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意外と知らない! 2種類のアコースティックギターの違い

弾き語りをするも良し、技巧派のインストを聴かせるも良し。世界でもっとも普及している楽器のひとつ、アコースティックギター。大きく分けて「フォークギター」と「クラシックギター」の2種類が存在しています。間違えて買ってしまうとやりたい音楽に合わない…なんてことも。違いを知ってギターに詳しくなろう!

更新日: 2017年07月23日

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2種類のアコースティックギター

一般的なアコースティッックギターには大きく分けて2種類があります。

電気的な増幅なしに演奏される楽器のことを、「アコースティック楽器」といい、「アコースティック楽器」のギターのことを、「アコースティックギター」といいます。

大きく分けてアコースティック・ギターには二種類あります。"フォーク・ギター"と"クラシック・ギター"です。

写真は「フォークギター」。

「クラシックギター」も「フォークギター」も、本来は「アコースティックギター」の一種ですが、一般的には「アコースティックギター」というと「フォークギター」のことを指す場合が多くなっています。

日本で「アコースティックギター」「アコギ」というと、「フォークギター」を指す場合が多い。

こちらは「クラシックギター」。

フォークギターは、ポップス、ロックなどに使われ、
クラシックギターはボサノバ、フラメンコなどに良く使われます。

この2種類のアコースティックギターは、その特徴的な違いにより、好んで用いられる音楽ジャンルも異なります。

フォークギターとクラシック・ギターはパッと見は同じに見えますが、ボディの大きさ、弦を取り付けるブリッジ部分、弦を巻くペグ部分など、更にネックの幅や太さにも違いが見て取れます。

これからギターを始めるのであれば、まずこの違いは知っておきたいところ。

フォークギターとクラシックギターの違い

フォークギター:スティール弦(鉄弦)
クラシックギター:ナイロン弦

フォークギターとクラシックギターの違いですが、フォークギターは鉄の弦が張ってあり、音量も大きいので、和音(コード)弾きなどで歌の伴奏に適しています。
クラシックギターはナイロンの弦で、もともと独奏用の楽器として発達してきたものです。音は柔らかく、フォークギターに比べると音量は小さいです。

弦の違いにより、音色には大きな違いがあります。

フォークギターは、弦に鉄線を使用し、シャープな切れのある音を奏でます。
そしてクラッシックギターは、ナイロン弦なこともあって、厚みのある暖かな音を奏でます。

フォークギター:ヘッドに穴が空いておらず、表面に糸巻きが縦に付いている。
また、ブリッジでは弦をブリッジピンで留めている。
クラシックギター:ヘッドの中に空いた穴に横向きに取り付けられた糸巻きに弦を巻く。
ブリッジでも弦を穴に通し、巻いている。

ヘッドの形状も違います。
クラギはヘッドに溝が切ってあり、そこに糸巻がついています。
アコギはヘッドの表面に糸巻がついています。

外見で見分ける大きな特徴として、ヘッド部分の違いが挙げられます。

ブリッジの部分がアコギはブリッジピンでとめるに対してガットは弦を巻き付けてあります。

フォークギター:ネックは細く、弦高が低い。
クラシックギター:ネックは太く、弦高が高い。

ネックの幅について具体的な数字を挙げておくと、ヤマハの場合、クラシックギターは52ミリ、アコースティックギターは43ミリが基本。約1センチ太い訳ですね。

フォークギターでは、ネックが細いので、ベース音として、親指で第6弦をおさえることもあります。
しかし、クラッシックギターのネックは太めなので、人差し指で第6弦までしっかりと押えなくてはいけません。

フォークギターの場合、コードを押さえる時にネックを掴むようにして親指を用いる人もいますが、クラシックギターはネックが太いためそうした奏法はできません。

弦の振幅が大きいナイロン弦は少し弦高が高めです。しかし弦のテンションは強くないのでスチール弦と比べても押弦に難しさはありません。

クラシックギターの方が弦高が高いですが、スティール弦に比べて弦が柔らかいので押さえにくいことはありません。

フォークギター:14フレットでボディと接合
クラシックギター:12フレットでボディと接合

ガットギターが、伝統的に12フレットでボディと接合しているのに対して、スティール弦アコースティックギターの多くは高音を出しやすくするため、14フレットで接合しているものが多い。

フォークギターの魅力

「ジャカジャカ」弾くギターなら断然こっち。
ボディの大きさや鉄弦による音の大きさ、煌びやかさはクラシックギターを凌駕します。
その名の通りフォーク系は勿論、ポップ系、ロック系を志すならフォークギターでしょう。
テクニックを極めればインストで聴かせることも。

スチールギターは、ガット弦より大きな音を出す事を目的に開発されました。
元々はガットギターと同じ形でしたが。
よりハイポジションを弾きやすくするために14フレットジョイントに。
また、ネックも細く、ボディも大型化したものが多いです。

フォークギターはやはりコード演奏向きの構造をしてます。
ネックの幅がガットより狭い、ネック(指板)はガットが平らだがフォークは丸みを帯びている。

コード(和音)をかき鳴らしながら歌う場合、フォークギターが用いられることが多い。

せっかくなのでノーベル賞絡みのゴタゴタで話題のボブ・ディランの名曲を。
このようなコードをフォークギターで弾きながら歌う「弾き語り」スタイルの歌手は枚挙に遑がありません。

ちょっと変わったフォークギターの弾き語りスタイルをするミュージシャン、ラウル・ミドン。

鉄弦フォークギターの名手といえば、ドイツ生まれのピーター・フィンガー。
ピックを使わず指弾きで超絶技巧を魅せる。

日本が誇るアコースティックギターの名手、押尾コータローの使用楽器はフォークギター。

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