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健康診断は正常。なのに、知らないうちに、突然死!40~50代を襲う 【血糖値スパイク】の脅威とは?

健康診断では正常なのに、知らないうちに体中の大事な血管が痛めつけられ、最悪の場合、突然死に襲われる――。そんな危険を招く「血糖値の異常」がいま国内で40~50代に蔓延しているという。食後の短時間にだけ血糖値が急上昇し、やがてまた正常値に戻る。わかりやすく名付けるとすれば“血糖値スパイク”です。

更新日: 2019年04月14日

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toto-bigさん

NHKスペシャル「“血糖値スパイク”が危ない ~見えた!糖尿病・心筋梗塞の新対策~」

健康診断では「正常」とされている人の間に、放置すると怖い“万病の種”が潜んでいることが最新研究で明らかになってきた。それは「血糖値スパイク」。食後の短時間に血糖値が急上昇し、また正常値に戻るという症状だ。この状態を放置すると、「糖尿病」に発展するばかりか、重要な血管が傷つけられて「動脈硬化」が進行し脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが増加。

健康診断では正常なのに、知らないうちに体中の大事な血管が痛めつけられ、最悪の場合、突然死に襲われる――。「血糖値スパイク」とは?

そんな危険を招く「血糖値の異常」がいま国内で40~50代に蔓延しているという。食後の短時間にだけ血糖値が急上昇し、やがてまた正常値に戻る。わかりやすく名付けるとすれば“血糖値スパイク”だ。最新の研究によれば1400万人以上が該当する可能性もあるという。

突如襲う「心筋梗塞」

大阪府に住む43歳の男性は今年8月、「ちょっとした違和感」を覚え、近くの病院の救急外来を受診した。検査の結果、思いもよらぬ病名を告げられる。心筋梗塞だった。命に関わる病気であり、すぐに入院するよう勧められた。

がっちりとした体格、これまで重い病気などしたこともなかった。なぜ突然、心臓の血管が詰まってしまったのだろうか。

血管を詰まらせる 「血糖値の異常」とは

「血糖値が高めです。その結果、血管で動脈硬化が進み、詰まってしまったと考えられます」

突然死のリスクを高める“血糖値スパイク”

これまでも血糖値が高い状態が常に続く「糖尿病」になると、心筋梗塞などのリスクが高まるとは言われてきた。ところが最近の研究で、男性のように糖尿病ではなく「食後の短時間だけ」血糖値の変動が起きているケースでも、突然死のリスクが高まることが分かってきた。

血糖値が急激に変動すると、「活性酸素」という毒性を持った物質がつくられやすくなる。その結果、血管の壁が傷つきやすくなり、修復しようと集まった免疫細胞によって血管がふさがってしまう。これが心臓の血管で起きれば心筋梗塞に、脳の血管で起きれば脳梗塞にと、突然死のリスクが高まるのだ。

“血糖値スパイク”が起きているかどうか、どうすればわかる?

“血糖値スパイク”が起きているかどうかを調べる方法として、「75gブドウ糖負荷試験」というものがある。ブドウ糖が入った甘い液体を飲み、30分ごとに、2時間後までの血糖値を調べる検査だ。

どうすれば“血糖値スパイク”を解消できる?

対策の大原則は、糖分が腸に届く「量」と「スピード」を抑えることだ。たとえば手軽な昼食でありがちな「コンビニおにぎり2つと野菜ジュース」のような食事で、それらに含まれる糖分が「大量に」かつ「いっぺんに」体内に吸収されると、“血糖値スパイク”が起きやすくなってしまう。

サラダなど食物繊維を多く含むものを一緒に食べるようにすると、血糖値の上昇は抑えられることが知られているが、なかなかそうもいかないこともあるだろう。そんな時は、おにぎり2つを1つに減らし、その代わりにから揚げを食べる。また、おにぎりより先にから揚げを食べると、肉に含まれる脂質やタンパク質に反応して、胃の動きがゆっくりになる。その状態でおにぎりを食べると、血糖値が一気に上がらないため、“血糖値スパイク”が起きにくくなる。

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