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なんてかっこいいの!?世界を魅了するコンゴ共和国のおしゃれ集団サプール

ポールスミス、クリスチャンルブタン、山本寛斎など有名デザイナーを魅了する、コンゴ共和国のおしゃれな人達・サプール。カラフルなのにシックでエレガント。そしてその生き方もとても魅力的。おしゃれのパワーを感じます。内戦や貧困のなかでも生き方を貫くサプールの言葉は本当に深い

更新日: 2016年11月06日

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サプールとは?

サプールとは、コンゴ共和国およびコンゴ民主共和国においてみられるファッションの一種である
サップを愉しむ人のことであり、サップ(SAPE)とはフランス語のSociété des ambianceurs
et des personnes élégantes(日本語では「おしゃれで優雅な紳士協会」などと訳される)の
頭文字をとったものだ。

彼らサプールは一年中気温30度を越す常夏のコンゴにおいて1950年代から1960年代のパリの紳士の様な衣服を身に纏い、街中を闊歩する。
世界中の一流ブランドのスーツに帽子と葉巻やパイプ、ステッキなどの小道具とともに街に繰り出すのだ。

彼らにとっておしゃれは、「平和に生きるため」にしていること。内戦が続いたコンゴで、武器を捨てて給料の何倍もするハイブランドのスーツに身を包んでおしゃれすることが、平和のかたちだと考えているのです。

日本では衣食住足りて初めて礼節を知るというのが常識ですが、コンゴでは食住足りてなくても服が足りれば礼節もついてくる、という…深い哲学です

しかし何故あんなにカラフルなのにシックでエレガントなの?

そこには厳しいサプールのルールが!

ベルトと靴の色は合わせる。色のハーモニーを常に考える

山本寛斎さんとのツーショットのゼヴランさん。
着こなしが難しい大漁旗ジャケットを「これはブルーが基本だから」とブルーのパンツとハットを合わせるセンスは脱帽

サプールは多くの場合、帽子やサングラス、ハンカチやステッキなどの小物を上手に取り入れています

小物はサシ色となるカラフルなものを。初心者は靴下で冒険することをオススメ

例えば、サプールは三つボタンのジャケットでは、三つ目のボタンは閉めず、二つボタンのジャケットでは二つ目を閉めません。

シャツにポケットが付いている場合は、基本的にネクタイをしないんです。半袖のシャツの場合もネクタイをしないことにしている

イベントで来日したマロンガ・ジョベさんのコメント。ポケットがついてるシャツや、半袖はカジュアルって事なんでしょうか。他にも”ダブルのジャケットにはサスペンダーを使わない”等おしゃれは基本が大事!ってことを教えてくれます

何より清潔にする

サプールの動画を見ると、おしゃれをする前は必ずシャワーを浴び、靴を磨き上げるサプールの人々が。清潔に、紳士に、教養を詰む事。これがサプール

紳士たれ

喧嘩を売られても、非暴力、平和主義を貫くこと。彼らのエレガントな佇まいは生き方がにじみ出てるのですね

その歴史は長い。

61歳で現役の「大サプール」、ムイエンゴ・ダニエル氏、通称セヴランさん曰く

このスーツは来日時のもの。桜をイメージしたそうです

祖父は写真でしか見たことがないけれど、とてもおしゃれな人だった。私の父親もすごくおしゃれで、憧れの存在でね。父親が外出している時に、こっそり彼のスーツを着て、街へ繰り出してポージングしてみたりしていたよ。そうやって少年時代を過ごして、15歳の時に自分もサプールになろうと決めたんだ。

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