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【入門】意外と知らない?『ユグドラシル』って何?【北欧神話】

『ユグドラシル』ってゲームやアニメで良く聞くけれど、よく分からない…。そんな人のために、『ユグドラシル』をわかりやすくまとめてみました。かなり易しい内容となっております。

更新日: 2016年10月25日

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mashiro1870さん

そもそも『ユグドラシル』って何語なの?

Yggdrasill

古ノルド語(または古アイスランド語)という、8世紀から14世紀にかけて北欧の方で使われていた言葉です。
意味は「ユッグ(オーディン)の馬」。

古ノルド語は、古い表記には魔術や占いで有名な“ルーン文字”が使われていたそうです。

古ノルド語(こノルドご、norrønt mál、 英語: Old Norse,ON)とは、インド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派北ゲルマン語群に属する言語である。古北欧語(こほくおうご)、古アイスランド語とも。

では、なぜ北欧の言葉が使われているのでしょうか。
それは、『ユグドラシル』が『北欧神話』に登場するからなのです!

『北欧神話』とは…

北欧神話(ほくおうしんわ、アイスランド語:Norræn goðafræði、ノルウェー語:Norrøn mytologi、スウェーデン語:Nordisk mytologi、デンマーク語:Nordisk mytologi)は、キリスト教化される前のノース人の信仰に基づく神話。

北欧神話は、その名の通り北欧に伝わる神話で、
灼熱の世界(ムスペルスヘイム)の熱気によって
溶かされた極寒の世界(ニヴルヘイム)の霜から
生み出された巨人ユミルと牝牛アウズフムラから
始まります。

ユミルという名前は、人気漫画『進撃の巨人』に
登場するキャラクターにも使われており、
また『巨人族』というものがこの神話には
登場するため、『進撃の巨人』の考察にも
よく取り上げられています。

では、本題の『ユグドラシル』とは…

北欧神話に登場する9つの世界に枝を伸ばす1本の巨大な“トネリコ”の木のこと。
北欧神話のすべての世界を支えているという説もあります。

あらゆる木の中で最も大きく良い木だったとされ、
生命の象徴とも言われています(この木になる実にはお産を助ける力があったとか)。
ユグドラシルを支えるのは3本の大きな根で、
それぞれアースガルズ、ヨトゥンヘイム、ニヴルヘイムという世界に伸びています。
また、その根本にはそれぞれ泉が湧いています。

9つの世界とは、

アース神族の住む『アースガルズ(アースガルドとも)』
ヴァン神族の住む『ヴァナヘイム』
人間の住む『ミズガルズ』
巨人の住む『ヨトゥンヘイム』
白妖精の住む『アールヴヘイム』
黒妖精の住む『スヴァルトアールヴヘイム』
小人族の住む『ニダヴェリール』
灼熱の世界『ムスペルヘイム』
極寒の世界『ニブルヘイム』

を指します(※諸説あり)。

ユグドラシルは様々な生物が生息していたため、若葉を食べられたり、根をかじられたり、
さらには害を与えられたこともあったとか。
そのため根本にある泉のひとつ、『ウルズの泉(アースガルズにある)』に住む『ノルン』という女神たちが、泉の水と白い泥を根にふりかけて枯れてしまわぬよう守っていました。

そうして守られていた『ユグドラシル』だったが…

ラグナロクと呼ばれる世界が滅びるきっかけとなった戦争が起こった時、『スルトの親戚』と呼ばれるものにのみ込まれてしまいます。

『スルトの親戚』はスルト(灼熱の世界ムスペルヘイムの住人)の放つ炎、もしくはフェンリルという巨大な怪物とも解釈されています。

参考文献

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