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どんな病気か

脳は図9.のように外側から硬膜こうまく、くも膜、軟膜なんまくの3枚の膜でおおわれています。くも膜の下(内側)には脳脊髄液のうせきずいえきという液体がありますが、この部分に出血するのがくも膜下出血です。働き盛りの人に起こり、死亡率も高い病気です。

主な症状

急に激しい頭痛が起き、くびのうしろが固くなる項部硬直が起きるのがこの病気の特徴です。くび筋から後頭部にかけて、ふつうとは違う激しい痛みがあり、意識障害が起こることもあります。重症の場合には昏睡状態となります。頭痛のあと、吐き気や嘔吐(おうと)が起きます。

激しい頭痛です

ほとんどの方が、出血した瞬間に、「突然の、今までに経験したことのないような、あるいはバットで殴られたような頭痛」を感じます。これは、脳の保護膜の一部が痛みを感じるはらたきを持っていて、くも膜下に広がっていく出血が保護膜を刺激して頭痛をおこすためです。出血の程度によりますが、頭痛と一緒に、激しくはいたり、意識を失うこともあります。「突然、強い頭痛を訴えた後で倒れた人を目の前にしたら、くも膜下出血を考えて救急車を呼ぶべきである」ぐらい、特徴的な症状と言えます。手足の麻痺などは必ず起こるとは限りません。他の脳卒中(脳内出血、脳梗塞)の多くが、頭痛を感じない事や半身の運動麻痺を伴う事が多いこととは対照的です。

くも膜下出血の危険因子

①喫煙

喫煙による体への悪影響は多く報告されており、中でも脳血管への影響はくも膜下出血を引き起こす大きなリスクとされています。そのため、禁煙を心掛けたほうが良いとされています。

②高血圧

高血圧は、脳の血管に高い圧力がかかる分血管破裂のリスクも高まるとされています。高血圧を改善するには、食生活の改善や運動などが良いとされています。

③総コレステロールの上昇

コレステロール値の上昇は高血圧や動脈硬化の危険因子とされており、結果的にくも膜下出血などの脳卒中を引き起こす原因となり得ます。コレステロール値は、食事や生活習慣、適度な運動で改善することができます。

主な治療方法

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