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発想の転換!競輪が“無観客レース”で復活の兆し

年々来場者が減り売上高が減少している競輪だが、まったく観客を競技場に入れない「無観客レース」で復活の兆しが見え始めています。

更新日: 2016年10月17日

ros278さん

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長期低落傾向だった競輪

2年連続で増収に転換

ファンの高齢化や娯楽の多様化などで20年以上減収が続いていたが、2014年度(2015年3月期)と2015年度(2016年3月期)の2年連続で増収に転換。その理由の一つが、観客を競技場に入れない「無観客レース」だという。

無観客レースとは夜に行われているミッドナイト競輪のこと

夜の9時から深夜0時までの間に出走が行われる競輪レースの事であり、ネット等を通じた動画配信のみで観客なし、かつ投票もインターネット販売のみというネットに特化したレースのこと。

ミッドナイト競輪はスタンドに観客を入れない「無観客」状態で行われる

小倉競輪場で2011年より開始した「ミッドナイト競輪」は、経費圧縮と周辺住民への配慮から無観客で実施されている(レースの模様はSPEEDチャンネルや動画配信サイトなどで流し、車券はインターネットのみで販売)。

好評だったことを受け、翌年以降、前橋競輪場、青森競輪場、高知競輪場、佐世保競輪場、玉野競輪場、奈良競輪場でも開催されるなど、開催する競輪場が増えている。

レース開催による経費の削減や、ネットによる若年層の参加が見込まれ、取り組みとしては増加傾向にあります。

なぜ夜に?しかも無観客でレースをするようになったのか?

無観客レースのアイデアは、競輪を統括する公益財団法人JKAの職員同士の夕食の場でふと出てきたものという。時は21時過ぎ。競輪を含めて公営競技が全て終了している時間帯だった。

一般のインターネットユーザーにとっては宵の口

多くのユーザーが帰宅後くつろぎながらネットにアクセスする時間帯に合わせてレースを始めれば、今まで競輪と縁のなかった層にもレースを見てもらうことができ、新規のファン開拓と車券販売拡大が見込めるのではないか。そこから、通常のナイターよりも遅い時間に始める「ミッドナイト競輪」の検討が始まった。

ミッドナイト競輪の目的がネットでの露出拡大にあるのならば、競輪場での車券販売などネット以外の販売チャネルにこだわる必要はない。競輪場に観客を入れる必要がないなら周辺環境の問題は解消できる。そこで、なんと「無観客」とすることにしたのだ

本当にネットだけで成り立つのか?

フタを開けてみれば売り上げは昼間の開催と同規模の1日あたり約8000万円にのぼった。昼間の開催よりレースの本数も出場選手数も少ないにもかかわらず、売り上げは昼間と変わらなかったのだ。

その後もミッドナイト競輪で売上アップ

新規客の獲得にもつながり、車券をネット販売に限定したことで開催経費が抑制でき、売上増加と収益増加に貢献した。

公営協議場の運営は、発券業務や観客の送迎、交通整理に要するコストが営業を圧迫している部分が多く、それらコスト要因を全て廃して開催を行うミッドナイト競輪の開催では黒字が出ます。

年々ミッドナイト競輪の規模は増加

宇都宮競輪も2017年度よりミッドナイト競輪を開始

年々開催業者数と開催日数が増え、15年度は16事業者が年225日も開催した。さらに、16年度は18事業者が年333日も開催する予定となっている

「今後、車券の買い方の初心者講習やインターネット販売を強化するなど若者のファンを開拓していきたい」と、公益社団法人「全国競輪施行者協議会」(東京)の担当者は意気込む

しかし、競輪復活にはまだまだ課題が

競輪場への来場者数は減少し続けている

ミッドナイト競輪の効果で売り上げは増加に転じたものの、リアルの競輪場の来場者数は減少に歯止めがかかっていない。

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ros278さん

時事ネタ、アニメ、ゲームなどを中心に作っていきます。

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