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独学45日・勉強時間120時間で宅建に45点合格した方法

2016年の宅地建物取引士試験で、独学で100時間ちょっとで、45点で合格しました(合格点はまだ分からないのですが、フライングさせてもらいます)。メモ代わりに、どう勉強したか書き残しておきます。過去問は腕試しではなく、覚えるために使って下さい。

更新日: 2016年10月17日

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この記事は私がまとめました

gangamatajiさん

短期合格するために

2016年の宅建試験を受けてきました。
勉強時間約120時間、1月半(45日)で自己採点の結果45点で合格しました(予定)。
9月の頭から初めて毎日3時間の計算です。(Studyplusというアプリで記録しました)
私は大学受験や資格試験の経験はあったので勉強には慣れていました。
しかし、宅建に必要な知識は民法含めてゼロでした。
その前提をもとに、忘れないうちに体験談を書いておきます。
なお、宅建の試験は毎年10月中旬ですが、申し込みは7月末までに行う必要があるので注意が必要です。
過去問と同じパターンが多いので、勉強すればするほど合格確率が上がる、報われる試験です。
毎日コツコツ埋めていきましょう。

使ったテキスト等

「スッキリわかる宅建士 テキスト+過去問スーパーベスト」←基本テキスト
「スッキリとける宅建士 過去問コンプリート」←分野別過去問
「わかって合格る宅建士 過去問12年PLUS」←年代別過去問
「本試験をあてるTAC直前予想宅建士」←腕試し用の予想問題
「宅建士 合格るチェックシート」←まとめ本
その他、色々ググったネットのページ、立ち読みした民法の入門書など。

テキストは、本屋で立ち読みして、自分のフィーリングに合うものを選んで下さい。それが大事。

私が使った「スッキリ」は結構バッサリ行ってる感じがあるのですが、短期間の人にはいいかもしれません。

半年とか勉強時間が取れる人は、もっと詳しい本がいいかも。

だいたいのスケジュール

9月1日スタート

1. youtubeで講義動画を見てから(見ながら)テキストの該当部分を読む。軽くテキストに書き込み。

2. 一定の範囲のテキスト読んだら、すぐその範囲の過去問を「読む」。問題文の意味が分からないなら、解説読んでから、問題を読む。(ここまで2週間)

3. 全範囲一周したらもう一回同じように、範囲を分割しながら、テキスト読んで、分野別の過去問読む。

4. もう一周過去問と解説を読む。分からないときだけ、テキストに戻る。
 一問一答のように、問題読んで答えを予想してから、すぐ解説読む。

5. 年代別の過去問に切り替え。ざっと解いて、答え合わせ。
理由がはっきりしないところは、テキストのどこを覚えていれば解けたか、
テキストに戻って書き込み、マーキング。解説にテキストのページ数書いておく。
これを10年分×2。 

6.予想問題3回分解く(この時点で予想ボーダーは超えていた)

7.年代別過去問、超速でざっと確認。不安なところテキスト見直し。どう覚えればいいか、整理。

10月16日、合格(予定)

1.youtubeの動画見て、テキストを読む

まずは範囲を分割します。(1時間でテキスト読めるくらいの分量とか適度に)
その範囲のyoutubeの動画を見てから、あるいは見ながら該当するテキストの部分を読みます。
全く最初なので、分からないのは当たり前です。
だいたい、どういう話なのか。そもそもどういうことなのか。宅建ではどういう知識が必要なのか。それが分かれば十分です。
暗記は過去問を繰り返すことでやっていきます。
youtubeでは宮崎さんや赤澤さんの動画を利用しました。これがなければ受かりませんでした。
無料でこれだけのことを公開していることに感謝します。
宮崎さんはハキハキ分かりやすいです。
赤澤さんは過去問で覚えることを前提にさらっと流してくれるので、僕はこっちを利用しました。
電車の中でスマホに入れた動画を見ていました。
確か、都市計画法か何かは両者ともなかったので、別の人の動画を利用した記憶があります。
他にも様々な講師の方が授業を無料で公開しています。自分のフィーリングに合う人の動画を選んでみてください。
2,3週間くらいで全範囲行けるといいと思います。早めに一周。

