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現代病ともいうべきアトピー性皮膚炎 その原因と改善方法は?

強いかゆみや湿疹、かぶれなどにおそわれるアトピー性皮膚炎は、年々増加傾向で現代病とさえ言われています。その原因も遺伝子からダニやハウスダストまで幅広く、はっきりと特定できていない状況です。このアトピーの特徴でもある良くなったり悪くなったりを繰り返す症状は本当に嫌なものです。

更新日: 2017年02月15日

egawomsieteさん

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■アトピーかゆみ、仕組み解明…薬の開発期待

アトピー性皮膚炎のかゆみの原因となる物質を増やすたんぱく質を発見したと、九州大生体防御医学研究所の福井宣規よしのり主幹教授(免疫遺伝学)の研究グループが発表した。

 このたんぱく質の働きを阻害することでかゆみの発症を抑える薬の開発が期待できるとしている。英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」(電子版)に9日掲載された。

アトピー性皮膚炎の患者では、リンパ球の一種から分泌される「インターロイキン31(IL31)」という物質が血中に異常に増えていることが分かっている。かゆみを起こす原因として注目されているが、IL31がつくられる詳しい仕組みは解明されていなかった。

 研究グループは、遺伝子操作でIL31の過剰分泌による皮膚炎を起こさせたマウスと、健康なマウスを比較して調べた。すると、遺伝子操作したマウスでは、「EPASイーパス1ワン」というたんぱく質が増えることでIL31の分泌を促進していることが分かった。

■アトピー性皮膚炎

強いかゆみや湿疹、かぶれなどにおそわれる「アトピー性皮膚炎」。特に乳幼児に多い病気ですが、近年では大人のアトピーも増えています。アトピーになる原因は様々で、遺伝や食べ物、環境だけでなく、子どもと大人でも変わってきます。もちろんこれらの条件下においても、発症する方がいれば発症しない方もいます。

皮膚の炎症を伴う病気

アトピー性皮膚炎とは、もともとアレルギーを起こしやすい体質の人や、皮膚のバリア機能が弱い人に多く見られる皮膚の炎症を伴う病気です。
主な症状は「湿疹」と「かゆみ」で、良くなったり悪くなったりを繰り返し(再発)、なかなか治らないこと(慢性)が特徴です。一般的に、6カ月以上(乳幼児では2カ月以上)続くと慢性と判断します。

■原因ははっきりしていない

アトピー性皮膚炎の原因についてはまだ解明されていないこともありますが、皮膚のバリア機能が低下した乾燥状態に、アレルゲンの侵入(ダニ・ほこり・食べ物など)やストレスなどの多様な環境的要因が重なって起こると考えられています。原因や症状には個人差があり、症状を悪化させる要因も人それぞれ異なるのがアトピー性皮膚炎の特徴です。

アトピー性皮膚炎の原因ははっきりと分かっていませんが、遺伝による体質に、環境などが強く関係して発病すると考えられます。それぞれにはアレルギーに関係するものと、それ以外のものがあります。これらは、発病のきっかけになると同時に、症状を悪化させる原因にもなります。

アレルギーというと食べ物を思い浮かべやすいですが、アトピーの原因となるアレルギーで多いのはハウスダストやダニ、カビです。家の中のホコリ(ハウスダスト)には、ダニがいっぱい潜んでいるので、かゆみの原因として高い割合をしめています。

その他、注意するのはカビ。ここ最近でピティロスポルム(マラセチア)という菌に対して陽性反応を示す人が増えて注目されています。このカビは誰の皮膚にも存在するのですが、顔、首、上半身の皮膚の脂の分泌が多く、かゆみやフケを発生させます。

■ダニやカビが原因となることが多い

アレルギーというと食べ物を思い浮かべやすいですが、アトピーの原因となるアレルギーで多いのはハウスダストやダニ、カビです。家の中のホコリ(ハウスダスト)には、ダニがいっぱい潜んでいるので、かゆみの原因として高い割合をしめています。

その他、注意するのはカビ。ここ最近でピティロスポルム(マラセチア)という菌に対して陽性反応を示す人が増えて注目されています。このカビは誰の皮膚にも存在するのですが、顔、首、上半身の皮膚の脂の分泌が多く、かゆみやフケを発生させます。

2~3才までの子どもは食べ物にも注意を。

ハウスダストなどに比べると、食べ物によるアレルギー反応は少ないのですが、小さなお子さんの場合は違います。特に赤ちゃんや幼児は消化器の機能が未熟なため、アトピー性皮膚炎のアレルゲンとなる物質が大人に比べて反応しやすいと考えられています。

食べ物でアレルゲンとなりやすいのは卵、特に卵白です。他にも牛乳や乳製品、大豆や大豆製品、米、麦なども注意が必要です。小さいお子さんは3才を過ぎてくると消化器の機能が発達してくるので、食べ物によるアレルギー反応は少なくなります。

