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ペイオフマトリクス ~優先すべきものは何か。要素を評価し、取捨選択。

ビジネスで使われるフレームワークで、要望や問題点を整理する際に使われている

更新日: 2016年11月17日

mamekotoさん

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ペイオフマトリクスとは

「ペイオフ・マトリクス」とは、ビジネスで使われるフレームワークで、要望や問題点を整理する際に使われている。具体的には、2×2のマスを作り、縦軸に「効果」横軸に「コスト(費用・手間)」をおいたマトリクスである。

「実効性(効果が大きいー小さい)」「実現性(実現できるー難しい)」という基準に照らし合わせて要素を評価し、取捨選択するためのツール。基準を変えて応用することもできる。

どんな時に活用するか

このマトリクスの軸は2つです。解決策の「実現性」と「効果」です。
実現性は、解決策実行の難易度と読み替えてもいいし、単純に「コスト」と考える方法もあります。効果は、期待できる成果の大きさや影響と考えてもいいでしょう。
このサンプルでは四象限のマトリクスになってますが、軸は「大/中/小」でも、「高/中/低」でも何でも構いません。整理しやい方法、マッピングのしやすさでそこの強弱はつければいいんじゃないかと思います。

「ペイオフマトリックス」は、多くのアイデアや選択肢からある基準を元に絞り込み、優先順位をつけたい時に役立つフレームワークです。

「なにから手を付けたらよいかわからない」といった状況に陥ることがあります。たとえば、ある会社が会議を開き、顧客満足度をあげるための方策を検討し、よい案を実行しようということになりました。出しをすることになりました。

経営者にとってはよろこばしいことに、会議では、営業、企画、開発、製造といった各部門の担当から、じつにさまざまな案が出されていきました。

しかし、出された案をすべて実行するには予算がかかりすぎてしまいます。この経営者は迷いはじめました。「いったい、なにから手を付けていけばよいのだろう」と。

このような優先順位づけをするときの手法として「ペイオフ・マトリクス」というものがあります。

ペイオフマトリクスで扱う項目

・ペイオフマトリクス

実現性(遂行が簡単、難しい)と収益性(収益が大きい、小さい)のマトリクスで分類する手法。
そのほか、投資(大きい、小さい)、効果(短期、長期)などいろいろなパターンで分類も可能です。

「ペイオフマトリクス」では、縦軸に「成果」、横軸に「難易度」をとり、マトリクス上に、複数の案をマッピングして、「成果=高」×「難易度=易」の象限にある案を優先的に検討する、という意思決定支援ツールです。

実際には、「成果」というのは、システム開発であれば、顧客に対するインパクト、顧客満足度への影響度、要望する顧客の数といった指標に変換して考えればいいでしょう。

また、「難易度」は実現するための工数、と読み替えて、1週以内にできるもの、1ヶ月以内にできるもの、それ以上かかるもの、とレベル1けすればいいのではないでしょうか?

こうすれば、顧客満足度が高く、すぐ完了できるタスク(図の左上の象限)に着手すればいいことが分かります。あとは、限られたリソースの範囲内で、どれをチョイスするのかはポリシー次第。

「やりやすさ × 実現したときの効果」で2軸のマトリクスを書くと良いです。そうすると4象限できますが、そこに自分のアイデアを分類し「やりやすい」かつ「実現したときの効果が高い」ものを議論します。これはペイオフマトリクスと言われている方法です。

縦軸を「効果」、横軸を「リソース(費用・手間)」に分けます。

 「効果」とは、その要望を実現した場合に得られる期待できる効果です。例えば、ある動作を行うために5ステップ必要だった機能を、1ステップでできるようにすれば、大きな効率カイゼンが得られるでしょう。顧客の90%が不満に思っている機能をカイゼンできれば、多くの人の満足度が向上するでしょう。このように、期待される効果が高いか、低いかを相対的に判断します。