赤澤さんの過去問を繰り返すやり方の説明。
過去問は1回目、2回目が一番大変です。苦痛です。
そこを抜ければ楽です。
過去問をやらないとどこを覚えればいいか分からないのは当然です。
過去問を繰り返し読めば、どこをだいたい覚えればいいのか見えてきます。

赤澤さん。細切れになってるので、その動画見つつ、その該当のテキスト読むとかで進めていく。
スマホにアプリで動画ダウンロードして、通勤時間で見ておいて、その日の夜に該当部分のテキスト読むなどしてもいいと思います。

2. 講義、テキストを読んだら、すぐその範囲の過去問を解く

講義、テキストを読んだら、すぐその範囲の過去問を解いてください。
なので、分野別の過去問がいいと思います。
僕は「スッキリ」を使っていたので、最初はテキストについている「スーパーベスト過去問」の部分しか解きませんでした。解くというか、読むだけでいいです。
そういうこと聞いてくるんだ、そこを覚えないといけないんだ、程度でかまいません。
スッキリを使わない人向けで言うと、ここでいきなり該当する部分10年分とかは解かなくてもいいと思います。2,3年分でいいかも。
とにかく、全範囲を1周させることが目的なので。

あと、僕は過去問を最初は「分野別」、途中で「年代別」に変えました。
「スッキリ」は分野別。TACの「わかって合格る」は年代別の過去問です。
はじめは、整理がつかないので、分野別の過去問で、同じ分野を固めていくのがいいと思います。同じパターンで来るんだなというのが分かりやすいです。
ジャブならジャブ。アッパーならアッパーを、それぞれ分けて磨いていく感じです。
そして、6 or 7割、わかってきたら年代別に変えることをおすすめします。

「分野別」と「年代別」の過去問2冊というのは、もったいない気もしますが、
効果はそっちの方があると確信しています。1年で受かるために3000円課金しましょう。
年代別だと、様々な範囲に毎日触れることができますし、分かってない部分を炙り出せますし、分野にまたがって頭を使うので記憶に残ります。
ジャブとアッパーを組み合わせるという感覚に慣れていきます。
本番では2時間ですべての分野を解くわけですから。
あと、最後の方はあまり考えずに、単に年代別の過去問を回していけば、バランス良く知識のメンテナンスになるので、楽でした。
前半「分野別」、後半「年代別」おすすめです。

どの分野から勉強をはじめるべきか、というのは諸説ありますが、権利関係でも宅建業法でもどっちでもいいと思います。
なぜなら、どっちからはじめても、全範囲終わらせないと分からない部分があるからです。
権利関係も宅建業法も法令上の制限も、用語が絡み合ってます。
なので、何より全範囲終わらせるのが重要です。全体が見えて、部分が分かります。

あと復習が大事です。はじめたやった範囲(テキスト・過去問)は、次の日、もう1回やります。
必ずです。完璧じゃなくてもいいです。こういう話あったなぁ、と必ず見直して下さい。
新しい範囲に進みたいわーと思いますが、必ず次の日にもう1回見直して下さい。
全然定着度が違います。

「スッキリ」は、分野別ですが、
最新年だけは一年まとめて別冊になっているので、
例えば過去10年の分野別を繰り返して覚えて実力をつけて、はじめての最新年で力試しというやり方もできます。

「わかって合格る」は、最新年の情報に合わせた統計問題12年分のダウンロードができるのでおすすめ。プリントアウトしてください。

3. 全範囲一周したら、また範囲ごとに、テキストさらっと読んでから、過去問解く

宅建業法、権利関係、法令上の制限、テキスト一周したら(まだ全然分かってなくてOK)
またテキストと過去問を回します。
忘れかけてるので、テキストさらっと読んでから、該当部分の過去問を読みます。
解かなくていいので、読みます。
よう分からんな、と思いながら、解説を読みます。ここを覚えればいいのかとマークします。
それってテキストに書いてあったっけ?と該当部分のテキストに戻ります。
「スッキリ」の場合、意外に外枠の小さい字で書いてあったりします。

