってしまった
俺はぽかーんとしたまま立ちすくんでしまって、その日遅刻した
それ以降、バス停に女子高生は現れなくなってしまった
あれは一体何だったんだろうと今も思う

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