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糖質制限が体に良い理由・悪い理由。そしてロカボ。

近年流行している「糖質制限ダイエット」には賛否両論があります。では、糖質制限そのものが体に良い理由・悪い理由とは一体何?

更新日: 2017年11月02日

kikawa35さん

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いろいろと誤解が多く、賛否両論もある糖質制限ですが、糖質制限は結局行った方が良いのでしょうか? このまとめでは、生活習慣病対策としての日本人におすすめの健康法として、極端ではない「ゆるやかな糖質制限(ロカボ)」を推奨しています。

そもそも糖質制限とは?

糖質制限とはようするに、血糖を上げない食べ物を食べるようにすれば、体重が減り、ウエストがスマートになり、ついでに糖尿病も治る、ということである。

出典『炭水化物が人類を滅ぼす』 夏井睦 光文社 p38

食後に血糖を上昇させる原因は、ブドウ糖そのものと、体内で吸収されてブドウ糖に変化するもの、つまりデンプンだ。
 逆に、くりかえしになるが、炭水化物といっても食物繊維は、人間がそもそも消化できないため血糖を上げることはない。

出典『炭水化物が人類を滅ぼす』 夏井睦 光文社 p38

糖質制限が体に良い理由

私が、ゆるい糖質制限を始めたのは、昨年12月。炭水化物の過剰摂取を止め、かわりにタンパク質&脂質をメインに食事するだけの、簡単な方法です。

糖質制限ダイエットを一言で言い表せば、「炭水化物の過剰摂取を止めれば、自然に適正体重に落ち着く」。これは、実践者として、嘘偽りのない事実と断言できます。が実は、ダイエットなんて、糖質制限の効果の一つでしかないんですね。

消化器に負担をかけず、血糖値の上下動が少なくなり、脂肪量が適正になることにより体の機能がうまく回るようになり、基礎代謝が向上し……と、恩恵は多岐に渡ります。結果として、睡眠から冷え性、アルコール耐性まで改善するんですから(あくまでも私の場合)、これは驚かずにはいられません。

糖質制限食を始めて3か月。
効果が現れました。
藪田さんの場合20キロのダイエットに成功。
さらに血糖値が下がり、それまで飲んでいた薬なしでも正常な値になりました。

糖質制限は自分にとって無理なく適度に行えば、ダイエット効果だけではなく、身体の調子が良くなるというメリットもあります。

私自身も、実際に糖質制限を行うと、身体の調子が良くなっていきました。

現代ではご飯やパンなどの穀物が主食となっており、それを誰もが当たり前と思っています。しかし、これもまた当たり前なのですが、農耕が始まる前の人類の主食は決して穀物ではありませんでした。

また、正常人でも、白米や白いパンなど精製された炭水化物を1人前食べると、食後血糖値は60〜70も上昇することがあります。私はこれを「ブドウ糖ミニスパイク」と名づけました。糖尿病患者におけるブドウ糖スパイクほど大きな変動はないものの、人体に少なからず害を与えている可能性が高いからです。むしろ私は、このミニスパイクこそが、肥満やメタボ、そして生活習慣病の元凶と考えています。

過剰な糖質は血糖値の乱高下と低血糖症を引き起こす

血糖値をうまくコントロールできない状況、言い換えれば、血糖値の上がり下がりが激しい状況を血糖代謝異常(低血糖症)と呼んでいる。血糖代謝異常のおもな症状は、朝起きられない、強い疲労感、気分の落ち込み(うつ症状)、気分のコントロールがきかない、集中力の欠如、物忘れがひどい、イライラ、突然の怒り(キレる)、めまい、ふらつき、悪夢、夢遊病、眠っている間に話す、不安、恐れ、震えなどである。

出典『食べ物を変えれば脳が変わる』 生田哲 PHP研究所 p120

ただし、低血糖症というのは、血糖値が低くなることだけが問題になるのではない。上がったり下がったりを繰り返したり、低い値で推移していくという状態もある。インスリンの分泌が正常なかたちから著しく逸脱する人もいるなど、人によってあらわれ方はさまざまだが、一日を通して、安定した血糖値を維持することが困難になることによって、身体や心に起こってくるさまざまな症状が、問題になる病気なのである。

出典『「うつ」は食べ物が原因だった!』 溝口徹 青春出版社 p111-112

糖質制限が体に悪い理由

糖質をほとんどとらなくなったことで、食事のカロリーは以前の3分の1にまで減りました。
2か月で血糖値の指標は大幅に改善しました。
ところがその後、体調が悪化。
足の筋力が衰え、手すりをつかまないと階段も上れなくなりました。
さらに視力にも異変が。

糖質制限ダイエットとセットでよく聞く話は、糖質を急になくすと、栄養失調になったり、脳に糖分がいかなくなり、別の病気を引き起こすなどの話です。極端な糖分制限は、別の病気を引き起こすかもしれません。

糖質制限ダイエットは、「効果あった!痩せた!」という人がいる一方で「最初の数週間は一気に痩せたけど、それからはいくら食事量を減らしても痩せなくなった」「確かに効果はあったけど、体調が悪くなった」という人がいるのも事実です。

私たちの脳は全面的にブドウ糖に依存したシステムを持っているのである。そのために糖質を制限するとさまざまな障害を来すことになることを理解しなくてはならない。

生命必須の物質である糖を制限ないし拒否し、肉を中心とする高タンパク・高脂肪食を摂ると、必ずや体に不調が生じてくる。草食動物の象やキリンに肉を食べさせるようなものだからだ。

糖質制限の落とし穴

糖質をたくさん含んでいるという理由から、野菜や果物を制限する一方で、ベーコン、ソーセージ、ホットドッグのような加工肉、脂肪の多い肉やチーズ、クリーム、バターなどの乳製品を制限していません。脂肪については好きほうだい摂ってよいとされています。

出典『「原始人食」が病気を治す』 﨑谷博征 マキノ出版 p130

糖質制限の最大の誤解は、パンやごはんを避けて糖質制限をする代わりに、肉、魚、乳製品など、それ以外にものはいくらでも食べてもOKだとしてしまうことです。

糖質制限はダイエット法として行なわれているので、腸内環境を変えることを目的にしているわけではありません。行っている人たちのほとんどは、腸内フローラが変化することなど意識していないでしょう。

出典『おなかの調子がよくなる本 自分でできる腸内フローラ改善法』 福田真嗣 KKベストセラーズ p124

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