■アトピー素因

アレルギーを起こしやすい体質が家族や自分にあればアトピー素因があるといいます。人の体には体の中に入った特定の異物を除く、免疫という仕組みがあります。これは異物(抗原:アレルゲン)に対して反応する抗体(免疫グロブリンE:IgEというタンパク質)を作って、体から除く仕組みですが、この免疫が異常に強く起こることをアレルギー反応といいます。

ただし、アトピー性皮膚炎だと必ずこの体質であるというわけではなく、また、アトピー素因があってもアトピー性皮膚炎にならない人もいます。

■あらゆる刺激物が症状悪化の引きがねに…

アトピー性皮膚炎の人は、皮膚のバリア機能が低下している状態なので、あらゆる刺激物が症状を悪化させる原因になります。主な刺激物とは、石鹸、洗剤、化粧品などに含まれる化学成分、添加物、乾燥、汗やアカ、汚れなどです。

また、疲れや緊張、悩みなどのストレスもアトピー性皮膚炎悪化の要因として考えられます。受験から解放されたと同時に症状が改善されたり、環境が変わることによる変化も見られます。逆に新しい環境による緊張が、アトピー性皮膚炎の再発を引き起こす場合もあるようです。

■原因はバリア機能異常と免疫の過剰反応か

良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、長期にわたり皮膚の炎症が続くアトピー性皮膚炎。炎症は、本来は体の外から侵入してきた敵と戦って退治する免疫反応によって起こるもので、細菌やウイルスなどから身を守るために必須のものです。しかし、アトピー性皮膚炎ではこの免疫が過剰に反応し、本来退治する必要のないものに対しても不必要に炎症が起きてしまうことが病気の根本にあります。

免疫が過剰に反応する理由としては、もともとのアレルギーを起こしやすい体質(アトピー素因)や皮膚のバリア機能低下も大きく関係しますが、他に、長期間皮膚に加わる強い刺激やストレス、疲労なども免疫を不安定にしてアトピー性皮膚炎を悪化させることがあります。

■アトピー性皮膚炎や喘息のもう一つの原因は副交感神経が優位な人がなる

子どものころは副交感神経が優位になっており、年をとるにしたがい交感神経が優位になってゆきます。子どもにアトピー性皮膚炎が多く大人になるにしたがい治ってゆくのはそのためです。

喘息の子どもが運動をし始めると軽くなったり治ったりするのは、運動をすることによって交感神経が活性化して副交感神経が不活性化するためです。

交感神経が優位の人は便秘になりやすく、副交感神経が優位の人は下痢になりやすくなります。副交感神経は排泄を促す神経です。

消化器官は副交感神経支配ですので副交感神経が緊張しすぎると下痢気味になります。

だから、副交感神経優位の人は体に不要な化学物質やストレスを排泄しようとしてアトピー性皮膚炎や喘息という免疫反応を起こし皮膚や気管支に炎症を起こして出そうとします。

喘息の子どもさんが排気ガスなど有害な化学物質の多い都会から、有害化学物質の少ない田舎に引っ越すと体に取り込む有害物質が少なくなるため体から排出しなければならない不要な有害物質がなくなるので喘息が良くなっていくのはそのためです。

この副交感神経優位になる原因は現代生活にあります。子どもは風の子といわれるように子どもは外で遊ぶの常識でしたが、現代では子どもが外で遊ぶ姿をあまり見かけません。

■湿疹の特徴

•赤みがある、じゅくじゅくして引っかくと液体が出てくる、ささくれだって皮がむける、長引くとごわごわ硬くなって盛り上がる
•左右対称にできることが多い
•おでこ、目のまわり、口のまわり、耳のまわり、首、わき、手足の関節の内側などに出やすい

■アトピーが悪化する外部的要因

<空気の乾燥>

春は特に空気が乾く時期です。乾燥すると皮膚のバリア機能が弱くなってしまうので、外部からの刺激を受けやすくなりかゆみが増すことがあります。

<気温の上昇>

気温が上昇すると汗をかきます。汗をかいたままにしておくと肌が不潔になり雑菌が繁殖して肌への刺激が増します。

<心理的なストレス、寝不足>

春は就職や引っ越しなどで環境が大きく変わる季節です。慣れない環境での精神的ストレスはホルモンバランスを不安定にさせアレルギー反応が出やすくなります。

<刺激を与えるものとの接触(花粉やダニ、ハウスダスト、衣類など)>

春に多く飛ぶのが花粉です。症状である目のかゆみや充血、鼻水などが肌に刺激をあたえアトピー性皮膚炎の湿疹を悪化させることがあります。

また、都市型の生活では気密性が高い住居も多く、ダニの増殖を促してしまっていることも考えられます。

<食物>

乳幼児では食物アレルギーによってアトピー性皮膚炎が誘発されることもあります。

成人は個人差がありますが、アルコールや香辛料などの刺激物はかゆみを増すと考えられています。砂糖脂肪分もかゆみを悪化させることがあります。

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