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マインドコントロール入門

安倍総理が言っている「印象操作」はマインドコントロールの一手法です

更新日: 2017年06月24日

rolly-cornさん

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マインドコントロールは思考や行動の操作

マインドコントロールとは、マインドのコントロールです。つまり、思考や行動などの精神機能に働きかけ、それらをコントロールする手法です。様々な手法があります。

詭弁で判断を誤らせる

印象操作で判断を歪ませる

選択肢の順序を調節する(初頭効果、終末効果)

選択肢の順序は答えに大きく影響します。

政府は、犯罪を実行しなくても、計画の段階で処罰する「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ、組織的犯罪処罰法の改正案の成立を目指しています。この法案に賛成ですか。反対ですか。

出典朝日新聞社世論調査(2017年5月24,25日)

この質問は最後だけが印象に残るようになっています。これを「終末効果」と呼びます。「賛成ですか。反対ですか。」の順で聞くと、「反対」と答えやすくなります。「反対ですか。賛成ですか。」の順で聞くと、「賛成」と答えやすくなります。文章によっては冒頭だけが印象に残ることもあります。この場合は「初頭効果」と呼びます。

なお、実際の法案は犯罪組織以外の人は対象ではありません。それを新聞社が改変したのです。

質問の洪水を浴びせてフリーズさせる(DoS攻撃)

人間は、質問の洪水を浴びせられると思考が追いつかなくなり、フリーズします。

大阪府では教育長が教育委員に質問の洪水を浴びせ、教育委員が反論できなくなりました。一つ一つの発言は「共産党に利用されるだけ」というイメージ操作や論点ずらしなど、決して高度なテクニックではありません。(リンク先に全文があります。)この教育委員は、一つ一つの発言には反論できたかもしれません。しかし、それが物凄い勢いで出てくると大抵の人は反論しきれなくなります。

この例では詰問を次から次へと浴びせることで反論できなくしています。一方、相手をフリーズさせるだけなら別になんでも良いんです。「空はなんで青いの?電車はなんで速いの?人はなんで生きてるの?」この手法を知らない人であればこれだけでもフリーズするか、本来の話題から遠ざけることができます。

暗黙の前提を信じ込ませる(暗示)

人間は暗黙の前提を正しく判断できません。例えば、「日本を守る」という言葉は、「日本は善」「特定国は悪」という大前提を暗示しますが、暗示された情報は真偽の確認をすり抜けて、相手の信念に直接書き込まれます。その結果、議論は「特定国はどこか」というところから始まり、大前提は気付かれもせずに鵜呑みにされます。

選挙で勝てば、何をやってもいいのですか?

出典元SEALDs 諏訪原健(AREA dot 2017/5/23 7:00の記事)

明示:「選挙で勝てば、何をやってもいいのですか?」
暗示:「自民党は悪者だから選挙で勝てばどんな悪いことでもやっていいと思っている」

連想を使って暗示をかける

暗示と連想を併用すると、更に気づかれにくくできます。「8.6秒バズーカは楽しい」というストーリーから「8月6日の原爆は楽しい」というストーリーを刷り込むこともできます。

ポジティブ/ネガティブな言葉の一覧を作る(自己暗示)

答えを連想させる(プライミング)

A子さんが風邪で入院しました。B子さんがお見舞いに行く途中、牛が「モ~」と鳴いて、チョウが飛んでいました。A子さんは何で入院したのでしょうか?

「モ~」と「チョウ」から盲腸を連想した人も多いかもしれませんが、盲腸ではありません。風邪です。冒頭で「風邪で入院しました」と言っています。

このように、連想を利用すると、所望の答えを連想させて答えさせることができます。この手法をプライミングと呼びます。このケースは音韻で連想させるもので「音韻的プライミング」と呼びます。意味で連想させるものは「意味的プライミング」と呼びます。

意味的プライミングの例:
「『血液』って10回唱えて」
「血液、血液、・・・」
「信号機は何色になったら進んでいいの?」

あなたの経済状態は最近厳しいですか?
あなたは今の内閣を支持しますか?

「支持しない」と答えさせる意味的プライミングです。「支持しない」を連想するようなキーワード(「経済状態」「厳しい」)を予め聞かせることで、多くの人は「支持しない」を連想し、次の質問でそう答えやすくなります。逆の順序で聞けばそうはならないでしょう。

注意の誘導

次の動画は、白い服を着た人たちが何回パスしたか数えてみましょうというものです。何回パスしたか分かりましたか?

人間の注意力はいい加減です。話しかけられているときや、ハプニングが起きたときは、周囲に気を配ることができなくなります。特に、数えたり見張ったりなど何かの作業に集中しているときは、長時間に渡って視野が狭くなり無防備になります。人の注意を本質的でないところに逸らせて陰でトリックをする手法を、ミスディレクションと呼びます。ミスディレクションは、マジックやスポーツ、推理小説などで使われています。

視聴者の注意をカードに集中させ、裏でいろんなことをやります。ちゃんとゴリラも出てきます。

ミスディレクションは、手の込んだ窃盗でも使われます。小銭を落とす、ケチャップを付ける、絶え間なく話しかける、ぶつかる、写真撮影を頼むなどで相手の注意を散漫にさせ、その隙きにもう一人が物を盗むというものです。この動画では小銭を落として注意を引き、カードを盗んでいます。パンツをかぶって強盗に入り、目撃者はパンツの柄しか覚えていなかったというケースもあります。

記憶の書き換え

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rolly-cornさん

ローリー・コーン・ヨージョスキー大佐

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