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「過労死白書」まとまる…世界で例がない初の報告書が話題になっている

おととし施行された過労死防止法に基づいて過労死の実態や防止への取り組み状況を記した初めての「過労死白書」がまとまりました。ニュースをまとめ。

更新日: 2016年10月07日

isaaccさん

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○「過労死白書」がまとめられた

おととし施行された過労死防止法に基づいて過労死の実態や防止への取り組み状況を記した初めての「過労死白書」がまとまりました。

長時間労働の実態や、過労死・過労自殺の労災認定件数のデータなどを盛り込み、法制定の経緯や関係法令も収録、基礎資料を網羅した内容になっている。

14年に成立した過労死防止法で毎年国会への報告が定められており、作成は今回が初めて。

○280ページにも及ぶ膨大な資料

2014年の同法施行を受け、厚生労働省は昨年12月~今年1月、企業約1万社(回答は1743社)と労働者約2万人(同約1万9千人)を対象とする調査を実施。

○ようやく国を挙げて対策に乗り出した

白書によると、15年度に脳・心臓疾患で死亡し、労災保険が支給決定された人は96人で、ピーク時の02年度(160人)の6割に減少。

一方、精神疾患による自殺者(未遂を含む)で支給決定された人は93人で、過去最多だった前年度(99人)より6人少ないものの高水準だった。

おととし、過労死防止法が施行され、ようやく国を挙げて対策に乗り出すことになりました。

○長時間労働は依然として高いとするデータも

残業時間が過労死の目安とされる月80時間を超えた正社員がいた企業の割合が、14年度に22.7%に上り、特に情報通信業が44.4%で最も高かったとする調査結果を紹介。

週60時間以上の長時間労働は減少傾向にあるものの、30~40代男性の割合が依然として高いとするデータも示した。

厚労省は長時間労働の実態や対策を紹介することで、過労死防止に向けた取り組みを加速させたい考えだ。

○過労死ラインは月80時間の残業

過労死ライン(かろうしライン)とは、日本において、健康障害リスクが高まるとする時間外労働時間を指す言葉。

労働災害と認定の因果関係の判断できるかどうかのために設けてある、時間外労働時間の目安となる時間です。

正社員の4割近くが高いストレスを抱えながら働いている実態も浮かび、職場環境の改善、働き方の見直しなどを訴えている。

○「勤務問題」の自殺は毎年2千人を超えている

長時間労働などの「勤務問題」を原因の一つとする自殺者は、年間2千人を超える状況が続いている。

月80時間を超えて残業した労働者がいる企業の割合が昨年度2割を超えたことを挙げ、長時間労働の是正が課題になっているとしています。

過労死と過労自殺の労災はここ数年、200件前後に上り、国が将来過労死ゼロを目指すとしている中、長時間労働の是正が課題になっています。

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