 もう一方の「リソース」は、その要望を実現するために必要なコストや手間です。ソフトウエアでいえば開発工数ということになるでしょう。これが大きいか、小さくて済むかを相対的に判断します。

作成手順

ペイオフマトリックスは、新たな打ち手を策定する際、ブレーンストーミングなどで出されたたくさんの選択肢から有力な選択肢へと絞り込む手法で、アイデアの優先順位を短時間でつけることが狙いです。マトリックスの尺度に応じ、実行すべきタスクの優先順位を決定していく際に有効で、次のように進めます。

1.まず複数の解決策やアイデアをブレーンストーミング法などで挙げます
2.次に、「効果」と「費用」、「市場性」と「投資額」など、アイデアを評価するための尺度を決めます
3.討議しながら、マトリックス内に、1.で出されたアイデアを振り分けていきます

①マトリクスを作る

ペイオフマトリクスの手順1-マトリクスを作る
2軸で整理することで、アイデアの優劣を見える化して評価することができます。 この軸については、テーマや目的により「費用・リソースがかからない」、「市場規模が大きい」などの相関しない価値を含んだ基準で置き換える事が可能です。


②マトリクスにアイデアを配置する

ペイオフマトリクスの手順2-マトリクスにアイディアを配置する
バタフライテストをした後であれば、協議せずに一気に振り分けができます。基準の適合度や、バタフライテストでつけたカラーシールの数を基準に、貼り付ける位置を変えましょう。各マトリクス内でも、評価の高低によって位置を変えるのがポイントです。


③評価する

ペイオフマトリクスの手順3-評価する
「効果」と「実効性」の2軸で整理した場合は、実行しやすく、効果が高いものを一目で見てわかるようになります。

●あるテーマに対して議論し、複数の案を出す。
●案を評価するために基準を2つ設定する。ここでは「成果」と「難しさ」を設定している。
●全ての案をペイオフマトリクス上へ位置付ける。
 ・特に最初の案はどこに配置するか悩ましいが、とりあえずどこかへ配置する。
 ・2つめ以降の案はそれまでに配置した案との相対的な関係を考慮しながら配置する。
 ・あとから位置を動かしたくなることが多いため、ポストイットやマグネットなどを利用するとよい。
●全ての案を配置したら、(この場合は)右上のものから高い優先度を付けて4W1Hなどでアクションプランを作成し、実行する。

新たな打ち手を検討する際、ブレーンストーミングをしたのはいいが、数多くの選択肢から何を選んだらいいのか迷うことはないだろうか。ペイオフマトリックスはそんな時に役立つ意思決定支援ツールだ。縦軸に「成果」、横軸に「難易度」をとり、マトリクス上に、複数の案をマッピングして、「効果=高」×「難易度=易」の象限にある案を優先的に検討する。「ペイオフ(Payoff)」には様々な意味があるが、ここでは「効果」「結果」、「マトリックス(matrix)は「行列」の意味である。

やり方は次の通りだ。
1.複数の解決策やアイデアをブレーンストーミング法などで列挙する
2.ホワイトボードや紙などに縦軸、横軸をL字に書く
3.縦軸は「成果」「効果」など、横軸は「コスト」、「難易度」、「時間」など、判定基準になるものを決めて記入する。
4.討議しながら、マトリックス内に、1.で複数だされたアイデアを振り分けていく
5.整理された案の中から選び、実行可能で効果の高いものを選ぶ

ペイオフマトリックスの進め方をお伝えいたします。


 やり方・・・と言っても特別なことをするわけではありません。


 1、ホワイトボードや紙などに縦軸、横軸を記入(L字に書く)

  縦軸を「期待する成果、効果」などにする。
  横軸に「コスト」、「難易度」、「時間」など、判定基準になる
  ものを記入する。


 2、複数出てきた案を一つずつ取り上げ、軸に基づき、自分の
  意見を配置していく


 3、他の人と配置のズレをすり合わせていく


 4 、それぞれ整理された案の中から選び、実行する



 たったこれだけです。

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