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実は良い子!「益虫」の蜘蛛は殺さない方が良い!害虫を食べてくれる存在

ほとんどの種類のクモは殺虫剤などを使って退治する必要はありません。なぜかというと、クモは動物食であって他の害虫を食べてくれるからです。そして、それらがいなくなると餌がなくなるので、自然と他所へ移っていくのです。そのため「益虫」とも呼ばれます

更新日: 2016年11月15日

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益虫とは

益虫(えきちゅう、英: Beneficial insects)とは、何らかの形で人間の生活に役に立つ、昆虫など小動物のことを指していう言葉である。 害虫の反対の意味を持つ。

クモ

クモ(蜘蛛)、クモ類は、節足動物門鋏角亜門クモ綱クモ目に属する動物の総称である。網を張り、虫を捕食することで、一般によく知られている。この類の研究分野はクモ学と言われる。

ほとんどのクモは退治する必要はない

クモは殺さない方が良い

正確には虫ではありませんが、蜘蛛も害虫として嫌われている存在ですね。

ですが、ほとんどの種類のクモは殺虫剤などを使って退治する必要はありません。なぜかというと、クモは動物食であって他の害虫を食べてくれるからです。そして、それらがいなくなると餌がなくなるので、自然と他所へ移っていくのです。そのため「益虫」とも呼ばれます

蜘蛛がいるところには必ず他の害虫がいる

蜘蛛がいるということはそこに蜘蛛のエサになるムシたち=ほとんどがヒトにとっての害虫がいる

小さな蜘蛛であれば、その存在になかなか気付くことがないほどですが、家の中のどのような所であっても、たいてい蜘蛛は存在しています。

いわゆる蜘蛛の巣を見つけたり、蜘蛛の糸が顔に触れたりすることで、その存在に気付くことが多いといえます。

それを不快に感じてしまうと、蜘蛛の駆除を考えてしまうことになりますが、蜘蛛がいるということはそこに蜘蛛のエサになるムシたち=ほとんどがヒトにとっての害虫が、いるということです。

蜘蛛だって、獲物の居ないようなところに無駄に巣をかけているわけではありません。

あるデータでは、水田近くに数十匹の蜘蛛が巣をかけているのを調べたところ、一晩で約300匹ものヨコバイが捕獲されていたそうです。

そういう意味では、大変効率がよいと言えますし、獲物の行動を把握してよく通る場所を選んで巣をかけているということなのです。

足が長く大きいクモ「アシダカグモ」

とても臆病なので、自分から人間に近づくことはなく、大きな音を聞くと慌てて逃げる

思わずぎょっとしてしまうほど大きく、足の長いクモは、「アシダカグモ」というクモです。

見た目によらずとても臆病なので、自分から人間に近づいてくることはありませんし、大きな音を聞くと慌てて逃げていってしまいます。

彼らの主食は、なんとゴキブリ。

夜行性なので、日中はあまり姿を見せないのですが、私たちが夜眠っている間に、家にいるごきぶりを片っ端から捕獲してくれるなんとも頼もしい存在なのです。

ゴキブリのいる家にどこからかやってきて、ゴキブリを食い尽くすとどこかへ去っていく、その見事な働きから、「軍曹」と呼ばれ、愛されているアシダカグモ。

サイズが大きく、見た目がグロテスクなため、苦手な方も多いのですが、家をゴキブリから守ってくれる心強い存在なので、殺したり追い出したりせず、共存していきたいものですね。

黒くて小さいクモ「アダンソンハエトリ」

1cmにも満たないような小さくて黒っぽいくも

家グモと呼ばれる1cmにも満たないような小さくて黒っぽいくも。

正式名称はアダンソンハエトリといい、名前の通りハエトリグモ科のクモです。

彼らは巣をはらず、家中をうろつき、コバエやゴキブリの子供など自分より小さい虫を次から次へと捕えてくれるのです。

江戸時代には、鷹狩りのようにハエトリグモにハエを狩らせる遊びが流行し、ハエトリグモは「座敷鷹」と呼ばれることもあったそうです。

蜘蛛は益虫

蜘蛛は見た目がグロテスクですが、他の虫を食べてくれる益虫なので毒蜘蛛でない限り殺さない方が良いです。(毒蜘蛛は日本には滅多におらず、セアカコケグモ(背中が赤い)やクロゴケグモ程度です。)

