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ヘッジファンドの動き「時間と時期」決済売りは2月初旬、5月、8月、11月

機関投資家や富裕層から集めた巨額な資金を運用するヘッジファンド。その動向を内側から見ることで、チャートのある一定の動きが見えてくる。それは45日ルールと決算にあった。

更新日: 2016年10月17日

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時間と時期

9時から15時は東京だし、夕方になると欧州、21時をまわるとニューヨークが動き出す。

企業に勤めるヘッジファンドマネージャー

順バリの取引がうまくいって利益が乗ってきたら、帰る前に決済を考え始めます。利益が乗っているポジションをわざわざ翌日に持ち越したくないですから。日本の株式市場が閉まるのは15時なので、その1時間ほど前から、手仕舞いの動きが始まると考えられます。

買い手が決済のために売り始めたら、相場は一時的に反転して下がります。ということは、朝9時から14時まではトレンドに従う順バリが、14時から15時まではトレンドに反した逆バリの取引が有効だということになる

荒れやすい時間

21時半から22時半ころまで、アメリカの経済指標が集中して発表されます。指標の発表によって市場が荒れやすいので、21時から24時までは取引を見送ります

ヘッジファンド 45日ルール

ヘッジファンドの運用成績に不安がある場合、決算日45日前の期限が近づくにつれ、顧客から解約の申し出が相次ぐ。ヘッジファンドは、解約に伴い顧客に資産を返却する必要があるため、運用しているポジションを決済して現金を用意しなければならない。

現状では解約が具体化していない場合でも、決算前に解約が殺到してしまえば焦げ付き騒ぎを起こすリスクが残る。

ヘッジファンドは顧客の資金を運用するサービス業ですから、解約が相次げば返金が必要な訳です。相場の先行き不安を持つ顧客と、より多くの資金を運用して利益を上げたいヘッジファンド。その葛藤が繰り広げられるのが、決算日45日前の締め切り前という訳

ヘッジファンドの決算

ヘッジファンドの決算時期を最後に解説しましょう。彼らの生態については、実は未だに詳細が分かっていません。ただ、海外の機関なので、4半期決算を採用しているという説があります。決算時期が3月、6月、9月、12月という考え方です。

解約には45日ルールというものが存在します。決算月から45日を逆算しましょう。下図のように決済売りの時期が見えてきます。2月初旬、5月、8月、11月ですね。

5月

5月に株価が暴落するアノマリー(セルインメイ)でしょうか。一般にはヘッジファンドによる売り仕掛け

ヘッジファンドのポジション縮小から始まった売りが、新たな売りを呼び、結果、よく知られている日経平均大暴落が起こるというメカニズム

10月

多くのマネージャーは10月辺りからポジションを減らし始めます。

今月はヘッジファンドの決算前の売りが始まり、ドイツ銀行以外の危機として21日のポルトガル問題、ハイイールド債が三角保ち合い離れ大暴落溶解される、また、表に現れていないリスクがある。 円建てハイイールド債ショート予定。 pic.twitter.com/NsGWeqiFui

海外では、企業の年度決算が11月末、12月末に集中しています。この決算期を見通してのポジション縮小が起こりやすいのが10月です。例年、10月中旬から11月にかけて、外資系ヘッジファンドの顧客の解約が相次ぎます。

11月

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松本ひさしさん

株やFXについてのまとめています。自分用メモも兼ねてます。
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