次の日、昨日やった過去問の範囲をさらっと読んでから、次の範囲に進みます。

4. 過去問をもう一周読む

過去問もう一周やります。
(でも「時間に余裕ない」or「もう年代別解きたい」なら次の5に行ってもいいと思います)
もう一周読んで、分かる、分からんな、と考えながら、すぐ解説読んで、合わせていきます。
ここまでの過去問は一問一答方式でやった方がいいと思います。
そして、理由付けを意識してやってください。
"ここは「こうだから」正しい、誤っているな"と意識します。
その「こうだから」はテキストに載ってる部分を思い出します。
あるいは、こう思い出すんだ、というパターンを毎回確立させてください。
思い出し方を統一します。こう聞かれたら、とりあえず何を思い出せばいいか、意識します。
どこに注意すべきポイントがあるか、毎回同じように意識します。

宅建は(他の国家試験に比べて)異常に過去問と同じパターンで問題が作られていますから、ここまでで受かる人もいるのではないかと思います。

5.「年代別の」過去問を解いていく(10年)

この時点で、年代別の過去問に切り替えました。
もちろん、分野別で繰り返し読んだ同じ問題のはずなのですが、年代別で聞かれると意外に答えられないことが多いです。
年代別10年分を2回やりました。1回目で30後半。2回めで40後半取れたりしました。
宅建の試験は2時間が制限時間です。
そして最初に過去問を解くと解説含めて2時間など軽く超えます。
しかし、繰り返し慣れれば1年あたり1時間、あるいは30分近くまで高速化できます。
このパターンは、こう思い出して、だからこう。
このパターンは、こう思い出して、だからこう。を繰り返します。
それが思い出せなかったら、テキストに戻って、テキストのここを思い出せばよかったのだ、と確認します。
でも、税とか細かいところは、思いっきり切ってください。
「これ、だいたいでいいんじゃね」ってところは、だいたいの感覚でいいです。
比較で覚えるところ("宅建業者"と"宅建士"とか)は、どこが違うのか、はっきり整理します。
取るべきところで取れなかったら、なぜ間違えたのか確認します。
よく間違えるパターンは、過去問とかの最後の白紙のページにメモしとくのもありです。
直前で見直してください。

あと過去問は何年解けばいいのか、というのも諸説あります。
もちろん10年を繰り返し解くことで10年分全部48点以上取れるようになるのが一番いいです。
そして、それは200時間かけなくても可能だと思います。
ですが、時間が足りないなら8年分を回すことにすればいいと思いますし、
もっと時間が足りないなら5年分を何回解いても全部45点以上取れるようになることに専念する。
何事も優先順位です。伸びそうなとこだけ勉強すればいいんです。
よく覚えきれないと思うところは、捨てればいいです。30点後半取れば合格する試験なので。
民法を極めるより、宅建業法、法令上の制限を極めてください。
民法分からないときは、図を書いて、常識で守ってあげたい人を守ってください(笑)

6.余裕ができたら、予想問題などに手を出してもいいかも

余裕がでてきたのと、腕試しで「TAC予想問題(3回分付き)」と、「チェックシート」なるものを買いました。
予想問題は、見たことのない問題を解くという感覚と、それでどれくらい取れるのか、というのを確認したかったので、やりました。
この予想問題で、目安の得点が取れなくても気にすることはないです。
また、まとめ本っぽい「チェックシート」みたいなものは、違う覚え方の視点が欲しかったので、さらっと2回ほど読みました。
あと、本屋で宅建に関する勉強本やテクニック本みたいなのをさらっと読むのもいいと思います。
ある本に「宅建というのはつまり、何をやってはいけないか=べからず集、を分かってるか、のチェックだ」と書いてあり、なるほどなぁと思いました。

7. 最後過去問さらっと読んだり、テキストさらっと読んだり

もう時間がなかったので、最新5年分だけ、もう1回回しました。
もう確実に分かるところは、鉛筆で線を引いて見直さないようにしました。
また不安なところは、テキストを見直しました。
あと、ラスト1週間で統計をやりました。
「TAC直前予想」についていた付録の統計のデータと、
「わかって合格る過去問」のダウンロードで、統計問題解説12年分をプリントアウトして、何を覚えればいいのか、パターンを確認しました。この15ページほどプリントアウトして解いて覚えれば、2時間あれば1点取れます。
あと、宮崎さんは直前期でyoutubeで統計のゴロ合わせの動画を出していたので、チェックするのもいいと思います。

当日は、確実に出るところ(借地借家法、重要説明、統計など)だけ見直して、いつもどおり解けば合格です。

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