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タイムマシン法/バックキャスティング ~未来から現在へと考える

N年後どうなっていたいか、どういう状態が望ましいか、そこからどの地点で何をすればよいか考える

更新日: 2016年11月15日

mamekotoさん

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最初に、バックキャスティング(Backcasting)とは

タイムマシン法のもととなるバックキャスティング(Backcasting)とは

バックキャスティングとは、もともと環境保護の分野で使われ始めた言葉です。現状の社会や環境ありきでものごとを考えると、どうしても望ましい環境に行きつかない事があります。その時に、はじめにあるべき環境・ありたい環境を挙げ、そこに行きつくためのギャップや方策を考える、というアプローチです。

近年、未来思考の一種であるバックキャスティング(Backcasting)という方法が注目を集めている。バックキャスティングは、予測・フォーキャスティング(Forecasting)と異なり、求められる理想の未来像から現在を眺める方法である。未来像、あるいは理想の状態から現在の課題を認識するという方法自体は、ギリシア哲学をはじめ、昔から存在しているが、この方法をバックキャスティングと名付けたのは環境学者であり、未来学者であったJ.Robinsonである。その後、スウェーデン、カナダ、オランダなどを中心に、エネルギー政策や環境政策の分野で広く活用されるようになった。

未来がどうなっているかを想像し、そこから今に立ち戻って
課題設定や問題解決を考える。これはバックキャスティング
(Backcasting)といわれる方法です。

将来を予測する際に、持続可能な目標となる社会の姿を想定し、その姿から現在を振り返って今何をすればいいかを考えるやり方。

「バックキャスティング」とは、複数あり得る未来の中から、自分を含めてみんなにとって「こうありたい未来」「こうあるべき未来」を最初の段階で決めてしまい、それを実現するために今なすべきことを考え、分析し、具体的に実行することです。

ビジネスへの応用

「バックキャスティング」と「フォアキャスティング」の考え

変化の激しい現代では、「変化に柔軟に対応できるスキル」が求められます。特に、ビジネスをリードしている方は思考の枠を取り払う「バックキャスティング(Backcasting)思考」を身につけています。バックキャスティングは「未来思考」の一つです。特徴は、「未来」を起点として、そこから逆算して「現在」を考えること。

一方、「フォアキャスティング(Forecasting)」は「今」を起点とする思考です。現状のシーズを活かし、「カイゼン」を積み上げる特徴があります。バックキャスティングとフォアキャスティングは元々ビジネスシーンにおける思考法ですが、キャリア形成にも同様に有効です。

大まかな検討の流れは以下のとおりです。

1.制約条件を把握する
2.成功している未来(ビジョン)を描く
3.アクションプランを立案する

タイムマシン法とは

タイムマシン法は、未来の自分たちの姿を想像して、「どうなっていたいのか」を考え、未来に至るまでにいくつかのポイントを作り、そのポイントポイントで「どうなっていなければならないのか」を考えていく方法です。

タイムマシン法
未来から現在に戻ってくるつもりで。まず、N年後の自分たちの姿を想像して、そのときどうなっていたいか、どういう状態が望ましいかを出し合う。次に、それを実現するためにはN/2年後にどうなっていればよいかを、さらにN/4年後にはどうなっているべきかを出し合う。これをつなげて、明日からすぐ動けるアクションプランにまで落とし込む。ビジョンをつくりながら、そこへ至るロードマップまででき、しかもビジョン実現への責任感が強まる優れた方法。必ず将来を先に決めてから、現在に戻るところがミソ。おそらく、最初は気楽に語り合っていたのが、年限が近づくにつれ現実味を帯びてきて、チームの中に葛藤や抵抗が生まれるはず。そうなっても、できるだけ元のビジョンを修正せずに、決意を高める方向へ促す。

・N年後どうなっていたいか、どういう状態が望ましいか
・それを実現するためにはN/2年後にどうなっていればよいか
・さらにN/4年後にはどうなっているべきか
・アクションプランにまで落とし込む
・ビジョンをつくりながら、そこへ至るロードマップをつくる

動画解説

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