1. まとめトップ
  2. ニュース・ゴシップ

職場での旧姓使用を認めず‥東京地裁の判決に色々な声が出ている

結婚後に職場で旧姓使用が認められず人格権を侵害されたとして、私立「日本大学第三中学・高校」(東京都町田市)の30代の女性教諭が損害賠償を求めた裁判。東京地裁は11日、請求を棄却する判決を言い渡しました。

更新日: 2016年10月12日

kyama77さん

  • このまとめをはてなブックマークに追加
11 お気に入り 35867 view
お気に入り追加

●職場で旧姓使用を認められず、人格権侵害されたとして賠償を求めた訴訟

結婚後に職場で旧姓使用が認められず人格権を侵害されたとして、私立の中高一貫校「日本大学第三中学・高校」(東京都町田市)の30代の女性教諭が、

同校を運営する学校法人「日本大学第三学園」に旧姓の使用と約120万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が11日、東京地裁であった。

東京地裁(小野瀬厚裁判長)は11日、請求を棄却する判決を言い渡した。

●提訴に至った経緯

・書類上も旧姓の通称使用を要望したが、学校側が認めなかった

判決によると、教諭は2003年から勤務。13年に結婚して戸籍上は夫の姓を選んだが、

教材執筆に携わったこともあり、「教員のキャリアでは一貫した姓を使いたい」と結婚前の旧姓を通称として使用できるよう求めた

しかし学校側は教員として業務を行う際は、法に基づく呼称が妥当だとして旧姓使用を認めなかった。

・原告側と学校側のそれぞれの主張

教諭は「選択的夫婦別姓が実現していない現在の法制度では、旧姓を通称として使う権利が保障されるべきだ」と主張。

学校側は「個人の識別で戸籍姓よりも優れたものはない。慣行に従った平等な取り扱いで、教諭を不利に扱ってはいない」と反論した。

●判決は「旧姓使用は一般的に法律上保護される利益にあたる」と指摘

・しかし、戸籍名は「旧姓よりも高い機能がある」とも指摘

11日の判決で東京地裁は、「旧姓の使用は一般的に法律上保護される利益だ」と認めた

一方で、戸籍名について「戸籍制度に支えられたもので、個人を識別する上では、旧姓よりも高い機能がある」とも指摘。

・「戸籍上の姓の使用を職員に求めることは合理的」と判断した

「職場という多数の人が関わる場所では、個人を識別・特定するために戸籍上の姓の使用を職員に求めることは合理的だ。

・その上で「女性の社会進出状況に応じて配慮することが望ましい」と指摘

旧姓使用が社会に根付いているとまではいえないとした。

職場での旧姓使用については「国や自治体の多くが認め、旧姓使用の範囲が広がる傾向にある。女性の社会進出の状況に応じて認めるよう配慮することが望ましい」と指摘。

その一方で、現状や一部の国家資格が戸籍姓しか認めていないことなどを根拠に、旧姓使用が社会に根付いているとまではいえないとした。

1 2 3





お気に入り登録してくださった方ありがとうございます。
気になることやみなさまのお役に立てるようなまとめを作っていきたいと思います。