蜘蛛は実は臆病な生き物で少し脅かすと直ぐに逃げていくので、窓の方に誘導していくと家の外に出て行ってくれることも多いです。

家の中でよく遭遇する蜘蛛としては、アシダカグモがあります。これは足が長く大きくて全長10~13cm程度の大きさのもあります。これだけ大きいのがいると虫嫌いの人にとっては恐怖かもしれませんが、蜘蛛の巣は作らないで生活するので、その点では害を感じないでしょう。

そして、これが益虫たる所以としては、ゴキブリを食べてくれることです。アシダカグモはゴキブリがいる家に棲みつくとも言われているので、これを見つけた場合でも、むやみに殺さない方が良いのです。
その他では、ぴょんぴょん撥ねて動くハエトリグモもいます。こちらは文字通り、ハエを捕まえて食べてくれる益虫です。その他、小さいゴキブリやダニ、蚊など人間にとって害虫を食べてくれるので、下手に殺さない方が良いのです。

もしこれらの蜘蛛を退治してしまうと害虫であるゴキブリやハエなどが残ってしまうため、その方が人間にとって都合が悪くなります。だから蜘蛛を退治したいならその前にゴキブリなどの駆除をするのが先決と考えておきましょう。

蜘蛛が人を噛むって本当なの?

毒は噛んでも牙で人間の皮膚を刺せない程度の弱さ

ところで、昼間は虫を捕まえてくれ益虫として知られている蜘蛛ですが、夜に噛まれたことがあるという人がいます。蜘蛛は上でお話ししたように臆病なので滅多に攻撃せずに逃げようとしますが、接近した際に防衛目的で噛みつかれる恐れはあります。ですから、むやみに触らないようにしましょう。

ちなみに、毒蜘蛛として知られているのは外来種のセアカコケグモくらいですが、実は、日本にいる約1500種の蜘蛛のうち、殆どが毒を持っています。ただし、その毒は噛んでも牙で人間の皮膚を刺せない程度の弱さだし、人間に影響がない程度なので問題視されていません。
毒で問題となったのはセアカコケグモ以外では、噛まれた記録があるのが20種類程度あるのですが、腫れたり痛みを伴う症状が出たのはカバキコマチグモくらいしかありません。

蜘蛛を殺さないほうがいい、と言われているのは様々な言い伝えもありますが、実際問題で「益虫だから」という点が大きいでしょう。蜘蛛は確かにグロテスクな形をしていますが、ゴキブリやハエのような病原菌を持って徘徊するような虫ではなく、それらを食べてくれる上、蜘蛛にはその病原菌は移らないため衛生上も安心なのです。

蜘蛛は獲物に消化液を流し込む→ほとんど排泄をしない。

体外消化は、余分なものをほとんど含みませんので、体内での消化効率がよく、エネルギー消費が少なくて済みます。ですから蜘蛛はほとんど排泄をしないのです。

蜘蛛の食餌は一風変わっています。

捕えた獲物に咬みつき、体内に消化液を注入します。

消化されて液体になった肉などを飲み込むのです。これを体外消化と言います。

血を吸うという行為とはちょっと異なります。

従って蜘蛛に捕えられた獲物は、頭から食べられてしまうわけでも、血を吸われて干からびてしまうのでもなく、中身を溶かされて外側の皮だけが残った状態になってしまうのです。

これをヒトに当てはめるとすれば、胃液を吐きだしてその肉を溶かし、それを飲み込む・・といったところでしょう。やれと言われてもムリです(笑)

体外消化は、余分なものをほとんど含みませんので、体内での消化効率がよく、エネルギー消費が少なくて済みます。ですから蜘蛛はほとんど排泄をしないのです。

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